大盛況のうちに最終回を迎えた「テレビ演劇 サクセス荘2」。
現在、新たに「アニレコTV」内のミニコーナーにて「テレビ演劇 サクセス荘2 mini」が好評放送中！

舞台をリビングからキッチンへ移した「mini」第1回放送を目前に控えた10月11日、「サクセス荘2＆mini」ふりかえり上映会が配信にて行われました。
今回はイベントの様子を写真と共にレポートしていきます！

登場メンバーはミスター役の高橋健介、ユッキー役の髙木 俊、アンテナ役の有澤樟太郎、ヒッピ役の寺山武志の4名。
サクセス荘メンバーの中でも“バラエティ班”とされる高橋さん・髙木さん・寺山さんの3名に、高橋さん曰く「最終回で覚醒した」という有澤さんが加わり、イベント開始直後の自己紹介の時点で既に大盛り上がり！

「mini」について、髙木さんが「今回はドラマ内で住人たちの裏話や新情報が明かされます！ ユッキーに関しては本名が出てきます」と明かすと、3人はユッキーの本名に興味津々。
有澤さんが「南国料理人だから、ユッキーっていう名前なのかなと思っていました」と言うと、すかさず髙木さんに「南極ね！」とツッコまれ、ワッと赤面。高橋さんが「さてはユッキーに興味ないだろ!?」と問い詰める一幕も。

当日のイベントラインナップが発表されると、髙木さんが表情豊かなワイプ芸を披露！ それに高橋さんが続き、最終的に全員がやる流れに。
高橋さんが「次はビンビン丸！」とワイプでの顔芸を振るも、照れ混じりにフニャッと笑ってしまう有澤さん。アンカーとなった寺山さんは、さすがの顔芸で素晴らしいオチを作ってくれました。

1. 豪華キャスト陣の副音声付き！ ふりかえり上映会

まずは「テレビ演劇 サクセス荘2」の第4回「サクセスソングでサクセス！」をみんなで観ながら振り返りトーク。

冒頭、アンテナへの誕生日サプライズリハーサルをするゴーちゃん（和田雅成）の前で、ムーさん（玉城裕規）とユッキーが喧嘩をするシーン。険悪な雰囲気の中、絶妙なタイミングかつ、いい顔でケーキを持って「ハッピーバースデー」を歌う高橋さんに「いい顔してるな～」と全員爆笑！
ちなみに、玉城さんの怒りの芝居はアドリブだったようで、4人は「上手すぎて、リアル玉ちゃん！」と絶賛！ 玉城さんは髙木さんが言い損なってしまったセリフをさりげなくフォローしてくれたりするなど、アドリブも挟みながらも気配りを忘れません。

毎度の事ながら、読み合わせからどんどん足されていくというアドリブ。各シーンを振り返りながら、ここは台本にあるセリフなのか、はたまたアドリブだったのかと詳しく解説してもらえるのもこのイベントならでは。
「ここのセリフとか動き、本当に台本？」と聞かれまくるのは、アドリブの天才・寺山さん！ 瞬発力のある寺山さんから繰り出される面白い言動は、ほとんど台本に書かれていることを忠実に演じているのだそう（本人談）。

月イチ総会での掛け合いのシーンは、練習を重ねたというサクセス荘メンバーイチ押しの場面。
虎次郎（spi）の提案により、サクセス荘の荘歌を作ることになった住人たち。作曲を担当するのはサー（荒牧慶彦）。ピアノを弾く荒牧さんを見た高橋さんは「この時まで弾けるの知らなかった！」と驚いたことを告白。ギターを担当したチャップ役の定本楓馬さんは、エレキギターを持ってはいたがほとんど弾いたことが無かったそう。しかしながら見事に弾きこなす姿を見て、4人も「すごかったよね～」と収録を振り返っていました。

「一体感のあった回だね」と振り返る一方で、終始お騒がせ担当になっていたユッキーとヒッピ。「僕たちがいなかったら収録15分で終わってたよね（笑）」（寺山）、「俺たちウザいな～」（髙木）とお互いに反省ポイントを挙げつつも、楽しさに溢れた収録だったことを表情からも言葉からも感じさせてくれました。

本編映像終了後、エンディングで注目されたのは高橋さんの動きや仕草。
3人から“モテようとしている”疑惑をかけられ、「だってモテたいもん！」と潔く開き直る高橋さんに一同爆笑！

2. 裏側を徹底解剖！ アンテナの部屋

「収録の裏側を知ることで、もっとみんなの結束力が生まれたら」という思いから立案された当企画。だけど冒頭から進行役の有澤さんが高橋さんに向かって“ケント”と呼びかけてしまったことで、なんとも言えない雰囲気でスタートを切ることに（笑）。
高橋さんは爆笑しながら「もうダメだよ！」とツッコみ、髙木さんと寺山さんに優しく見守られながら有澤さんがなんとか進行していきます。

①ミスターの”ゴリゴリ”ラップ事件

「サクセス荘2」エンディングで披露されているメンバーのソロラップの中で、「健介くんのゴリゴリが斜め上すぎる」というスタッフからのタレコミが。
全メンバーの中で一番最初に収録したという高橋さんは、様々な可能性を探りながらの撮影で数パターンに渡ってラップシーンを撮ったのだそう。
ミスターのエンディングラップ撮影のメイキング映像では、役のイメージに合わせてラップを披露するバージョンと、“ゴリゴリ”バージョンが求められていたことが判明。

映像では、ミスターがどんどん“ゴリラ”みたいになっていく様子が……。
髙木さんと寺山さんに「これはゴリゴリっていうかゴリラ（笑）」とツッコまれながら、照れる高橋さんは「テイク1とテイク2に差がなかったのを悔いて振り切ったんですよ！」と裏側のエピソードを語ります。
タレコミを暴露する有澤さんによると「他のメンバーは4テイクくらいだったのに、健介くんは10テイクも撮った！」のだそう。しかし結局、みんなと方向性が違ったということで全員が撮影した後、さらにもう1回撮り直したという、悲しき後日談が明かされるのでした。

②ゴーちゃん＆ユッキー不在事件　パート2

第7回「ワニでパニックでサクセス！」で、ゴーちゃん（和田雅成）とユッキーが不在だったために大変だったエピソードを振り返るべく、ランスルーとメイキング集を上映。
アドリブ力と臨機応変な対応に定評のある髙木さんと和田さんが不在だった収録では、リハ時にミスが連発してしまったのだそう。

まず紹介されたのは、ランスルーではセリフが飛んでしまい同じやりとりを繰り返し、一向に先に進まなかったシーン。ケニー（小西詠斗）が必死に軌道修正を試みるも、寺山さんのきっかけセリフがないと登場できない高橋さんがスタジオ裏でやきもきする様子が映されました。
寺山さんは「今まで冒頭のシーンにはゴーちゃんやユッキーのどちらかがいたけど、この時はチャップ、ケニー、ヒッピの3人が珍しく揃って。初めての組み合わせだったから……」と収録時の戸惑いを語ります。

カットがかかると、「こんなに全員下手でしたっけ？」「もう和田雅成のスケジュールに合わせる？ 収録やめる？（笑）」という声が飛び交うほどに困惑の現場となった第7回。
高橋さんは「マサ君（和田）は他の人のセリフまで全部入ってるから軌道修正も早いんですよ」と解説。
改めて髙木さんや和田さんの存在の大きさを再確認する一幕となりました。

③サクセス荘ゲーム練習映像

サクセス荘スタッフお墨付きの爆笑シーンとして紹介されたのは第5回「コンビでサクセス！」で行われた「サクセス荘ゲーム」の練習風景。
指をさされたら決められたセリフとポーズを取るゲームで、珍しく苦戦する髙木さんの姿が！
高橋さん・有澤さんから「しゅんりーさん!?」とツッコまれ、「脳の処理が追いつかない……！」と落ち込み……。

さらに、ゲームで負けたケニーが罰ゲームとしてモノボケに挑戦することに。可愛らしくネタを披露した小西さんの後に、謎の流れで罰ゲームに挑むことになってしまった寺山さんの初出し映像まで公開されてしまい……
「ねぇ、なんでこれを秘蔵映像のままにしてくれなかったの!?」と焦るほどの恥ずかしい映像に、「アンテナ……やってくれたな！」と寺山さん。

ひとしきりイベント登壇メンバーの恥ずかしい映像を公開して満足げな有澤さんに、3人から逆襲が……。
高橋さんが「自分はバラされないと思ってた？」とこっそり用意していた有澤さんの恥ずかしい映像集を上映することに！
しかし突然の映像トラブルで、急遽少しの間だけ場を繋ぐことになった4人。それぞれがお天気リポーターとして中継を繋ぐという流れになり、ここでも本番一発の完全アドリブ力が試されることに。それぞれクセの強めなキャラクターを演じて、見事に笑わせてくれました。

満を持して流されたアンテナの映像では、ランスルーで台本上のセリフを大幅に飛ばしてしまったり、メガネをし忘れて登場してしまった姿などが明らかに！
「やっぱりムードメーカーだよね」と寺山さん、「樟太郎のミスは可愛い」と髙木さんが言うと、満更でもない顔で「そう言ってもらえると嬉しいです」と有澤さん。高橋さんはそんな有澤さんについて「最初は天然で可愛い感じだったけど、最近は狙ったやつと天然を織り交ぜてくるんですよ」とニヤリ。「そんなことはないです！」と否定する有澤さんだったが、真相はいかに……。

3. お絵かき伝言ゲーム　パート3

前回のイベントでも大好評だった「お絵かき伝言」ゲーム！
お題に沿ってイラストを描き、次の人がその絵が表しているものを言葉で回答、さらに次の人がその回答を絵に描いて繋げる……というリレー方式のお絵かきゲームです。
失敗に終わった前回に学び、今回こそは成功することができるのか期待が募ります。
「1人のミスが致命的だからね」と言う髙木さんに、有澤さんは「ゴーちゃんの絵、やばくなかったですか？」と、前回イベント時にトップバッターを務めた和田さんのイラストを回想。
中学では美術の評価が5段階中4だったという高橋さんが今回のトップバッター。「我々は伝える仕事をしてますから」とクールな表情で発言するも、「みんなそう言って失敗してきてるから！」と美術推薦で高校に入ったという髙木さんにたしなめられる一幕も。
回答の順番も大切なこのゲーム。高橋さんの思いを受け取るのが得意という寺山さんが2番手となり、有澤さんに繋ぐこととなりました。

お題を見て一瞬表情を曇らせた高橋さん、迷いを見せつつも描き上げます。
披露された高橋さんの絵は……。

「オーマイガー！」と言いながら、訝しげな顔でイラストを見つめる寺山さん。
高橋さんの「サクセス荘見てたら分かる！」という発言から、これはサクセス荘に関係のあるイラストのようですが……？

それをヒントに閃いた様子で「健介のメッセージはめちゃくちゃ伝わりました」と自信アリな表情を見せる寺山さん。
そんな寺山さんの回答は……

寺山さんの回答を受け、「なるほど」と虎次郎を描いた有澤さんのイラストを見て、見事「虎次郎の衣装！」と答えたアンカーの髙木さん。

寺山さんも有澤さんも「おお～!!」と嬉しそうな表情を浮かべます。今度こそ成功では？という空気の中、高橋さんの描いたお題が発表されると……

……

……

……

「今の流れどう思ってた？」との有澤さんからの質問に対し、高橋さんは「地獄みたいな時間でした（笑）」。「（2人目の寺山さんの時点でミスしていたので）もう『パート4やらなきゃな』って思ってましたよ」。

すると髙木さんが「ハトゴリラって空想のキャラクターじゃん。1回みんなで描いてみようぜ」と提案し、高橋さん以外の3人も描いてみることに。それぞれどんなイラストに仕上がったのか……？

髙木さんを始め、クオリティの高いハトゴリラが並び、有澤さんには「これは健介君がひどいよ」と言われてしまう始末。
「なんで俺を1番にしたの？」と肩を落とした高橋さんでしたが、彼の絵がこのコーナーを盛り上げたのは言うまでもありません（笑）。

4. 視聴者質問コーナー

Q1. アンテナTVに出た感想は？

放送と並行し、実際にアンテナのYouTubeチャンネルが開設された「サクセス荘2」。視聴者質問を元に「ミスタードッキリ回」と「チャップ逆ドッキリ回」について振り返りました。
高橋さん曰く「有澤さんには“アンテナ”として出演してほしい。こっちに関西弁で話しかけてくるから『それは（アンテナじゃなくて）有澤やん！』って思った」とのこと。関西弁が出てしまったのは、関西出身の和田さんに影響されていたかららしいです（笑）。

高橋さんへのビリビリドッキリを成功させた有澤さんのニヤニヤを見て、一同「悪い顔だな～！」と笑って振り返っていました。

また、チャップ役の定本さんによる“ブーブークッション逆ドッキリ”の映像を見直し、再びその面白さを実感！

撮影を振り返り、“チャップはツンツンキャラなのでドッキリを仕掛けられていることに途中まで気づいていなかった”という有澤さん。「気づきながらも自分でやられにいく、番組の企画を全部背負っている樟太郎が最高だよね！」と寺山さんは賞賛！

Q2. 中身が入れ替わってしまう回があったが、この回に出演していなかったメンバーに他の住人と入れ替わってみてほしい！

という視聴者からのお題に、サクセス荘メンバーのモノマネをすることになった一同。
先発を切った髙木さんが演じるヒッピが秀逸！ 続けてミスターの真似をしたりと、多才な姿を見せてくれます。
寺山さんは「アンテナが一番簡単かもね」と言うと、高橋さんが「『ビンビン』ってやってればいいんだもんね」とニヤリ。そんな高橋さんはムーさんを演じ、あの独特の空気感を醸し出しました。

だんだんとものまね大会の様相を呈してきた入れ替わりゲーム。
カメラにスイッチングされた人が、住人になりきるルールで行われましたが、全然他にスイッチングしてもらえない高橋さんがずっとマネし続けることに……。

その場の流れで、クイズ形式でキャスト自身のものまねもすることに！
演じたのは以下の通り。
寺山さん→＜謙虚な小西さん＞
高橋さん→＜俺の帽子で蜂退治する有澤さん＞
有澤さん→＜ゆるい話し方の定本さん＞
髙木さん→＜「ホンマ即興劇やりたないわ～」と言う和田さん＞

仲のいいキャスト同士だからこそできる楽しい芝居クイズで、キャストごとに絶妙な場面のチョイスをしてくるので、またそこが面白く……、と、そうこうしている内にイベントもお開きの時間に。

最後は高橋さんが「こんな僕たちを見て笑ってくれてありがとう。タイトルは『mini』なんですけど、ボリュームはビッグなので。楽しんでください！ 皆さんのおかげで続けられているので、引き続き僕らの応援をお願いいたします。次は（直接）会えたらいいね！」と締めくくりました。
高橋さんが話している間ずっと有澤さんと髙木さんがちょっかいを出し、その横ではハトゴリラになる寺山さんがいたりと、とにかく最後までにぎやかなエンディングとなりました。

1年の時を経て、新しい住人を迎え、さらにパワーアップして帰ってきてくれた「サクセス荘」。
「テレビ演劇 サクセス荘2 mini」の放送が始まったり、新たなグッズが発売されるなど、最終回で寂しさを感じていた視聴者が嬉しくなる知らせが続々と発表されています。
彼らの物語はまだまだ続く。そう信じて応援し続ければ、またいつか愉快な住人たちに会える日が来るかもしれない。そんな未来への希望も感じさせてくれるイベントでした。

「テレビ演劇 サクセス荘2 mini（ミニ）」

【出演】和田雅成　高橋健介　髙木 俊　黒羽麻璃央　spi　有澤樟太郎　定本楓馬　玉城裕規　寺山武志　小西詠斗（※劇中部屋番号順）
【放送】テレビ東京　テレビ大阪　テレビ愛知
テレビ東京放送日時：毎週月曜　深3:25～3:55（「あにレコTV」内のミニコーナー）
テレビ大阪放送日時：毎週火曜　深3:10～3:15
テレビ愛知放送日時：毎週月曜　深2:55～3:00
BSテレ東 / BSテレ東4K放送でも放送予定
【公式サイト】https://www.tv-tokyo.co.jp/success_sou/
【公式Twitter】@tx_success_sou

2期連続、待望のBlu-ray＆DVD化！

木ドラ25「テレビ演劇 サクセス荘2」
Blu-ray BOX＆DVD BOX　2020年12月25日（金）発売！
https://www.tv-tokyo.co.jp/success_sou/dvd/

テキスト：田中莉奈
写真：田代大樹
スタイリング：本多由佳（M） 
メイク：有村美咲

©️「テレビ演劇 サクセス荘」製作委員会