児童館に行くと、同じ月齢でも小柄な子、大柄な子、動きまわる子、じっとしてる子と個人差が大きい。特に男の子と女の子だとびっくりするくらい触った感触や大きさが違う。
女の子はふわっとしていて、洋服も可愛い。
たまに、生んだのが女の子だったらどんなだったかなと妄想する。私は子供の頃から気がきかず服や化粧も面倒で、趣味も男のオタクみたいだと親に言われていた。女をやるのにとても不器用だったので、娘に女性としての心構えを教えるのに苦労しそうだ。

ふと嫌なことを思い出した。整理のためにも昇華するためにも嫌なことを書く。半分呪いがこもっているかもしれないので読むのはオススメしない。

私は10代〜20代、精神的に幼く自分を女だとなかなか自覚できず、それなのに？だからか？性犯罪などに巻き込まれやすかった。なんで、どうしてととまどっているうちにいつのまにやら警戒心の強い捻くれたババアになって巻き込まれなくなったが、昔はひどい目によくあっていた。ちなみに服の露出は低い、イモい、弱そうに見えて柔道黒帯。

初めての東京、受験日の朝、痴漢にあってしまって泣きながら面接を受け、筆記では合格確実だと言われていたのに落ちたこと。知らない男に初めて行く蕎麦屋で真昼間なのに覚せい剤をもられたこと。学校を早退した日広い田んぼの中の一本道を車で追い回され、最終的には引きずり込まれたこと。バンドメンバーに騙され初体験がレイプだったこと。ストーカー被害。コンビニ前で走ってきた男に胸を鷲掴みされてあざができたこと。バスを待っていたら後ろから首を絞められたこと。それら全て、自分が悪いのではないかと自分を責め続けていたこと。警察は大して頼りにならないこと。黒帯持ってたって普通の男に力ではかなわないこと。実際恐怖で動けなくなること。

それ以外にもあるが、突発的すぎていまだにどう防げばよかったのかわからないことが多すぎる。大して美人でもない自分が若いってだけ、女ってだけでこんな目に会うなんて、娘を持つのは怖すぎる、息子でよかった…

いや、息子は息子で加害者にもなり得るわけで、だって世の中にはあんなにたくさんひどいことをする人がいる。彼らはどういう育て方をされて、人を襲ったり性的嫌がらせをするようになってしまったんだろう。そう育てようとしたわけではないのにそうなってしまうんだろうか。怖い、怖すぎる。

そんな事を考えながら児童館で他のお母さんたちと子の成長など雑談をしていて、私はいま平和だなーと思うのでした。