スペイン生活　176日目

私が海外に住むようになってから身につけた能力の一つに厚かましさがあると思う。
厚かましいと言うか、自己主張することの大切さと言うか。

”察する”と言うのはやはり日本特有のものだと思うし、正直日本にいても、いや、言ってくれないとわからないよと思うことは多々ある。
海外においてはなおさらなので、嫌なら嫌だと言わなきゃいけないし、逆にすごい良いな！とか好きだな！と思ったら、みんな素直に褒める。
道を歩いてる人に声掛けられて、あなたのワンピースステキね！とかあなたのバッグかわいいから写真撮らせてもらっても良い？とか、日本ではめったにないと思う。

先日プラハにいる時もトイレに行ったら、斜め向かいの席に座ってたおばちゃんが洗面台で何かしてるなーと思ったら、どうやらごはんのソースが飛んでしまったらしく、くるっと振り返って私に向かって、見てこれ！やらかしちゃった！！！How did I do that！？って言いだす。笑　これおろしたばかりの新品なのに！と言う白のカットソーには確かにソースが飛び散った後が。
つられて私も、あー、わかるよ。いつもやらないのに、なぜか白い服着てる時に限って汚すよねって。

日本で知らない人に声かけると比較的、変な人扱いされるけど、海外住んでると知らない人が話しかけてくることが多々ある。
今日も住んでるピソのエントランスにたまたまいた人が話しかけてきたし、同じピソの知らない人もすれ違うだけで挨拶する。
日本では同じマンションの人と挨拶する事って一人暮らしだとなかなかない。

ちなみに転職活動を始めたところだったけれど、先週二次面接を受けて、オファーを受け取ったのは良いが、条件面でちょっと厚かましいかもとは思ったけれど、交渉をしていた。
その結果が今日出て、もちろんフル回答は難しいけれど、お互いに納得できる形で条件の折り合いがついた。
ってことで、私の就職活動が終了。
5月下旬には日本で働き始めることになりそう。
何でも言ってみるものである。
むしろメール一本で給料が変わるのだから、やって損なことはないと思う。
転職するみなさんにはこれまでの経験や実績などを前面に押し出したうえで、交渉をすすめる。
入ってからでは遅いし、毎年の昇給を狙うより最初に交渉した方が良い。
ただ、きちんとした理由もないのに、（私の場合は私の誤解のせいもあるのだけど）むやみに交渉するとオファー失いかねないのでご注意。

って事で、やらなきゃいけない事がたくさんある。。。
-日本帰国の国際線航空券の手配
-実家まで帰らないといけないので、日本国内線の手配
-帰国に必要なPCR検査の手配
-3回接種してると自宅隔離期間がなくなるらしいので、3回目のワクチン接種予約
-最後の旅行はどこへ行くか

日本帰国に際して、どうやら日本到着後24時間以内なら公共交通機関使って良いらしいので、福岡着ではなく、便数が多い東京着で探すと、羽田着はトルコ航空が一番安い。
何かわからないけどちょっと心配だわと思って他を探すと、エールフランスも飛んでるけど、トルコ航空より200€近く高い…
成田着だとカタールが安いけど、なんとトルコ航空、荷物が23キロｘ2個までいけるらしい。
他は23キロか25キロが1個までなので、めっちゃありがたい。
最終的にはトルコ航空のイスタンブール経由羽田着で帰ることになりそうである。
日本の国内線はマイルで既に手配済み。

旅行に関して言うと、プラハから帰ってきたばかりだけど、再来週はもうマヨルカ島へ行くことになっているし、4月上旬はウィーンに行くことにした。
セマーナサンタをどこで過ごすかが悩ましい。
イタリアへ行くか、スコットランドへ行くか、それとも最後にスペイン国内を旅行するか。
祝日でフライト代も高いので、お財布と相談だな。

今日のトップ写真はプラハで行ったケーキ屋さんの写真。
ケーキ美味しかったな♪