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教えて!メタルの極み!

マーヴェリックDC公式チャンネル「いじくりROCKS!」の会員向け配信番組を記事化しました。
タイトル:教えて!メタルの極み!
出演:逹瑯(MUCC)
団長(NoGoD)
ゲスト:冠徹弥(THE 冠)
2022年6月21日生配信より

(団長)本日のゲストはこの方です!

(冠)みなさんこんばんは!THE 冠 冠徹弥〜〜〜
ちょっと逹ちゃん、メタル疲れすんなってw

(逹瑯)メタルを笑の域まで昇華した先輩ですね

(冠)やめろ!「笑い」の部分もありますけどね

(団長)MUCCは「新世界」というNEWアルバムを出して新しい世界へ飛び出しているわけですが、逹瑯さんには鉄分(メタル)が足りてないと思う訳ですよ。番組のトピックスでメタルを取り上げても「はい、そうですか」的な感じで。

(冠)でも、逹ちゃんの車に乗ったときメタルかかってたよ ブラインド・ガーディアン(BLIND GUARDIAN)をかけて聴いていた。

(団長)MUCCのルーツにはメタルもありますからね。

(逹瑯)そう、嫌いじゃないのよ。

(冠)メタルはかっこいいのよ。自分がこんな格好してやっているから生粋いのメタルファンからは「お前がメタルを語るな」って言うけどね。
もう30年以上やっているから許してくれよ!ベテランメタラーさんよ〜

(団長)元々マーヴェリックD.C.といえばメタルを扱う会社ですし、あの44マグナムから始まったというのは今までも散々申し上げてきましたよね。

(団長)しかし今の世の中にはメタルが足りていないのではないかと言うことで、冠さんをお招きして、逹瑯さん、視聴者の方へメタルのかっこよさを知ってもらうための企画が今回の「教えて!メタルの極み!」と言うわけです。

(逹瑯)ところでそのメタルって誰から始まったの?

(冠)・・・・

(団長)・・・・

(逹瑯)知らんのかい!

(冠)これは諸説ありましてブラック・サバス(BLACK SABBATH)、オジー・オズボーンがボーカルをやっていたバンドですが、ブラック・サバスこそがヘヴィーメタル発祥だと言われたりとか。

(団長)ブラック・サバスはあくまでハードロックであり、今のメタルの礎を築いたのはヨーロッパの他のバンドじゃないか、とか。またはアイアン・メイデン(Iron Maiden)とか。

(冠)NWOBHM(ニュー・ウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィメタル)とかね。

1970年代後半のイギリスで勃発した音楽ムーブメント。"N.W.O.B.H.M."と表記されることもある。アイアン・メイデン、デフ・レパードらが、NWOBHMの代表的なバンドとされている。

そこも紹介したい!

(団長)では冠さん、まず紹介したい1組目のアーティストは?

(冠)ヘヴィメタルを代表するアーティストと言えば、
ジューダス・プリースト(Judas Priest)
流石に聞いたことあるやろ?

(逹瑯)まあ、確かに。BASTARD!! -暗黒の破壊神-(漫画)の中でも呪文で出ていました。確か強い魔法だった。

(団長)ボーカルのロブ・ハルフォードはメタルゴッドと呼ばれています。

(冠)私のハイトーン・シャウトはこのロブ・ハルフォードに憧れて、この人みたいな歌い方をしたいと言うことで始めたと言うくらい影響を受けました。

是非ライヴ映像で見てもらいたいものをセレクトしてきました。これぞヘヴィメタルと言う曲でもありますのでこちらをご覧ください。

(逹瑯)他のメンバーは映っていて、ボーカルの歌は聞こえてくるけど映ってないなと思ったら、後ろからさりげなく出てきたwwwしかもすごいルックスの人がw

(冠)この曲はプロレス入場するにはもってこいの曲なんです。
アジャ・コングさんの入場でも使っていました。

ジューダスのライヴは是非見に行ってもらいたいですね。
ちなみに最近のロブ・ハルフォードの映像を見ると、「Breaking the Law 」って曲があるんですが、もう一つも歌わないです。


(団長)ジューダスがわかると、より冠さんもより深く知れるんです。
冠さんの至る所にジューダス愛が散りばめられています。
鋲(びょう)も然り、ティアドロップのサングラスも然り。

(冠)あとライヴでたまにつけている、股間につけてる光るバイクは
「Hell bent for Leather」と言う曲ででロブがバイクに乗って登場するのがあるんですが、それをやりたくてつけています。

ペインキラーと言う代表曲があるんですが、
俺なりのペインキラー」って曲も作りましたし。

(団長)そういえば冠さんはノットフェスの会場でコンテストみたいな審査員をやっていましたよね?

ノットフェス(KNOTFEST)
アメリカのヘヴィメタルバンド、スリップノット主催によるロック・フェスティバル

(冠)そう、デス・ボイスコンテストの審査をしていて、そしたら「冠さんも1曲」って言われたから「ペインキラー」を歌ったね。

(団長)俺はそれを見て泣いていました。冠さんのペインキラーだ!って。

(冠)ぜひ、みなさんもジューダス・プリースト聞いてみてください。今も現役バリバリですから!

続きましては、自分の中でのロブ・ハルフォードと2大巨頭とも言えます。
僕はロブ・ハルフォードとこのバンドのヴォーカルを足して2で割ったようなヴォーカルになりたくて・・・

(逹瑯)
それでこの格好なの?

(冠)前のバンドはSo What?というバンドをやっていて、それはまさにそんな感じのバンドだった。

So What?
1991年「So What?」を結成。1995年に1stアルバム「So What?」で、ビクターエンタテインメントよりメジャーデビュー。2003年4月に解散。

それはさておき、紹介したいのは
パンテラ(Pantera)
です!

ダイムバック・ダレルとヴィニー・ポールの2人の兄弟を中心に結成しました。
今は2人とも亡くなってしまったのでパンテラが再結成することもないと思われます。

(団長)このバンドはヘヴィメタルの何かを塗り替えたと言う印象があります。

(冠)今までの王道メタルといえばハイトーン・ボーカル、ギターソロもツインリードで、メロディもきちっとサビメロがあると言うようなものでしたが、パンテラはそう言うものが無く、よりハードコアぽくなって。

(団長)そうですね、パンテラはそれまでのハイトーン・ボイスというより、ストロングな叫びのボーカルスタイルですね。

(冠)逹ちゃん、この映像は絶対見て。
俺はこの人みたいになりたくて。

(団長)パンテラがスラッシュメタルの勢いを終わらせた感もありますよね?

(冠)そうね、ある意味パンテラの出現で時代が変わったようなきがする。

(団長)速弾きがいい、2バスがいい、と言うところじゃなくて、グルーヴメタルと言うジャンルを作ってしまったところがすごいです。

(冠)あと、ヘヴィメタルサウンドの改革もしたやん?
いわゆるドラムサウンドが“ディッキディキ”のバスドラム音。
ギターの“ドンシャリ”と呼ばれるもの。
今までの音と明らかに違う音を作った。
そのサウンドは今のバンドたちにも継承され、いまだにパンテラのような音を叩くバンドも多い。
そしてこのパンテラの出現により、コーン(Korn)やリンプ・ビズキット(Limp Bizkit)
などにつながっていくという。

(団長)ヘヴィメタルをラウドに変えた先駆者ですよね。
チューニングもよりヘヴィーにするために少し下げた音のようです。それも微妙な調整をメンバー内でやっているようで、普通にコピーしようにも真似できないような。

(逹瑯)パフォーマンスもカッコいい。今っぽいしカッコいい

(冠)見てもらってる曲の映像でも30年前のライヴ映像で、
91年のモスクワのライブ映像ですよ。
元々、坊主頭に仕出したのはこのパンテラのボーカル フィル・アンセルモに憧れて、ずっと坊主頭でいいやって思った。

(逹瑯)なんか勘違いしていた。
冠さんはビックバン・ベイダーとラオウに憧れてそうなっていたのかと思っていた。

(冠)確かに衣装はそうやけどな上ばベイダーとラオウ、下はスタンハンセン。
でもこういうボーカルになりたくてやっている。
パンテラはメンバーの兄弟2人が亡くなってしまいましたが、今残ったメンバーでダウン(Down)というバンドで活動していまして。

ヨーロッパでヘルフェス(フランスのメタルフェスHELLFEST(ヘルフェスト)というのがあって日本からはマキシマム ザ ホルモンとかも出てた。
そしたら花団のカズからダウンの映像が送られてきて。
「これを送ったら冠さんが喜ぶから送って」って亮くん(マキシマム ザ ホルモン)からと。
そしたらすごく太りすぎてて、「誰これ?」って言ってもうて。
そしたらtwitterで冠はメタルモグリだ って言われてた。

(団長)冠さんのフィル・アンセルモを聴きたければ
「糞野郎」を聞いてください。

(冠)そうね「ピア〜」っていうのはロブで、「ヴォー」って言っているのはフィルなんです。

(団長)世界中のメタルを1人で網羅している方なんです。

(冠)もう1人紹介できます?最後は先ほど名前が上がったオジー・オズボーンです。
いわゆるメタルの帝王と呼ばれている男です。

1970年ブラック・サバスのヴォーカルとしてアルバム『黒い安息日』でデビュー。ヘヴィ・メタルの始祖的バンドのフロントマンとしてシーンの第一線で活躍するも’78年暮れにブラック・サバスを脱退。これまでブラック・サバスで9枚、ソロとして11枚のオリジナル・アルバムを発表している。

(逹瑯)蝙蝠を食べる人ね?

(冠)そういう逸話がある。パフォーマンスで鳩(レプリカ)を食いちぎったら、客席から蝙蝠がステージに投げ込まれて。
それもどうせ偽物かと思ってオジーが噛んだら、本物の蝙蝠で。
お客さんはそれで大盛り上がりだけど、ライヴが終わったあと「あれ本物だったやんけ」って「蝙蝠ってめっちゃ病気になるって聞くけど俺大丈夫け?」って速攻病院に行ったらしい。www

(逹瑯)
オジー・オズボーンはハードロック・ヘヴィメタルのアーティストの一面以外にもバラエティー番組に出演したりしてたよね?家族ででてたり。

(団長)オジー・オズボーンはイギリスでブラック・サバスとして当時ハードロックの四天王と呼ばれるレッド・ツェッペリンなどと一緒にロック界の礎を築き、その後アメリカに渡ってソロとしてもメタルで成功しているという偉人です。

(冠)オジーの何がいいって、逸話がたくさんあるんです。
やっぱりヘヴィメタルって逸話じゃないですか、伝説。

先ほどの蝙蝠の一件もそうですけど、オジーがアメリカのとある世界遺産に立ちしょんをしたらしいです。

(逹瑯)www

(冠)そしたら、その立ちションした場所から文字が浮かび上がって・・・
666
という文字が浮かび上がったって。

(逹瑯)嘘だ〜!ほんまけ?

(冠)ほんまやねん!オジーが立ちションしたら666の文字が浮かび上がる!
ただ、世界遺産に立ちションしたのがバレたからこの街に入ってくるなって、しばらく出禁になったという話。

(団長)逸話が多いオジーですが、いい話としては新人発掘能力が高いという話もありますよ。
オジーがソロ活動で使ったギターリストは売れるというジンクスがあるほどです。

(逹瑯)優介(摩天楼オペラ)も使ってもらおうよ

(冠)オジーは美形の男子好きやから、オジーが若かったら優介くん使ってる可能性あったと思うよ。オジーバンドの初代ギターリストにランディー・ローズという方がいて、その方は飛行機事故で亡くなってしまったけどスーパーギターリストの1人です。

その後、ジェイク・E・リーというギターリストが加入するんです。
その間にブラッドギルス(ナイトレンジャー)などもいるんですけど。
ジェイク・E・リーというのは日系の血も入った男前、

そしてザック・ワイルド(Zakk Wylde)は知っているでしょう?

ザック・ワイルド(Zakk Wylde)
オジー・オズボーンのバンドのギタリストとしては、最も長く活動していた人物
1988年発売の「ノー・レスト・フォー・ザ・ウィケッド」以降、オジーの5枚のスタジオ・アルバムに参加

そういったギターヒーロー達を生むのです。
そしてオジーはメタルを守るためにフェスをずっとやっているんです。

オズフェスト(Ozzfest)
1996年にオジー・オズボーンと彼の妻でありマネージャーのシャロン・オズボーンによって創設された。例年10から20ほどのヘヴィ・メタルやハードロックのバンドがアメリカ各地を周りライヴを行う。
日本では2013年5月11日・12日に幕張メッセで初開催され、2015年11月21日・22日にも同会場にて開催。

(冠)あれ?オズフェスにMUCC出てたよね?

(逹瑯)あ、出てた、出てた。

(冠)おい!ちょっと待て〜!お前、オズフェス出てるやんけ!
オジーに呼ばれてるやん!俺はオズフェスには出ておらず、ノットフェスに呼ばれた。

(逹瑯)俺、メタル好きなんで(オズフェス)また呼んでください!

(冠)オジーのことはもっと語りたい。
オジーは「ふなっしー」とも仲良しなんやで。

(逹瑯)どっちも“ゆるキャラ”ってこと?

(冠)オジーは今病気で大変だったけど、先日妻のシャロン・オズボーンがtwitterで人生一代の大手術が無事成功したと報じていました。
あ〜もっとオジーの音楽についても語り足りない。
オジーは音楽が最先端なんです。
古き良きも音楽もありつつ、HIPHOPとのコラボもやっていたりするので、今の若い人が聞いてもカッコいいってなるはずなんです。

(団長)時間がそろそろやばいらいしいです。

(冠)もっとメタルの話したい!オジーもそうだし、アイアン・メイデンとか色々語りたい。

(団長)ではその続きは「教えて!メタルの極みVol.2」にてお願いします!

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(配信期間〜7月21日まで)


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