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【相澤莉多】誌面連動グラビア&インタビュー【Sparkle Up-and-Comer】

編集部が気になる新人俳優をピックアップする「Sparkle Up-and-Comer」。誌面と連動で多角的にその魅力に迫っていく新企画がスタート!
現在、演劇の毛利さん -The Entertainment Theater Vol.1 「天使は桜に舞い降りて」 に出演中の相澤莉多にインタビュー。誌面に掲載しきれなかった彼の素顔を、たっぷりお届けする。

あいざわ・りた
1998年3月28日生まれ、埼玉県出身。主な出演作に、舞台「炎炎ノ消防隊」、舞台「東京リベンジャーズ」(三ツ谷 隆役)など。現在、演劇の毛利さん -The Entertainment Theater Vol.1「天使は桜に舞い降りて」(源 義経役)に出演中。2022年3月18日より、舞台「東京リベンジャーズ ―血のハロウィン編―」(三ツ谷 隆役)への出演を控える。
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【interview】

撮影中、「着物を着るのは、美容学校での着付けの授業以来」というお話をされていましたが、以前は美容師を目指されていたのですか?

相澤:元々、高校を卒業したタイミングでスタントマンとしてアクションをやりたいなと思っていました。その道に行くために、手に職をつけようと思って美容師の資格を取ったんです。その後、スタントマンの事務所に入って色々お仕事させていただいて、今……という感じですね。

それこそ、舞台「東京リベンジャーズ」(2021年)で初めて相澤さんのお芝居を拝見したのですが、喧嘩のシーンでのレベルの高さにただただ驚かされました。

相澤:ありがとうございます……! 

ずっと格闘技をやられていらっしゃるんですよね。

相澤:はい。今も続けています。ただ、舞台でのアクションは相手に当てない距離感を掴むのが難しかったです。格闘技だったら相手に分からないようにパンチを打つモーションをとるんですけど、舞台でそれをやってしまうと怪我しちゃうので……。最初はちょっと戸惑いましたね。

三ツ谷 隆役の役作りは、彼との共通点を深めるところから始まったそうですね。

相澤:妹の面倒を見ていて子ども好きな三ツ谷との共通点として、僕自身も子どもが好きで、ずっと子ども関係のお仕事をしていて。体操教室や学童保育のアルバイトを通して、よく子どもたちと遊んだりしていました。
ただ、三ツ谷は裁縫とかも得意なんですけど、僕はすごく不器用で……。なので裁縫は結構練習して、少しでも彼に近づけるようにしていきました。出演が決まってから稽古までの期間が少しあったので、いつもよりバイトを多めに入れて子どもたちと触れ合う機会を増やしたりもしましたね。
あとは稽古中に裁縫を教えてもらいつつ、もちろん台本もめっちゃ読み込んで。三ツ谷って勘のいいキャラクターなんですよ。なんか、周りで何かが起きた時に、三ツ谷だけ俯瞰で見てるみたいな感じがあって。常に周りを見てるんだろうなって思ったからこそ、役作りの時には僕自身も周りをしっかり見るようにしましたね。

体操教室と学童保育のアルバイト、本当にお子さんが好きなんですね。

相澤:あと保育園にも行っていたことがあります。僕が学童保育でいつも遊んでた子たちは小学校1年生から3年生がメインだったんですけど、保育園児とも接してみたいなと思って。これはバイトじゃないんですけど、夏休み期間にボランティアみたいな感じで行ったことがあります。

昔から子どもたちと触れ合うのが好きだったんですか?

相澤:昔から、家の近所に子どもが多かったんです。高校生の時に近所の子たちと「一緒に遊ぼう」みたいな感じで遊んだのがすごく楽しくて。そういう経験から学童保育や体操教室とかで、自分の好きなことを教えながら子どもたちにも一緒に楽しんでもらえたらいいなと思ってアルバイトを始めたんです。

時間はなかなかとれないとは思いますが、今後も子どもたちとの時間は確保したいと考えていますか?

相澤:そう思っています。だから、本当はバイトも辞めようと思ったんですけど、とりあえず籍だけ置かせていただいています。時間を見つけて、子どもたちと触れ合いたいなと思っています。


発売中の本誌『Sparkle vol.47』では事務所の先輩である松田 凌さん、川隅美慎さんとの交流についてお伺いしましたが、半間修二役の菊池修司さんともかなり交流を深められていらっしゃいましたね。

相澤:めちゃくちゃ仲良くさせていただきました。出演前は、舞台終わってしばらく経ったら皆さんとの交流が少なくなってしまうイメージだったんですけど、全くそんなことは無くて。修司くんも忙しい中何度も会ってくださったり、(千堂 敦役の)中尾暢樹くんにもお洋服を頂いたりお家に呼んでもらったり、先輩方にはすごくお世話になってます。作品を通して皆さんに出会えて本当に良かったなと思います。

舞台続きでお忙しいと思いますが、相澤さんのオフでの息抜き方法は?

相澤:子どもたちと触れ合うこともそうですし、それこそ修司さんにとても可愛がっていただいているので、家に行って遊んだりパンケーキを食べに行ったりとかしたのは、いい息抜きになりました! 修司さんパンケーキがすごく好きで、たくさん美味しいところを知っているんです。いろんなところに連れて行ってもらいましたね。そうやって先輩に遊びに連れて行ってもらったり、地元の友達とかと遊んだりできたらいい息抜きになるなと思います。

相澤さんが俳優活動をしていく上で支えてくれる存在は?

相澤:一緒に住んでいる、母親とおばあちゃんですね。たくさんお世話になってきたので、これから少しずつ恩返ししていきたいです。メディアのお仕事をたくさんしていって、少しでも自慢の孫だと思っていてもらえるように、頑張っていきたいです。支えてもらった分、今度は自分が支えていかなきゃと思っています。それが今の自分の活力になってるので。

日頃から応援してくださるファンの方々の言葉を、相澤さんはどんな風に受け取っていますか? 

相澤:それを話し出したら1時間くらいかかっちゃうんですけど……(笑)。応援してくださる方々については……今までそういう存在がいなかった状態で、舞台に出たことで初めて僕を知ってくださった方がいて、応援してくださる方が出来て。
なんかもう……ファンレターを頂いた時とか、ありがたくてありがたくて。もうずーっと見ちゃうんですよね。頂いた1通1通を見て「よし頑張ろう」って思いますし、頂いた手紙を読んだ時の気持ちを忘れないようにしたいんです。初心を忘れない、という気持ちに近いかもしれません。書いていただく言葉もそうですし、プレゼントを頂くときも、そこに込められた気持ちが本当に嬉しくて。
ファンレターはいつも正座して読むんですけど、読んでいると「すみません……」と思ってしまうくらい、頂ける言葉が自分の中で励みになるので、そういう方々をがっかりさせないように、プライベートでもお仕事でもしっかりやっていきたいと思っています。応援してくださってる方々の存在あってこそのお仕事なんだという意識をずっと持って仕事したいなと。そう思って活動することが、最終的にはファンの方々への恩返しになればいいなと思っています。
応援してくださる方々一人一人を絶対に裏切りたくないですし、皆さんに喜んでもらえるお芝居をしっかりして、「お芝居が好き」と言っていただける役者になれるように。これからもやるべきことをしっかりやって、もっと頑張っていきたいです。


【photo gallery】


相澤莉多さんグラビア&インタビュー掲載
『Sparkle vol.47』発売中

綴じ込み付録 特製ソロピンナップ付


テキスト:田中莉奈
撮影:川野結李歌
スタイリング:MASAYA
ヘアメイク:久慈真史

衣装協力=三松(0120-033-330)

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