「し・に・た・い」が来た日~ガリガリ君と水着とバースデイソング~


先日投稿した「春よ、来るなと。」に漠然と死にたくなった時に書いた
ライフハックを載せましたが、今回はその時の話です。
おかげさまで現在は無事過ごせているので、笑って読んでください。
重い、、、と感じた方は適当に読み流してくださいませ。


自宅療養生活を始めて40日が過ぎた。
とりあえず朝のゴミ出しはできるようになった。
何かの説明など難しい話を聞くと固まったりするが、食欲も出てきた。
100均で買ってきた切り絵などもできるようになった。

少し足を延ばして、電車でひと駅のショッピングモールに行ってみた。
広い店内をブラブラと好きなショップを覗いたりクレープを食べたり、
こんなふうに外出を楽しんだのは久しぶりだった。
外出して疲れているはずなのに、不思議と夜は眠れなかった。



43日目。週に一度の通院日。
「今週は調子がいいです!外出も楽しい」
「調子にのるなよ、体調良くても遠出やリハビリ的は外出はまだ早いから」

そうか、、、もう少しイケそうなんだけどな。寄り道しながらそう思う。


44日目。
主治医の予想通り調子がよくない。
近所のスーパーに行くがしんどい。買うものを選べずに売り場で徘徊する。



なんだ?漠然と死にたい。
生きてることにありがたみを感じない。

それなら誰かと代わった方がよいと思う。
でも、痛いのとかつらいのは嫌だな。勝手だけど。


寝ている時以外ひたすら死にたい。
頭の中が「し・に・た・い」でいっぱいになって他に何も浮かばない。
仕方ないのでひたすら寝る。意地でも寝る。寝るしかない。


それは翌日以降も続いた。
何をしていても、外に出ても、寝ている時以外はひたすら死にたい。
不慮に亡くなった人と代われるならいいのだが、代われる保証ないし。
その人がいなくなったらみんなが困るような人と代われるといいんだけど。
私の場合、困るのは愛犬くらいだな。


初夏の深夜は寝苦しくて、目覚めてしまった時はガリガリ君を食べた。
氷の粒をかじるガリガリという音は頭の中に響き、少しは気が紛れた。



現実を忘れてしまおうと、あり得ない妄想に入り込んだりもした。
「もしAKB48だったらどんな水着を着るか」を本気で考えていた。
当時、砂浜を水着で踊るミュージックビデオがよく流れていたのだ。
水着を着る自分は、当然19歳の設定だ、、、もちろん本気だ。



配偶者に貴重品の置き場所を伝えておこうかと思ったが、さすがにやめた。
急にそんなこと言い出したら怪しまれるに違いない。面倒なことになる。
もちろん死にたいなんて絶対言わない!理由を聞かれても困るし。
言われた方だって困るに決まってる。とりあえず気を散らすしかない。



こうして一週間をなんとか過ごし受診日を迎えた。

「一週間何してた?」
「へへへ・・・・やさぐれてました」
「具体的にさ」
「漠然と死にたい。未来ある人と代われればいいのに、と思ってました」「最初に言ったよね。うつをなめるな甘くみるな、って。意味わかった?」

初診で言われてた。
「こころの風邪なんかじゃないから。自然治癒しないからな。場合によっては命を落とす可能性だってあるんだから」
その時は他人事と聞き流していた、というよりも聞く余裕がなかった。
自分にその日が来るとは。
こんな郵便受けにチラシが入ったみたいに、ぱさっと。


その日から薬が増えた。主治医に話したことで少しは落ち着いたが、
「し・に・た・い」が消えたわけではなかった。
なんとなくいつもずっと側にいる感じだった。



最後に、この時期聴いてよかった歌を紹介します。
ミュージシャン星野源が、友人であるお笑い芸人バナナマン日村のために
毎年バースデイソングを作り歌っているのですが、これがすっかりツボに
入り、爆笑してしまいました。

https://youtu.be/8HCML1adCl8



この後もまあいろいろありますが、、、

私にはいつも、なにかしらの切り替えスイッチがありました。
こうして振り返るといろんなものに助けられてきたんだなあ、
改めてそう思います。



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Have a nice day!
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春霞もやみ

うつ病とつきあってるアラフィフ女。 社畜生活から休職→退職→無職を経てパート清掃員として社会復帰を果たす。 2019年4月から乳がんともつきあいはじめる。 好きな食べ物はアイス。最近のマイブームは編み物ときどきAV鑑賞。
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