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宇宙って不思議!となる動画記事集

堀江貴文イノベーション大学校(HIU)公認の宇宙ニュースブログSpaceNewsLabではこれまで数百以上の宇宙に関するニュースをお伝えしてきました。その中から今回は「宇宙って不思議!」となる動画を紹介した記事を厳選いたしました。

「光の速さ」を体験できるVR動画が面白い!

鹿児島県肝付町(きもつきちょう)が推進しているプロジェクト「バーチャルリアリティ(VR)を活用した宇宙美術館」の映像コンテンツで「光の速さ」を体感できるVR動画が話題になっていましたので紹介します!

こちらの動画は、人が歩く速さから始まり、どんどんと加速していき最後には「光の速さ」を体験できます。光の速さになった時、どのような光景が待ち受けているのでしょうか?

さて、鹿児島県の肝付町といえば当ブログでも以前に紹介しましたが、JAXAの内之浦宇宙空間観測所がある場所です。肝付町では、『宇宙に一番近い町、肝付~最新技術(VR)で宇宙を感じるプロジェクト~』として、VRを利用した地方創生の取組みを進めており、その成果の一つがこの「肝付町VR宇宙ミュージアム」なのです。

今回紹介した光の速さを体験できる動画以外にも、肝付町VR宇宙ミュージアムには、宇宙遊泳をVRで体験できるVR動画などが用意されているので、是非ご覧になってくださいね。

参考
鹿児島県肝付町 | YouTube

宇宙に一番近い町~最新技術(VR)で宇宙を感じるプロジェクト始動~

宇宙に一番近い町、鹿児島県肝付町 – 世界初のVRスペースミュージアムプロジェクト

光の「遅さ」を伝えるアニメーションがわかりやすい!

みなさんは光の速度は「速い」と考えていると思いますが、NASAの惑星科学者のJames O’Donoghue(ジェームズ・オドノヒュー)氏が作成した、光の「速さ」と「遅さ」を伝える動画がわかりやすかったので紹介します。

地球を回る光

地球から月へ伝わる光

地球から火星へ伝わる光

太陽から地球へ伝わる光

 私も光の速度は「速い」と思っていましたが、宇宙スケールで見ると、こんなにもゆっくりと伝わっているんですね。ちなみにこの動画を作成したジェームズ・オドノヒュー氏は、以前当ブログで紹介した「太陽系の惑星の自転比較動画」を作成した人でもあります。この方がまた新しい宇宙をわかりやすく伝える動画を作ってくれることに期待しています。

太陽系の惑星の自転比較動画が素晴らしい!

現在JAXA所属の惑星科学者のJames O’Donoghue(ジェームズ・オドノヒュー)氏が作成した太陽系の惑星の自転を比較した動画が素晴らしかったので紹介します。
こちらの動画は2019年5月20日にAstronomy Picture of the Day(APOD)というサイトに掲載されたものです。

動画には8つの自転する惑星が表示されていますが、上段の左から、水星、金星、地球、火星、下段の左から、木星、土星、天王星、海王星となっています。

惑星の名前は知っていても、地軸の傾きや自転の速さなどは数字を眺めていてもイメージがつかめませんが、この動画のように比較して表示してもらえるとわかりやすいですね。

この8つの惑星の中では私は地軸がほぼ真横になっている天王星の回転が気になりました。皆さんはどの惑星の自転が気になりましたか?

参考

自転する太陽系8惑星を比較した動画が面白い!横倒しや逆回転も

宇宙ではちみつの蓋を開けた動画が興味深い!

あのトロっとしたはちみつが宇宙ではどうなるか、あなたは想像できますか?

2019年5月19日、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の、カナダの宇宙飛行士、David Saint-Jacques(ダヴィッド・サンジャック)さんがはちみつの入れ物の蓋を開ける動画をBBCが公開しました。

下の動画がその動画なんですが、動画を再生する前に、はちみつがどうなるか想像してみてください。おそらく、あなたの想像とは別の姿のはちみつがみられますよ。

無重力の世界では、身近なものでも地上の重力がある世界とは異なる姿を見せてくれるので、一度は体験したいと思ってしまいますね!

参考

無重力で蜂蜜の瓶を開けると……宇宙飛行士が披露 – BBCニュース

アルマゲドンは間違っていた?小惑星衝突シミュレーション動画が驚き!

アルマゲドンのように小惑星を破壊するのは、考えられていたよりも難しいかもしれません。
ジョンズホプキンス大学で博士号を取得したチャールズ・エル・ミール博士の研究によると、小惑星の衝突をシミュレーションした結果、衝突後の小惑星の破片がそれぞれの重力によって集まり再生するということがわかりました。
そのシミュレーション結果の動画はこちらになります。

2000年頃の研究では、小惑星は衝突の衝撃によって、完全にバラバラになるとのシミュレーション結果が発表されていました。今回発表された研究は、衝突後の小惑星から生じた破片それぞれの重力の影響を考慮した結果、以前とは異なる結果が得られたとのこと。

チャールズ・エル・ミール博士はこちらの記事で、現在地球に向かってくる小惑星を壊さずに別の方向へ向かわせるには、どれだけの力が必要なのかについて研究中だと述べています。
https://earthsky.org/…/study-asteroid-break-up-hard-to-do

新しい事実がわかって過去の研究が否定されるのは、今までの歴史で何度もあったことですが、いつか訪れるであろう地球と小惑星の衝突の前に、この研究結果がわかって良かったと思いましょう。小惑星を破壊したと思ったら、再び集まって結局ぶつかってしまいましたでは、人類が滅亡してしまいますからね。

参考

『アルマゲドン』の前提が崩壊? 「小惑星は破壊しても再生する」衝撃の研究結果 | AbemaTIMES

A new hybrid framework for simulating hypervelocity asteroid impacts and gravitational reaccumulation – ScienceDirect

Charles El Mir

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