見出し画像

派遣社員をしてわかったこと

そろそろ派遣社員としての1年が終わるので、派遣社員について書いてみようかなと思っていたところ↓のポストを見つけました。

だいたいみんな考えることは同じですね(笑)

せっかくなので、このポストの内容を踏まえながら、私が経験したこともプラスしてお伝えしていきます!

これから「派遣社員で働くことを検討されている方」の参考になれば嬉しいです!

長いので気になるところだけでものぞいてみてください!


ポストにあった項目

この投稿にあった内容に関して私の経験からお伝えします。

派遣を見下す社員が一定数いる

ありがたいことに私はそういう人には出会いませんでした。

職員数が15~20人程度の中、派遣社員が5名程度だったので、派遣社員の割合が多いのだと思います。私の部署(スクールアシスタント)は社員1名を除いて他は派遣だったことも影響しているはずです。

お金が本当に貯まらない

これは本当です。貯金が減っていくばかりでどうしようもないです。

我が家は妻もパートで働いていますが、それでも赤字になってしまうので、結果的に貯金を崩しながら耐えた1年でした。

来年から2人とも正社員になれるから1年だけ耐えようと思って過ごせましたが、これがずっと続くと今の生活はできません。生活水準を下げたり、より家計管理を徹底しないといけませんね。

責任なく気楽に働けた

派遣社員と言う立場上、大きな仕事も責任の重い仕事も任せられないというのは感じています。社員の方からするとそういった仕事を振れないのも辛いようでした。

基本的には契約内容にある仕事を日々こなしていくことが求められていると思っていて、その中で自分が役立てるところがあれば頑張るようにしていました。

残業してまで働くことは求められていない(余計にお金がかかるから)し、与えられた仕事をこなしていればいいという点では確かに気が楽です。

この一年で定時に帰ることに何の抵抗もなくなりました(笑)

派遣社員にも面接はある&意外と競争率が高く、すぐに就業先が決まるわけではない

バイトだって面接があるのだから派遣もあって当然です。ありがたいことに私は希望の一社目で採用してもらえましたが、必ず採用されるものではないことが働く中で分かりました。

人の出入りが激しいので、補充のための面接をたまに行っているようなのですが、不採用の方もたくさんいたようです。採用する側も変な人を取らないよう気を付けているのは感じられます。

競争率や就業先が決まるかどうかは、職種や時期によっても変わるのだと思います。人気の職種は倍率も高いでしょうし、年度の途中はやはり募集も少ない気がします。

足りなくなったら募集するという形なので、タイミングは重要そうですね。

20代派遣であることに疑問を持たれる

この点については私が該当しないのでパスしようと思いましたが、ちょっとだけ補足を。

同じく派遣でICT支援員をしている方から、「トマトさんはこのままでいいのですか?」と聞かれました。まだ30歳で男性、しかも結婚しているということで心配してくれたようです。

その時はすでに来年度の仕事が決まっていましたが、はっきり伝えることもできなかったので、正社員の仕事を探してはいますとだけお返事しました。

周りからすれば気になってしまうのかもしれませんね。

派遣の営業は信じてはいけない

これは人に寄りますし、担当が外れでも変えてもらうことは難しいようなので諦めるしかない部分です。

私の場合は営業の方と会う機会はこの1年で数回程度でしたが、メールの返信が遅いことがあったり、事前の連絡もせず突然会社に来たりしたこともあったので非常に困った経験があります。

もし頻繁にやり取りをしなくてはならないなら信頼関係を結んで頑張ってもらえるよう働きかけるしかないのかもしれません。

私が実際に感じたこと

ここからはポストにはなかった追加ポイントです!

色々な人がいて面白い

同じく派遣社員で働いている人も多いのですが、みんな”前職がある人”たちばかりです。添乗員、呉服店、家電販売員、小説家といろいろな人がいました。

私の前職は教員ですが、学校には前職がある人は少ない印象です。みんな大学を出てから教員(もしくは塾などの教育業界系)をやっている人ばかりでした。別にそれが悪いわけでありませんが、自分の知らない業界を知っている人の話はとても面白かったです。

改めて色々な仕事や働き方があるのだと実感しました。

派遣社員だけで生活するのは難しい(特に家庭がある場合)

私の周りの派遣社員は女性が多いです。そして、だいたいパートナーが正社員でした。やはりそうでないと余裕のある生活をしていくのは厳しいなと実感しています。

実家暮らしなら家賃がかからない分、余裕もあるかもしれませんが、我が家は賃貸なので負担も大きいです。

ついでに言うと、正社員は家賃手当があると思いますが、派遣社員はありません。各種手当が充実しているのはやはり正社員の良いところですね。

派遣から正社員になれるとは限らない

教員時代の同僚に「今、派遣で働いています」と言うと「そこから正社員になれたりするの?」と聞かれることが多いです。

結論としては、”正社員を前提とした派遣もあるが、基本はそうではない”です。

派遣になるまで知りませんでしたが、正社員になることを前提とした紹介予定派遣というものがあります。これは通常の派遣とは異なるものです。

紹介予定派遣は、派遣先の企業に直接雇用されることを前提としています。

紹介予定派遣とは?通常の派遣との違いとメリット

正社員を狙っている方は注意しなければなりませんね。

休みは取りやすい

責任の部分と少し重なりますが、与えられた仕事をしっかりこなしていれば文句は言われないため、その分休みも取りやすいです。年休は少ないので休みが多いと欠勤扱いになってしまいますが、別に必死に働く(稼ぐ)必要のない人には休みやすい環境は魅力的だと思います。

時間に余裕はある

私が派遣社員になったのは、転職活動の時間を確保するためでした。その点では成功だったと思う。出勤は勤務開始の3分前でも問題ないし、突然時間外まで仕事をしなければならないことも少ない。残業の時は事前にわかっている。おかげでか企業研究や面接対策、勉強に時間を取ることができた。

副業を伸ばしたい人にも派遣は良い選択肢になる

この方法は転職したい人だけでなく、副業を伸ばしていきたい人もお勧めできます。副業はどうしても最初は収入が少ないと思うので、派遣の仕事で生活費を稼ぎながら残りの時間で副業を伸ばしていくほうが精神的にも経済的にも安心できるはずです。中途半端に収入があるだけに、副業がうまくいかなくてまあ生活できるしとなってしまいそうなところが心配でもありますが。

タイムカードが面倒

時給で働いているのですからタイムカードがあるのは当然ですが、申請して承認を得なくてはならないので面倒です。

最後に

派遣と一言で言っても、業界や職種など様々な仕事があり幅が広いです。

実際に働いてみて、目的がはっきりしている人には良い働き方かなと思いました。

例えば

  • 転職活動のため

  • 副業を伸ばすため

  • 休みを自由に取るため

  • 家族との時間を優先するため

などがあります。

そういったものもなく、生活のために働くのであれば給料が安いのでオススメはできません(時給が高い仕事もあるので絶対ではありませんが)。

ぜひ目的をもって仕事選びをしてみてください!


いつも以上に長くなってしまいました。

今回のnoteが派遣社員を検討している方のお役に立ててれば嬉しいです。
最後までお読みくださりありがとうございました。

この記事が参加している募集

仕事について話そう

もしサポートしていただけたら、文章力を上げるための何かに使わせていただきます!ぜひ私の最初のサポーターになってください!