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そもそもの話を聞いた

デスクワーク多いとラジオがはかどる

2023/12/9、TOKYO FM 川島明のそもそもの話のゲストが東ブクロだったので聞いたところ、あの事件からもう10年経って森田さん今じゃ立派な経営者じゃん、と感慨深くなった。
本当に良かったし凄いことで、当時さらばを叩いてた芸人らは、きっと今のさらばより活躍していないと思う。知らんけど。

同志社大のお笑い研究会時代、ブクロとカズレーザーはコンビを組んでいたことはほんのり知っていたが、当時ブクロは、前コンビを解散したての森田と組みたいために、カズレーザーにコンビを解散したいと長いメールを送ったらしい。
二人は今でも仲間と飲んだり、普通に話したりはするそうだが、当時の解散のことについては一切触れたことがないそうだ。
カズのプライドを傷つけてしまったかもしれないと、ブクロは心配していたが、川島さんは
「今のはあくまでブクロ側の思いやからね」とフォローしており、鬼MCここにあり、と感心した。

私はカズレーザーも大好きなので、あの普段ヘラついてる感じからして、このエピソードにグッときて少し切なみを感じた。
カズ見たさに、見たくもないバラエティ番組のQさま!とか家事ヤロウとかも見てしまう程だ。
自衛隊の駐屯地で、精鋭部隊に混じり護衛艦や戦車のトランスフォームに興奮し、ミサイル射撃訓練を見ながら銃器、兵器の仕組みを自ら詳しく説明している様子はとても楽しそうだった。
以前など、国民への理解促進に大きく貢献した、と防衛省から感謝状までもらっていた。
これも一種のプロパガンダ? カズってこういう感じなの?
でもこの人全身赤い服着てるけど大丈夫?
と疑問だったが、思想と個人が好んで着る服の色とは一切関係ないし、これは私の心配することではない。
それにしても、自衛隊とか警察の国家機密等のエピソードっておもしろすぎる。

ブクロのスキャンダルが広まったのが2人の上京直後で、さらばはどうなっちゃうんだよ!と思ったのをよく覚えている。
先輩の妻と寝たなんて、こんなことはどっちもどっちだ。
その年キングオブコントの決勝進出者に残ったさらばの他には、鬼ヶ島も、松竹の先輩だったうしろシティもいた。まだ芸人が審査判定をしていた頃だったので、総スカンをくらい、やりにくかったと話す。

仕事もないなか、ザ・マンザイに出たことでスピードワゴンの小沢さんと出会い、その日に飲みに誘ってくれたそうだ。
事件のことを色々尋問されるかと思ったが普通の話しで終わり、翌日も飲むからおいでと誘ってくれて、そこからほぼ毎日、杉並区から1時間半かけてチャリをとばし、小沢さんの住む浅草まで行っていたということだった。
その飲みの場でたくさんの東京芸人に出会わせてくれて、いじられて、居場所を作ってくれた小沢さんは、恩人だとブクロは言った。

数年後、小沢さんに
「なぜあの時スキャンダルについて聞かなかったんですか?」とたずねると、
「え?聞かなかったっけ?」
すっとぼけたこの優しさ。小沢さんはやっぱり小沢さんであり、小沢さん!!!となった。
そこで鬼MC川島が
「芸人はすてきだよという景色をブクロに見せてあげたかったんやろね」と言ったところで私は泣いた。
3週間の連勤で、少し疲労しているという理由だけではないと思う。

ブクロのことは今まで通りどうでもいいが、さらば青春の光は今までもこれからも応援しているし、さらに川島さんのファンになり、小沢さんの格好いいエピソードが増えたな!とほくほくした内容だった。

が、一番驚いたのは、今この番組にスポンサーが付いていない事だった。
どうやって運営しているのだろう?
その辺の事情は全く分からないが、
「スポンサー付いていないうちにブクロを呼んどこ思って」
鬼MCから、今も全く信用されていないようだった。