私が中学生の時はこんなに動画配信が主流になるなんて思いもしなかったなとふと思った。それをきっかけに昔見ていた海外ドラマをいくつか思い出したので今回のテーマにした。

私は中学生～高校生くらいの時に海外ドラマにハマった。

日本のドラマとは全然違う良さがある（それぞれ違う良さがある）こと、迫力があること、何より面白いストーリーがいつまでも続くことに強く惹かれた。あんなに長いのにずっと面白ってすごすぎない？

今日はただただ昔を振り返って、おすすめのドラマについて書いていく。
私と同じ30歳前後の人は懐かしんで読めるかもしれない。

ちなみに、当時の記憶を頼りに書いていくので、間違いがあっても許してほしい。

HEROES

これが海外ドラマにハマるきっかけとなった。

漫画でもワンピースとか植木の法則とかアクマゲームとかガッシュとか超能力バトルに弱い私。小さい頃は特に憧れるし、見てて楽しいんだよね。

登場人物に日本人のヒロ・ナカムラ（俳優：マシ・オカ）がいたので、日本にもなじみがある作品だと勝手に思っている。
相棒の安藤くんも日本人の設定なのに役者さんは韓国人だったはず。

超能力があるとそれを悪用する人が当然いるわけで、それを良い人たちが協力して止めるのが基本の物語。

悪役のサイラーは、能力者の脳みそを分析して能力を奪うことができる能力者。被害者はみんな頭を割られてしまうので10代の私には結構な衝撃がありました。

不死身のチアリーダー、機械と会話できる少年、空を飛べる政治家、未来を描く画家、相手の心が読める警察官、他にもたくさんの個性的なキャラクターがたくさん登場する。

今思えば非能力者で能力者を追いかけていたアジア人（あれはインド人？）が視聴者代表の一般人だったのか？

画家が描く未来の絵はどれも特徴的で、まさにアメリカンというような絵がたくさん出てくる。その絵を頼りにしながら何が起こるのかを推測して行動していくのだが、最後には「なるほどこの場面だったのね」とつながるのも面白い。

あの絵のポスターとかあったら絶対買う。

全4シーズンで、しばらく後に続編も出たけど、そっちは見なかったなあ。

Prison Break

冤罪で刑務所に捕らわれた兄を救い出す弟が主人公の物語。
兄弟とは言っても全然似ていない。

めちゃくちゃ優秀な弟が、兄を救い出すためにわざと捕まり刑務所に収監される。

目指すは兄と共に脱獄すること。
当然、刑務所側はそれを阻止するわけだが、事前に用意していた策を元にあの手この手で脱獄を試みる。

しかし、刑務所は曲者だらけで思い通りにはいかない。
誰もが逃げられるなら逃げ出したいわけで、協力するから俺も連れてけだとか、やっぱり裏切られたりとか、想定外のことがいろいろ起こる。

刑務官や警察が逃亡チームを追いかけるわけだが、こっちもこっちでぶっ壊れてる人ばかり。まともな人なんてほとんどいないため、刑務所に入るようなことはすべきじゃないなと思う。

前シーズン終了後、確か番外編も出ていたと思う。
私の記憶では番外編まで見るべきドラマだったはず。

LOST

ある飛行機が墜落。偶然にも助かった人たちが辿り着いたのは無人島。人種も職種も経歴も全く違う。偶然居合わせた人たちが、無人島で生き残るためのサバイバル生活を始める。

おすすめかというと、そうでもない。
なぜなら、最後が納得いかないから。
私の理解力が足りない可能性もあるが、わかりにくいことは確かだと思う。

ただ、物語全体としては常にワクワク・ドキドキさせられる。
毎回の引きが良いので、それ何なの？これからどうなるの？と引きまれる。

だからこそ、最後の伏線回収部分がよくわからなくてモヤモヤした。結局あれは何だったの？どうなったの？となってしまう。

全体も長いので、今から見る人は止めたほうが時間を無駄にしないかもしれない。

glee

学園ミュージカルもの。洋楽が好きな人には最高のドラマ。

ちょっと前にミュージカル系の映画が流行っていたが、それの高校生合唱部版だ。

ミュージカルに抵抗のない人にとっては非常に楽しめるドラマだと思う。

古い曲から新しい曲まで、名曲をガンガン歌ってくれる。
gleeのおかげで知ることができた曲も多い。

gleeで覚えた曲がふとラジオから聞こえてきたりすると、あれは有名な曲だったんだなあと思う。

合唱部に集まる面々は、いわゆるイケてない人たち（言い方が古いか？）。

やはりアメリカの花形部活はアメリカンフットボールやチアリーディングのようで、スクールカースト下位の合唱部はいじめの対象になっていたりする。

しかし、持たざるものだからこそ感じるものを歌に乗せて気持ちを表現するシーンは、観ているこちらも熱くなる。

あと、みんな歌が上手い。
当たり前だけどミュージカルは歌唱力が命。

個人的には、ゲイカップルのブレインとカートが最高に良い。
純愛ってこういうものなのかなあなんて当時感じていた。
今でこそLGBTQ系の登場人物が多くなっているが、当時はまだ少なかったと思う。

言葉遣いなど表現が良くない部分はあるが、道徳の教材にしてもよいくらい内容の良いドラマだと思う。

外国文化に触れることもできた

ドラマのストーリーが面白いことがもちろん良いのだけど、ドラマを通してアメリカの文化を知ることができたのも良いと思う。

例えば、プロム。簡単に言うと、男性が気になる女性をダンスパーティーに誘うという学校公式の一大イベント。

最初は何それと思ったが、プロムのイベントが学生生活でかなり重要なんだということは感じられる。

私は地味な人間なので、日本にプロムがなくてよかったと思った笑

金髪女性はみんなクレアなの？とも思った。
HEROESのクレアもLOSTのクレアも、どちらも金髪で可愛かった。

HEROESのクレア

LOSTのクレア

最後に

一口に海外ドラマと言っても、アメリカ、韓国、インドなどたくさんある。

最近見たものだと、フェイクというインドの偽札をめぐるドラマが面白かった。

こちらは新しいものだし、全8話と見やすい長さ、かつアマゾンプライムで見られるので、ぜひ見てほしい。

インドってチャイ文化なんだなと誰もがわかるくらいチャイが出てくる。

候補がたくさんあるがゆえにどれを見てよいのかわからない状態になっている気もするが、これからも気になったものを見たら紹介してきたい。

ぜひ皆さんのおすすめもコメント欄で教えてほしい。