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独立運動の実態。それはテロと暗殺だ。

閔元植。併合時代の啓蒙家・ジャーナリスト(時事新聞社主)。朝鮮人参政権運動、自治権拡大運動の主導者。大正10年2月、支援者を募るために内地入り。独立運動家・梁槿煥によって東京のホテルで暗殺される。「参政権を持てば、併合が固定化され独立が遠のく」というのが梁の主張。

閔元植。穏やかながら熱い闘志をもつ人物と評され、総督府関係者からも敬意を集めていた。

本来は、朝鮮人の地位向上を願った閔こそ偉人なのだが、その彼は現在の韓国では反民族行為者・親日派と蔑まれ、暗殺者の梁槿煥は死後、建国憲章を受勲している。閔元植は、その名のとおり、高宗の外戚・閔氏の出身。両班である。そんな彼でありながら、当初墓も建てられなかったという。見かねて彼の墓を建て、供養したのが、斎藤実総督だった(※扉写真は葬儀の様子。総督府関係者も多く参列した)。

これが独立運動なるものの一面の実態である。テロと破壊、暗殺と内ゲバである。

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