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【ウェビナーレポート】美容コスメのターゲットを捉えた“売上に繋がるUGC”の作り方とは?

こんにちは、広報の阿久津です。
本日は、2024年2月28日(水)にスパイスボックスが行ったウェビナーの一部をレポートでご紹介します。

前半は、SNSにおける口コミの重要性について解説。その上で、売上に繋がりやすい口コミを増やしていく方法について後半では考えます。

登壇者

株式会社スパイスボックス ビジネスプロデュース局 ビジネスプロデューサー
折笠 真優

2021年にスパイスボックス新卒入社。
ビジネスプロデューサーとして、住宅設備メーカーやスマホメーカー金融系の企業担当。現在は化粧品ブランドをメインクライアントに持ち、SNSアカウントの立ち上げや、TikTokアカウントの運用、インフルエンサー施策などデジタル領域全般の進行を担当。

化粧品マーケティングにおける口コミの重要性

化粧品において1番の購入の決め手となるものは「口コミ」というデータがあります。

しかし、「信頼する人(第三者)からの口コミ」が、興味喚起や購入の後押しにつながるため、やみくもに口コミを増やしても売上には繋がりにくい場合があります。つまり、SNSでの口コミが、自分の信頼している人からの発信かどうかが非常に重要なポイントになります。

口コミ創出において抑えるべきポイント

例えば、商品ごとに打ち出せる強みを考えると、ベースメイクなら「崩れにくい」「乾燥しにくい」。リップなら「色が落ちにくい」「発色がいい」など、どの製品も必須で持っているようなUSP(※)になってしまうことがあります。同じような機能を持つ製品が飽和している状態だと、広くリーチを取るだけでは選ばれにくい状況になります。

(※)USP…Unique Selling Propositionの略で、顧客から見た自社独自の「売り・強み」という意味

そこで、市場拡大におけるポイントは、あえてターゲットを狭く捉える(局所を捉える)ことだと考えています。スパイスボックスではこの“局所”を“トライブ”と名付け、特定のトライブに合わせた製品・ブランドメッセージの発信を行っています。

ターゲット選定の際に「20~30代女性のベースメイク興味関心(よくベースメイクやファンデーションの投稿をしている人)」と、幅広く捉えるケースが多いですが、トライブで考えると、更にターゲットは局所化(細分化)されます。

トライブを捉えた口コミのつくりかた

トライブごとに響くポイントは異なるため、製品の良さがトライブ内で響くかたちに編集してもらう必要があります。

また、各トライブに情報を届けたい場合は、そのトライブ内で影響力を持っている(トライブ内のユーザーがこぞってフォローをしている)インフルエンサーに編集して発信してもらうことも重要です。

しかし、ターゲットを狭く捉えることに振り切れない企業も多いと思いますが、質の良いトライブを捉え、質の良い口コミをトライブ内にリーチさせられれば、売上や、店舗への来店者数に繋げることができます。

スパイスボックスでは通常のインフルエンサー施策とは異なり、トライブとインフルエンサーの選定をデータ起点で行い、トライブに合わせた訴求のディレクションも実施しています。そして調査から戦略立案~施策実施まで一気通貫したサポートをすることでより効果のある施策を実施することが可能です。

まとめ

売上に繋がる口コミ施策のために抑えるべき3つのポイント
・“強い共感を生み出す”戦略ターゲットを見極める
・ターゲットとなるトライブが共感する編集点をつくる
・それらが実行されるよう発信者の選定とディレクションを行う

トライブを選定する調査(ソーシャルトライブ調査)の詳細に関しては以下よりお問い合わせください。

株式会社スパイスボックス 折笠
mayu-orikasa@spicebox.co.jp
080-9830-5481

▼第1弾のウェビナーレポートはこちら


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