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優しく見られたい、というウィンターの方によくあるテーマについて

先日のインスタライブで

ウィンターのお客様から

「優しくみられるようにしたいけど
 何を着たらいいでしょうか」

というご質問をいただきました。


そのご質問にお答えするのは
簡単ではありませんでした。

何を持って「優しそう」とするか。
どんなお相手に「優しく見られたい」か。

この2つがある程度明確にならないと
なんとも言えないのです。


ライブ中
お客様のアカウントが見えている状態で
あまり具体的なことを
根掘り葉掘りお聞きするのは控えたく

私なりに状況を予想させていただき
「スプリングを着てください」
とお答えしましたが
大切なご質問なので
丁寧に
こちらに書いていきたいと思います。




まず


ウィンターの方がウィンターを着ると
きつくは見えません。
(慈愛を感じさせる顔になります。)


ウィンター以外の人が
ウィンターを着るときつく見えます。

↑ここは大事なところです。


ではなぜ

ウィンターの方が
ウィンターを着るようになると
「優しくみられたい」と思うのか

です。

色々な観点で考察していきます。


その1 診断前と後で起こる印象の変化

ウィンターの色を
それまでの人生で着てこなかった
ウィンターの方は
診断前の
セルフイメージおよび人からの印象が
↓こんな感じです↓

(以下は傾向です)


✨それまで
  サマーを多く着てこられていた場合は
  やや気弱で真面目で
  周りのために尽くしたがる人

✨それまで
  スプリングを多く着てこられていた場合は
  見た目が子どものようで
  ほっこり孫のような可愛さのある人

✨それまで
  オータムを多く着てこられていた場合は
  泰然としていて中性的な雰囲気で
  おしゃれには無頓着でマイペースな人

そんな印象を
ご自身にも持っているし
周りからも持たれていることが多いです。



それが診断後

ウィンターを着ると一気に

立派になります。

大人っぽくなります。

頭脳明晰さが顔にでます。

高貴なオーラがでます。

人に従う感じが消えて
リーダーのような風格がでます。

輝く存在感が放たれます。




ざっくり言い換えると

周りから見ると
「自分よりも弱そうな人」
という印象だったのが
「全然弱そうじゃない人」
に変化するのが

ウィンターの方が
ウィンターを着た時の変化なんです。



生まれ育った家族、
職場の方、取引先、の方で

少し未熟さのあるあなたが好きだった
という方は

そのイメージの変化に反応して
引いたようなリアクションを
されることがあると思います。


「なんでも言いやすかったのにー。」
「ちょっとお使いを頼んだりも
 しやすかったのにー。」

そんな感じです。





その2 優しさ、の定義


「優しく見られたい」を
相手の言葉に置き換えると

「あの人優しそう」になります。

「優しさ」のニュアンスは
言う人ごとに異なります。



ウィンターの人の目には
優しさが宿っていますが
それは
人を甘やかす
優しさではありません。



「この世には厳しいこともある。

あなたにも
試練が与えられるかもしれない。

でもね

あなたには
それを乗り越える力があるんだよ。

私はそれを誰よりも信じている。」

そんな優しさなんです。




これは
受け手によっては

優しさではなく厳しさに
うつるかもしれない
とは思いました。



本質や自分の運命と真摯に向き合い
それを自分の責任で
切り拓いていこうとすることは
怖いことではあります。


そこに怖さを感じる人から見たら
ウィンターの人の瞳に宿る
優しさは、優しさとは
捉えられないのかもしれません。



その3  実験パターン


そんなお相手には
スプリングを着て接してあげる。

すると
お相手は気楽になります。

何も知らない可愛いこどものような
あなたの笑顔に
安心してあなたをこどものように
可愛がるでしょう。

ただし
スプリングの色を着ると
雰囲気は幼くなり
一人前としては扱われにくいです。
話を一生懸命聴いてあげても
アドバイスしても
どこか軽く受け流されてしまうでしょう。


要は相手に何を与えたいか、です。


サマーを着れば
あなた以外の人はとてもハッピーです。
なんでもあなたにホイホイ言えて
なんでも頼めて
あなたが怒ったとしてもまるで怖くない。

そういう印象を与えたいなら
それを選ぶ。


オータムだと
マイペースですよねと言われて 
人は寄ってきます。バカにもされません。
ただ「もっとおしゃれしたらいいのに」
「もっと自分のこと構えばいいのに」
とは言われると思います。



その4 カラー診断で何を知ったのか

ウィンターの方が
パーソナルカラー診断のときに
色をあて比べていく中で
一番知って驚かれるのが

ウィンターの色以外の色は
布をあててみたときに
鏡を見ても
自分が見えてこない、
目が合わないことです。



それがウィンターを着ることで
鏡の中のご自身とカチリと目が合う。
心が整う。
内側に芯がすっと立つ。
顔のパーツがパッと明るく輝く。


そんなご自分と出逢われて
静かに
新しい人生を
スタートされていかれたのです。
覚えていらっしゃいますでしょうか。


その5  結論


ウィンターを着ることで
生きにくさを感じる場合

サマー
スプリング
オータムを
それぞれ意識的に選んで着てみて

どのシーズンだと 
ご自分が心地よい在り方ができるかを
実験してみてほしいと思います。


私は

パーソナルカラーを着てほしいのではなく

「私を生きる」服選びを

あなたにしてほしいと願っています。


そして
もう少し立ち入らせていただくと


優しく見られたい、と言う言葉には


なんとなく
もっと深いところの思いが
隠されているようにも
思えるのです。


あなたの心の奥には
どんな願いがしまわれているのか

「優しく見られたい」 
というキーワードを携えて
色んな服を着ながら

ご自分に
優しく寄り添って探してみてほしいと
思います。


服色コンサルタントの
石井朝子でした。

長文をお読みいただき
ありがとうございました。

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