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#8 1986年&87年の憂鬱2

小田急線の梅ヶ丘駅から歩いて3分のところにブラジリアン柔術ジム SPARCREW を開設した大川です。

当時は洋楽だけではなく邦楽ライブにも色々と行っていて、それこそメジャー系をスタジアムで、コアで良質なバンドを都内の新宿ロフトや神楽坂エクスプロージョン、目黒鹿鳴館などで、と振り幅も凄かったです。

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地元に29Barという俳優の白竜さんが経営するライブハウスが1986年頃にいきなり出現して、ブルーハーツやらバービーボーイズやら憂歌団やら故内田裕也さんやら、とにかく結構な面子のライブが頻繁に行われるようになりました。
1986年7月、高1の夏休みに関西から1枚目のアルバムを出したDead EndがX(後のX JAPAN)とのカップリングライブで29Barに来ました。お目当は完全にDead Endだったのですが、まあ前座のXも取り敢えず観ようかという感じでした。10数人くらいのスカスカの観客の中、一緒に行った5人程で一番前で騒いでいたら、金髪ローディーがいきなり消化器を撒き散らして入ってきて大混乱になりました。後ろにテーブル席があるので逃げ戻ると友達の一人が後から鼻を手で抑えてヤラレた〜と。どさくさの中でローディーに膝蹴りを喰らって鼻血を出しています。ザワザワしていたら、演奏が終わった楽屋から一人の長髪が大丈夫か?ごめんな、と言って非売品ステッカーを数枚持って友達に謝りに来ました。素顔のボーカルのToshIでした(当時ライブ時は白塗りメイクしてたはずです) ウチらも単純なのでワザワザ一人で謝りにきてくれた彼が一瞬で良い人認定になったのを覚えています。昔から間違いなく気遣いの出来る方だったんでしょうね。

続く

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ブラジリアン柔術ジム SPARCREW スパークルー
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