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スピカ賞って、こんな賞!

代表・鈴木のnoteにもありますとおり、このたび、「スピカ賞」という名の新人賞を設立することになりました。代表と共に作品づくりをしてみたい!という方のご応募を、熱烈に!お待ちしています。

この新人賞設立について、いくつかご説明を差し上げますね。まずは4つの「新しい」ポイントについて。

①パーソナルマンガセッション!

入賞上位5名の方は受賞後の新作3本まで、代表・鈴木による直接指導が受けられます。また最優秀者の方は、代表が責任を持ってマネジメントしていく予定です。

さまざまなマンガ新人賞において、投稿するときに担当編集者の顔が見えることはまれです(例外として浮かぶのは、代表も以前に参加していたDAYS NEOさん)。また、投稿者の方がその賞を選ぶ基準を考えてみると、おそらくは「自分が描いてみたい雑誌」か「その雑誌に好きな作品、作家さんがある・いる」といった理由が大きいかなと。

そう考えたとき「鈴木という編集者」の顔は、twitternoteとこれまで担当した作品を通じてどんな方にも見ていただけますし、編集者としての人となりやその仕事を知った上で投稿者の方が賞を選べるという点は、賞の新しい基準になるだろうと考えました。

今回、その助けになるものとして、当社と契約くださっている4名の先生方よりそれぞれコメントをいただきました!スピカ賞のページ内、下の方にある「契約作家さんから見た編集者・鈴木とは?」から始まる、3つのQ&A。ご参考になさってください。第1回スピカ賞審査員には、やまもり三香先生ろびこ先生をお迎えしております!!

②懇親会にご招待!

入賞上位5名の方は、東京で行う懇親会へご招待します。この会に合わせて、鈴木が選んだ漫画家さんの刺激や勉強になる美術展などもあわせてご案内します(参加費はどちらも弊社負担です)。

人間の身体が食べたものからできあがるように、作家さんがこの世界からなにを取り込み表すかで、作品も大きく変化します。自分一人では見つけられないことも、ひょんなきっかけを通じて知ったり、触れる機会が増えるとすれば、それはそのまま、描ける世界の広さ、深さ、おもしろさにもつながるはずですよね。

余談ですが10年ほど前、エッセイ『赤めだか』(文庫版も出てます)を出版し、その人気がさらに上がってチケット入手が難しくなっていた落語家・立川談春さんの独演会会場で、代表とパッタリ会いまして。「若い作家さんが、自分からはあまり観る機会がなさそうなものにお連れしてるんです」と話してくれました。そのときご一緒だった作家さんは、ろびこ先生。

そのエピソードを思い出して、代表の目や感性を通して見える世界を、新人の方にもお伝えしていけたらという切り口です。ご案内する先は、時期や開催状況にもよりますが、あなたの創作の力に少しでもなるような、そんな展示やイベントへご案内できれば幸いです。

③受賞作は「note」さんのマンガビューアにて掲載!

入賞上位5名の方の作品は、スピカワークスのnote(ここです)にて、開発されたばかりのマンガビューアを使ってすべて掲載します。

この賞は今のところ、特定の媒体と組んでいません。つまり、受賞した瞬間に描く場所が決まってしまう……ということもありません。描き手のあなたが描きたい作品を描き、読者の方へそのまま読んでいただけるように。私たちはnoteさんのビューアを選びました。

ちなみにnoteさんのビューアはページめくりがとてもスムーズで、読みやすさはこれまでのものから群を抜いています。ちょっとびっくりするほどなので、2019/8/31までの『キャプテン翼』の無料公開にて、試しに読んでみてくださいね!

④審査には書店員さんの参加も!

ふだん、読者さんに近い場所からマンガを応援してくださっている目利きの書店員さんたちにも、この賞の審査に参加していただくことにしました。

いずれの書店員さんも代表とお付き合いの長い方々で、これまでの担当作品や作家さんを初期のころから、大事に展開くださっています。また、みなさんとても正直な方々なので、作品への意見も率直かつ丁寧に伝えてくださることでしょう。

どんなマンガなら読み手の方まで届くのか、届けたくなるのか。書店員さんならではの視点で作品を見てもらいます。



最後になりましたが、応募してくださった方のうち上位100名の方には、代表が作品の長所や方向性をアドバイスしたコメントをお送りします。「一度、鈴木にマンガの相談をしてみたい!」という、気軽な動機でのご応募でも無問題。あなたが世に送りだしたいと願った表現をまっすぐ受け止められる、そんな賞に。きっと、していけるはずです。

描き手のあなたにとって、この賞との出会いがより良き作品づくりのきっかけとなりますよう、代表と共に全力でサポートしてまいりますので、まずはご応募、お待ちしております!

★新人賞の詳細はこちら→ スピカ賞

☆twitterは、弊社・契約作家さんの情報を中心に発信中★
 → スピカワークス (@spica_works) | Twitter

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