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スパイスカレー研究部のこと。

はじめまして。スパイスカレー研究部と申します!
現在、神保町のTOKYO PRODUCERS HOUSEでは、月に1度、月末を基本にカレー教室を開いています。
最初は、本当にノリで、やってみよう!と始まり、4回1講座で行うことが決まり、やっているうちに2クール、3クール、と過ぎ、現在4クールの終わりを迎えようとしています。
この活動が始まったのは2017年の9月。

<主宰者紹介>

新井一平(あらいいっぺい)
#スパイスカレー研究部部長 #一平ちゃんカレー #平和の象徴 #副業 #元バウムクーヘン屋 #カレーは宇宙 #カレーはヒーロー #家族のだんらん #うつわ #口をひらけばカレーイベント #友達の輪を広げたい #農家さん #ツクリテ #実験 #瀬戸 #外へ広めたい #アマチュアカレーグランプリ #酸味好き #6curry #すきなことを 、生業に。

高橋渚(たかはしなぎさ)
#実は研究部の仕掛け人 #プロハ #コミュニティマネージャー #スタートアッププロモーター #多拠点 #多業 #地方の可能性 #新幹線は事務所 #ロジまわり強い #ケータリング #出張料理 #スーパー中間管理職 #誰かのパンくず拾い #料理全般 #カフェ #広く浅く #場づくり #やりたいを 、カタチに。

このふたりが、たまたまの出会い、なんとなくのノリから始まりました。

#時にカレーはその繋がりの中で奇跡を起こす

私たちが提供していることは、「みんなで一緒にカレーを作って食べる」時間と場所。
 
「スパイスカレーを作る」という目的を持った、初めましての人々が、2時間程度のカレー作りを通して、解散時間には仲良くなっています。
年代も性別も関係なく、全く縁もゆかりもない人同士が「カレー」をきっかけに拠点に集い、「カレー」を通じて、まるで、家族になったかのようなコミュニケーションが生まれます。
回数を重ねるほどに、食のチカラを実感することが多々あります。

毎回、4グループに分かれてカレーを作ってもらうのですが、同じ説明で、同じ材料を使って、同じものを作ってもらうのですが、出来上がるものは全く変わる。
一番最初の回は、使うスパイスの量も一緒だったのに、玉ねぎの炒め具合や切り具合、鍋の具合で味が変わりました。
だけど、すべて個性があって美味しい。
みんな違ってみんないい、の世界がここで実現されているし、それぞれが多様性として受け入れ合い、認め合う。そんな価値観が、ここに存在している。


カレーの懐の広さを、いつも感じては「カレーってすごいなぁ」とふたりでぽつり、つぶやきます。
確かに、この研究部を始めたのは私たちですし、現在は1,2回目はチキンカレーとガラムマサラを固定としていますが、1度として同じ回はありません。
参加してくださる方が作り上げる空気感に、とても面白さを感じています。
いつも気付きや新しい視点をもらっています。

言いすぎると引かれちゃいますが、私たちは本気で、カレーは宇宙であり、世界を平和にするヒーローだと思っています。
それは、研究部の回を重ねていると、強く実感すること。


帰るころには、みんな笑顔になってくれているんです。
私たちが何かしたのではありません。「カレーをつくる」という体験で、お互いに役割を見つけ、そして最後には「美味しいね」「違う班も美味しいけど、自分のところが一番だな」と言いながら、それぞれの個性のカレーを食べあう。
私たちは、そんな部員の顔を見ながら、そして個性あるカレーを少しずついただきながら、いつも「カレーってすごい」とつぶやいています。

カレーを作るというコミュニケーションの中で、お互いの優しさ、温かさ、想い、願い、夢が重なり合う。
この重なりの連鎖が奇跡を生み、世界に、愛と平和が成立すると、本気で思っているんです。

サポートを頂けると大変喜びます! スパイスカレー研究部の活動にすべて充てますので、よろしくお願いいたします。