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日本風の複雑さが良い感じ

外資との合弁会社、w00rk LLCの代表を勤めていながら痛感している話。

私が6年前日本に来た頃、日本のビジネスのやり方が不効率に見えて仕方なかった。今は欧米のビジネスのやり方が不効率に見えて仕方ない。在日期間が蓄積し、徐々に日本贔屓になってきたのか?

今後も欧米のビジネスマン達と上手く付き合って行きたいが、今知っている日本のビジネスのやり方を忘れなければならないとも思えない。

この話はビジネスのやり方を超えて、何を「価値」と感じるかの違いについての話になる。そこは考え方を変えると言うより、理解してリスペクトするしか無い。ただ、リスペクトしても、どうビジネスを続けるかが見えない事も最近よく起きる。ビジネスなので、綺麗事だけでは上手く行かない様だ。

私の場合、ビジネスを通じてイノベーションを起こす仕組みを作る仕事が多い。この国でイノベーションが起きる状態とは大体複雑だ。沢山の「価値」の交換があり、日本独特の「グレーゾーン」のジャングルの中から、宝探しの様に、イノベーションを見出すような作業が多い。それはどれだけ説明しても、その複雑さの大切さとか、必要性を欧米ビジネスマンには理解してもらえない。

複雑だけど、日本風のイノベーションの方が自分には自然だと思えるし、どちらかと言えば好きだ。ただ同時に欧米のビジネスの仕方も忘れずに、丁寧に付き合って行かねば、と自戒しております。

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ポチエ真悟

イノベーションの民主化、社会システムの可視化、起業家育成、巨大イノベーションシステムのデザイン。Impact HUB Tokyo 共同設立者、w00rk代表、Open Impact System代表、Shingo Potier de la Morandière
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