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3年間の動画編集人生

◼︎最初に(このnoteはこんな人にオススメ)

・動画編集者として先が不安な方
・どのように稼いでいけばいいか分からない方
・動画編集者のロードマップを知りたい方

▪️自己紹介

こんにちは!カエデです!
今回は現在動画編集スクールを経営している僕の動画編集人生について書きます。
色々な動画編集人生があると思いますが、1つの例として誰かの参考になればいいなと思います。

▪️動画編集初心者時代

僕は動画編集を始める前、会社員を辞めて海外を放浪していました。
そこで多くの海外ノマドの人と出会い、「PC1台で稼ぐってかっこいいな」となんとなく思っていました。


帰国後はオーストラリアのワーホリのに向けて、リゾバでお金を貯めて「さて、ビザ申請しようかな」という時にコロナで国境封鎖。


海外に行けなくなったので、「これも運命だから今のうちにPC1台で稼げるようになっとくか」って感じで始めました。


まず挑戦してみようと思ったのが『プログラミング』
すぐに1ヶ月15万円ぐらいの講義を購入し、勉強を始めました。
初めは『動画編集』の存在すら知らなかったんです。。


「絶対PC1台でどこでも生活できる男になる!」と強く思いながら勉強していたのですが、全く理解できず、1ヶ月も持たずに挫折してしまいました。


そこで目をつけたのが『動画編集』
これなら自分でも「イケるんじゃね?」と思い、すぐに動画編集スクールに入会しました。


プログラミングは『頑張って勉強する』って感じだったのですが、動画編集は楽しくて時間を忘れて勉強を進めることができました。


毎日12時間はスクールの教材を勉強していたので、10日ぐらいで全ての講義を終わらせて、動画編集の勉強を始めてから2週間後に初案件を獲得することができました。


しかし、初案件の内容は「完成尺20分×2本・サムネ2枚ずつ」で2,000円ぐらいでした。フリーランスの厳しさに直面した瞬間でした。
初心者に毛が生えた程度の編集スキルだったので、今思うと当たり前ですが、その時は本当に絶望しました。


そこから営業しつつ、その案件をこなしていましたが、「このままじゃ生活できない」と思い、Twitterで動画編集チームに応募しました。
無事採用され、チームに入ることができました。
ここがまず1つ目のブレイクポイントだと思っています。

▪️動画編集チームへの加入

動画編集チームに入り、1ヶ月目で12万円を稼ぎました。
「これは動画編集者として生活していけるかも!」と思い、さらに動画編集に本腰を入れて取り組むようになりました。


そして3ヶ月目に28万円稼ぐことができました。
この時に初めて「動画編集者として生きていける!」と思いました。
そこからはコンスタントに20万〜40万円を毎月稼ぎつつ、スキルをつけていきました。


個人で営業して高単価を目指そうかとも思いましたが、チームの代表の方に初心者時代から大変お世話になっていたのでチームに残り、運営メンバーとしてチーム運営に携わることに決めました。


僕の編集スキルが評価され、チーム内で技術部門長に任命されました。もちろん自分でも編集をしつつ、動画のクオリティーチェック・メンバーのスキル向上のための勉強会をメインに活動していました。


編集チームに初心者の友達も誘っていたので、初心者でも即戦力になるように教育コンテンツを自分で作ったりもしました。
初心者の友達もコンテンツを見て僕の添削を受けるだけで約1ヶ月後には即戦力として活躍することができました。

ここが2つ目のターニングポイントです。

▪️教育者としての挫折

この頃にはメンバー数も増えてきて、初めは8人程度で始めたチームが、50人前後まで膨れ上がりました。

即戦力を作る初心者向けの教育は上手くいっていたのですが、問題は経験者のスキルアップでした。

初めは上手くいかず、スキルが一向に上がらない編集者に対して「なんでできないの?」「フリーランスなんだから自分で調べて」と毎日イライラしていました。


しかし、悪いのはメンバーではなく自分だということに気づき、『自分の伝え方を変えないといけない』という思考に切り替えました。
そこから、『どうすればメンバーに伝わるか』という点に重点を置いて、添削方法をガラッと変えました。


結果、その方法でメンバーのスキルは爆上がりしました。
編集者から上がってくる完成動画のクオリティーが改善され、自分の仕事も減り楽になりました。


「伝える方法を変えるだけでこんなにも変わるのか」と毎回びっくりしていたのを覚えています。
これは企業秘密ですが、この方法を僕のスクールでも採用しています。

ここが3つ目のターニングポイントです。

▪️教育の楽しさに気づく

そこからしばらくメンバーのスキルの向上のために勉強会なども行い、チーム内にスキルの高い編集者を増やしました。


それまでは自分の編集スキルが上がるのが楽しくて仕方なかったのですが、この辺りから「人の編集スキルを上げることの方が快感かもしれない」と思い始めました。


なぜなら、今まではクオリティーの高い動画を作りクライアントから「ありがとう」をもらっていましたが、編集者を育てることで編集者とクライアントから2倍の「ありがとう」をもらえるようになったからだと思います。

▪️オーストラリア入国制限緩和

そのタイミングでのオーストラリア入国制限緩和。
いきなり話が変わって申し訳ないです。


以前から「オーストラリアで生活してみたい」という気持ちがあったので、ここで編集チームを抜けることを決めました。
ここが4つ目のターニングポイントです。


オーストラリアに来て時給2,600円ぐらいで働いていました。
ビザのために何ヶ月かは働かないといけないんですよね。
別に頑張らなくても1日2万円ぐらい稼げましたが、手と感覚がなまらないように単発で案件を獲得し編集は続けていました。


今はビザのための労働も終わり、オーストラリアを車で旅して、現在西海岸のパースという都市で生活しています。


やっとしっかりとした拠点ができたので、動画編集を正式に再開しようと思いましたが、「自分で編集するのではなく、動画編集を教えたい」という気持ちが強かったため、動画編集スクールを作ることに決めました。


自分1人でロゴのデザインからコンテンツ作りやオフィス契約など全てやったので大変でしたが、とてもいい経験になりました。


ここからはマーケティングなども勉強しないといけないのですが、新しいことに挑戦することは大好きなのでワクワクしています。

▪️まとめ

以上、約3年間の僕の動画編集人生でした。
正直Twitterで見るようなキラキラした方々とは少し違うかもしれませんが、個人的には今のところ大満足の動画編集人生です。


特に生活にも困ってないし、色々な人に感謝される動画編集人生を送れているので。


大切なのは人に左右されず、自分で自分の動画編集人生を決めることです。
人と同じである必要はないし、正解・不正解もないと思います。
100人編集者がいれば100通りの動画編集人生がありますからね。


動画編集はどこでもできるので、僕みたいに海外に飛び出すのもアリだと思います。
PC1台で月30万稼げれば東南アジアで豪遊できますから。笑


今の夢は僕のスクールの卒業生に最高の動画編集人生を歩んでもらうことです。
そのために日々、コンテンツを磨いていきたいと思います。



僕の動画編集スクールが気になる方はこちらからお問合せいただければと思います!
Twitter(@speceditor)からDMでも大丈夫です!


最後までご覧いただきありがとうございました。

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