見出し画像

花火大会の撮影がバラしになりました。

こんばんわ。
キーボードはUSキーボードしか使えません。
マウスはケンジントンのトラックボール一択です。
どうも、私です。

コロナが第五類に落ちてからイベントが活発化しましたね。

昨年まで、花火大会など人が集まらないように工夫されていましたが
今年になってから、「いつ」「どこで」開催するよ〜と大々的に発表されるようになってきていました。
昨年も、チラホラ花火大会での撮影以来はございまして、何度か話をしましたが予算感が合わずに生放送すら撮りやめになることがほとんどでした。

しかし今年は、集客するので大丈夫ー!!ってことで各自治体からの依頼がわんさか。中には有料の観覧席があるような花火大会までありました。
活気が戻ってくることは実にいいことですね。
しかし、現実問題は厳しいものでして世間は海外観光客がバブってはいるのですが、それらの恩恵を受けられるような業界は限られているので私の業界ではコロナによって色々とシュリンクされたのが現実です。
消費者のみんな、頑張って生きような。(物価高騰ツライ)

依頼が来るのタイミングはラブストーリーと同じくらいに突然に。

どういった経緯で来るかは別として、突然個人携帯が鳴ったと思えば
自治体の人から問い合わせが来ます。
個人情報って何なんでしょうか。(いや、ある検索で行くと表に出てるので仕方がない。)
大体が、花火の撮影してください。
出来ますか?とかでもなく、「して」
ずっちーなー、おい。って思ってます。
大半の方はドローンをピューって飛ばせば、高いところの花火なんか簡単に撮影出来るんだろ?的な安直な考えでご依頼が来ます。
甘く見てくれて、どうもありがとう。
さらにタチ悪いのはSNSなどで見つけ出してきた、他社が撮影した花火空撮の動画を持ち込んで「こんな感じをお願いします!」って言われること。
心の中では、じゃあその会社に頼めばいいじゃん!って思います。
大人なのでそこまで邪険に扱いませんが、先方に予算をお送りすると連絡が取れなくなるか「高い」と言われます。
もちろん何百万も請求している訳では無いです。
連絡が取れなくなるか、高いからシュリンクしてくるのが大体です。

高い。何故そう思われるのか…

大きな理由としては、ドローンを簡単に思っているから。
飛行させるために必要な許可を取得するまでに要する時間など分かっていないから。
以前にも、こちらの記事の中にも記載してます。
(300円とは思えないボリュームなので色々知りたい人はお得です。)

日本って必ず誰かの所有物なので、車や電動キックボードみたいに行きたい道で許可なく好き勝手に横行することは出来ません。
道路で何か作業をしようとすると必ず、役所なりその道路を所轄する部署へ使用許可を取ったり、使用料をお支払いします。
ドローンも同じです。
飛ばしたいです!ってなりましたら、まずは自治体の許可〜最終は国土交通省の許可が必要です。
場所によっては、役所だけではなく近隣の病院や航空局に許可を取る必要があります。
ってことは、もちろん警察にも許可を貰った状態でないとそれらの施設からOKが出る可能性は低くなります。
なんで、こんなにも厳しいのか?
空だからです。他人の敷地内に上空から簡単にアクセスできてしまうからです。
冷静に考えればわかることなんでしょうが、それを考えられない人がほとんどです。
正直に言うと、一発で許可が出る可能性は低いのでめんどくさいとか時間がないとか学ぶ姿勢がない人は、物理で解決してください。
ドローンに詳しい行政書士と言うものがこの世の中には爆誕しているので
その方々にお願いしてみてください。自分でやれば0円ですが、5万〜掛かります。
高いと取るか安いと取るかはもちろん人それぞれです。
私も利用したことは、あります。
他の業務で手が回らなくなった時に利用しました。
その時、一部は自分で許可取をしていたので3万ほどで済みましたが(平均は8万)便利なので、困った時には利用しようと思っています。

こういった細かな手続きに労力を使う

簡単なものは安く済みます。
でも、専門の人達にしてみても簡単じゃない場合があるから色々と手続きが難航するし、交渉したり許可を取ったりする必要が増える。
手数が増える→価格が上がる
それをだな、数万円で抑えろってのは兄ちゃん無理あんぜって話です。
目の届かなくて、夜間で、人がたくさん集まるところで、万が一ドローンが落下してみてください。
それこそ大惨事どころか、今後の規制も更に更に厳しくなるでしょう。
そういった意味で、安全管理もかなりシビアになります。
安全管理を徹底するために、これまた時間や人が必要になります。
そうするとまた、価格は上がります。

もちろん、このことを先方に丁寧に説明するのですが私たちだって仕事が欲しいからお互いのいい落とし所を探っていきます。

ドローン使って空撮したい!方は。

まずは、何社かピックアップして見積もりもらって
自分のやりたい内容にたいするアベレージを知る事。
こういう絵を撮りたいって決まってる人は
その絵を撮ってる会社にアポって下さい。
こちらも事故を起こしたくないので、無茶なチャレンジは避けていきます。

でも、まずは相談を。
あと行政書士も得意不得意があるので、ご自身のお抱えされている行政書士がドローン(航空法)に詳しいか確認してみてくださいな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?