最果てリストランテ 鑑賞

※公演の内容を含みます※



朝田淳弥くんが支配人の岬、テジュさんが料理人のハンを演じる、「最果てリストランテ」。
シリーズとして様々な形で続いている公演とのことでしたが、初めて触れる作品でした。
朝田くんのお仕事を、また目にできて嬉しいです!
ありがとうございます!


当初の朗読+コンテンポラリーダンスの公演が中止となり、オンライン演劇という形に。
使っている劇場の中、ステージだけでなく客席や楽屋もセットとして使うと聞いており、実際見た印象も生で演じるドラマのようでした。

今回の「形式」としての話をすると、演者さんの姿勢によって、たまにマイクで声が拾いづらくなってしまうこと、その他、カメラの切り替えが難しそうな印象でした。明日以降改善されたらいいなと思ったところです。
あとTVに映してみたのですが、お部屋を暗くして見ると丁度いいかな、という明るさでした。
もし明日以降見られる方がいらっしゃったら参考にどうぞ。

お食事の席、会いたい人がいつの間にか静かに腰掛けている瞬間は、なんだか心が温かくなりました。これは普通の舞台だったらできない、場面切り替えのあるドラマらしさ。
舞台のその場の雰囲気ややりとりと、ドラマのような演出が混ざるって、なんだか不思議ですね。

本日見たのは21時からの公演1公演のみですが、アフタートークの質問やコメントから察するに、アドリブもあるようです。新しい世界だ…!
質問コーナー、触れていただいて驚きました。
岬とハンは生きていた時の記憶がないので、役作りというか、どんな風に表すのかなって気になったんですね。
キャラクターを自分に寄せるような印象のテジュさん、朝田くんは岬だったらこう思うだろうな、とか心境を考えていて、気持ちが自然に動作に繋がるような印象かな。

訪れるお客さんの人間関係や各々のエピソード、想いが、一旦死別という形があってもすれ違うことなくちゃんと通じ合っているので、最果てリストランテで会いたい人がぱっと出てくる人たちは幸せなのかもしれません。

ハンが来るまでひとりでリストランテに居た岬が、ハンを送り出したとき(そぶりをしたとき)の表情が切なかったですね…!だって一人は寂しいね。

初めて作品に触れて勝手を申しますが、今ここにいる二人が、もしお互いに一緒にご飯を食べたい相手になったら、いつか二人でここを出ていくのかな。どんな表情でここを後にするんだろう。って、想像したくなりますね


今はなんだかふわっとした印象で感想を書いていますが、「良かったなぁ」って。
お話の暖かさとは別に、そういう風にやるんだ!っていう「興味深い面白さ」のようなものもあります。とりあえずパンフレット買おー。


https://t.livepocket.jp/t/a42cc
配信なので、クレジットカードならわりとギリギリでもいけそう。
最終日の6/25は、確か20時までです。購入が。
30分前と10分前に配信用アドレスが送られてきます。

https://www.photocinema.net/pages/3979038/page_202006181942
グッズ。なんと私はまた朝田くんの写真が買えます。やった!写真好き!
6/30 18時まで買えます。ンッフ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?