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#47 火曜日の楽しみが終わってしまう

火曜日が来るのがここ数年とても楽しみだった。なぜなら「午前0時の森」があるからだ。

しかし。今日の放送で火曜日の
「午前0時の森」が終わってしまう。 
この番組は若林さんと水卜麻美アナウンサーのトーク番組だったのだが、昨年内容「おかえり、こっち側の集い」と番組コンセプトが変わった。

人生が輝いている、ザ・芸能人をあっち側、
芸能界になかなか馴染めない人達をこっち側の人間として、こっち側の悩みや愚痴を聞くという内容なのだが、これも結構面白かった。


この番組は当初擬似生放送で始まり、
若林さんと水卜アナがダラダラと喋る(めちゃめちゃ褒め言葉ですよ。)番組であった。

若林さんのファンからすると
というか芸能人のファンの人の多くが思っていると思うのだが、生放送はやはり嬉しい。

リアルタイムで元気な姿を見ることが出来るととても安心するし、近々の情報を知れるのでファン的にはありがたい。

生放送である(擬似生ですが)ことだけでも
午前0時の森には価値があるのだ。

オールナイトニッポンに加え、当時はヒルナンデスの生放送があったので、オードリーファンは3つも生放送が楽しめた。(擬似生放送ですがね…)

水卜アナもNFL倶楽部や犬も食わないで若林さんと番組をやっていたので、相性は抜群。

もうこの上ないくらい安心してゆったり見られる番組であるのだ。


TAIGAさんのお悩み相談、水卜アナがお休みだった時に春日さんが来たこと、春日さんの番組出演本数ランキングを発表したこと、水卜アナがパイを食らったこと、水卜アナが結婚報告をした時などなど。
もう番組の名場面を書き出したら止まらないのでここまでにしておく。

ただ、忘れられなかったのは
「凍らせたら美味しいもの」を取り扱っていた回。

この日は祖母のお葬式があり、1日中辛くて
ホテルに戻ってきても気分が優れなかった。
そこでたまたまテレビをつけていたら
「午前0時の森」が始まった。
(あぁ、今日火曜日だったか)
いつもならワクワクしているのにこの日は
どうしても気分が乗らなかった。

父と一緒に無言で番組を見ていたのだが、
若林さんと水卜アナのいつもと変わらないやり取りを徐々にいつも通り食らいついてみている
ことに気がついた。
(悲しんでばかりもいられないよな)
「午前0時の森」でそのことに気がついた。
(絶対普通じゃない)


救われたという言葉を使うのは大袈裟なのだが、確かにあの時「午前0時の森」を見たことで気持ちが楽になったのは間違いない。


去年の6月に「こっち側の集い」に番組コンセプトが変わり収録放送になってしまったのはとても寂しかったが、若林さんと水卜アナが作り出す空間が温かくもあるし、たまに棘がある。回数を重ねていくごとに、徐々に寂しさは無くなり、擬似生だった時と同じように火曜日を迎えることが楽しみになっていた。



今日で番組が終わってしまう。
本当に悲しい。若林さんをテレビで観れる回数が1回減るのが辛い。

終わりがあればまた新しいものが始まる。
そう願って。
今日の放送を最後の最後まで楽しみたい。

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