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なぜ自閉症を公表してNFTクリエイター活動をしているのか?

こんにちは。
もうすぐNFTクリエイターとして活動を始めて1周年になります!
沢山の方々に応援して頂き、今があるという感謝の気持ちを日々感じています。

昨日、体験したある出来事から、活動の原点というか、活動に込めた想いや期待についてを振り返るきっかけがありましたので、今一度、NFT活動への目標を新たにしたいと思いました。少しお付き合い下さると嬉しいです😊


障害があるということ

極端な話になるかもしれませんが、障害があるということ、それは、自身ではどうにも出来ない部分が確実に存在するという事実です。自身が怠けようと思っているわけでもなく、まして頑張ろうと思っていたとしても、根性論だけでは容易に覆せない部分が確実に存在します。だからこそ、福祉などの支援でもって補ったりする必要があります。

それはRioにも当てはまる事です。Rioは自閉症とADHDという、いわゆる発達障害の診断を受けています。Rio本人の困り感はとても強く、多くの場面で支援やサポートを必要としています。しかし、それら全ての困り感やサポートの必要性を理解してもらうためには、その都度、説明をして訴えなければならないのです。自分がいかに困っているか。自分がいかに普通ではないか。を…。

そうしなければ、サポートを必要としている事に気付いてもらえないわけです。どんなに訴えても認めてもらえない事だって多いです。認めてもらえたとしても支援やサポートが実現しない事だって多いです。それでも説明して訴え続けるしか他に方法がないのです。自分がいかに困っているか。自分がいかに普通ではないか。を…。

それは時に、とても残酷です。Rioがまだ幼いばかりに、親である私が代わりに説明する事が多いのですが、それはまるで我が子を陥れているかのように錯覚する事あるからです。それでも説明して訴え続けるしかありません。Rioが必要としている適切な支援に巡り会えるまで。Rioがいかに困っているか。Rioがいかに普通ではないか。を…。

ツライ思いをしても説明して訴え続けるのは、いつかRioにとって最適な支援や居場所が見つかるかもしれないという、ただ一つの目標・希望があるからです。それに尽きます。


NFT活動に込める想い・期待とは?

そんな中、出会ったのがNFTでした。一番惹かれたのが、直接的なコミュニケーションが必要とされない事でした。家から一歩も外に出なくても活動できる事。自分のペースで活動できる事。宣伝などの活動が主にTwitterを利用した文字でのやりとりである事。匿名性が高く、年齢・性別・国籍・障害の有無などへの制限が無く、自由に活動できる事が、とても魅力的だと感じました。

外出が困難で、人との直接的なコミュニケーションに強い苦手意識のあるRioにとって、最適な居場所になるのでは?障害などの理由で活動に制限がある方であっても、自由に自分らしく活動し、評価される場所になるのでは?そう思い、期待してNFTクリエイターとして活動を始めました。それが2022年2月5日です。


自閉症を公表しているわけ

上記の通り、NFT活動においては匿名性が高く、年齢・性別・国籍・障害の有無などへの制限が無く、自由に活動できるのにも関わらず、なぜ、わざわざ自閉症を公表して活動しているのか?

まず1つ、自閉症である事は、Rioという人間を説明するためにはどうしても外せないモノ、Rioを構成している重要な部分である事も重要な理由の1つです。
それから、私とRioがNFTに望むモノ、期待している事にとってもRioが自閉症であるという事実が外せないからです。

外出が困難で、人との直接的なコミュニケーションに強い苦手意識のあり、社会参加が難しいRioにとって、最適な居場所となって欲しい。Rio以外の障害などの理由で活動に制限がある方にとっても、自由に自分らしく活動し、評価される場所となって欲しい。そう願っているからです。そのためには、説明して訴え続けなければ必要性に気付いてもらえません。存在を認識してもらえなければ何も始まらないからです。

だから自閉症を公表して活動をする事にしたのです。派手な事は出来ませんが、とにかく自閉症を公表して活動を継続していく事。活動を継続する中で、少しずつでも実績を積み上げていく事。これらの活動が、いずれは他の障害などの理由で活動に制限がある方にとっての道標になれるかもしれない。なりたい。そんな目標を掲げながら活動してきました。


NFT活動2年目の目標

まずは活動を継続していく事。時に活動ペースをゆっくりにする事があったとしても、日々、日常生活を送るように、NFT活動を生業として継続していきたいです。

それから、NFTだけに留まらず、クリエイターとしてフィジカル活動にも挑戦していけたらと思います。ただし、Rioの特性上、活動に制限がある事に変わりありませんので、今までと同じように無理のない範囲で、まずはグッズ販売から挑戦していきたいと思っています。

また、1年間活動する中で、個人で活動する身として、浮き沈みに何度も遭遇してきました。それは、私たちだけのモノもあったでしょうし、NFT界隈・仮想通貨界隈ならではのモノもあった事と思いますが、やはり痛感したのは個人で活動しているとまるで大海に浮かぶ木の葉の舟のように感じるという事です。

そんな私たちが1年間活動を続けてこれたのは、沢山の方々が日々応援し、励まし続けてくれたおかげです。私たちはコレクターでも投資家でもありませんが、個人で活動されている方々を微力ながら応援できる、そんなクリエイターでありたいと思っています。この1年間で200点ほどNFTアート作品を購入させて頂きました。今後も定期的にNFTアート作品を購入し、NFT界隈の活性・クリエイター応援を続けていきたいと思っています。


最後に

ここまで、お読み下さって誠にありがとうございました。
兎にも角にもコツコツと続ける事が、私ができる最善の手段だと思っておりますので、今後も派手な活動は出来ませんが、コツコツと頑張ってまいります。どうぞ、よろしくお願いいたします😊


私たちの活動については、コチラの記事にまとめています↓


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