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#20 お出迎えと体幹

もう気がついたら#20まできた。
良くぞここまで続けて執筆できたなと
全力で自分を褒めてあげたい。

そしてこのページを開いてくれている皆さん
本当にありがとうございます。
喜んでいただけるような文章を書けるように
精進して参ります。
気軽に楽しんでいただければ。


塾での1つの仕事として、生徒のお出迎え
というものがあるのだが
建物の前で突っ立っている状態なため、
一般の方から
なんだコイツみたいな目で見られることは
少なくない。



半年に一回くらい、お年寄りの方が話しかけてくることがある。
今年1発目のその機会が昨日だった。
今回は
水色のダウンを着た可愛らしいお婆様。



それでは、
自分とお婆ちゃんの会話を
私のツッコミと共にお楽しみください。





お婆様「あらあら お兄さん細いねぇ」
(いやあ、導入それ!?)

自分「いえいえ、そんなことは
   ありませんよ〜ん」
(つまんな!note書いてるやつとしてそれで良いんか!?あと、よーんって何!?)

お婆様「吹き飛ばされちゃってたねぇ」
(ん?)

自分「僕、勢いありますからね」
(は?)

お婆様「細いから吹っ飛んでたよ」
(ああ、自分のことか。)

自分「いや〜体幹しっかりしてますから
   見間違いですよ〜」
(いやあ、思い出しただけで顔が赤くなるくらい恥ずかしいボケ)

お婆様「寒いから暖かくして寝るんだよ」
(良かった、ボケ聞いてなかったんだな!
けど、まだ17時なんだよなあ)

自分「どうもありがとうございます、
   お気をつけて」
(やっと終わったぁ〜)

お婆様 「へぇーーくしょん!!!!!」
(ビクッ)






ここでスルーすれば良かったのに…




自分「大丈夫ですか!?寒いですよね」


お婆様「少し休ませてくれる?」
(ん?)

自分「あ、あぁどうぞこちらへ」
(身体が勝手に動いてるぞ)


2歩、3歩とお婆様が歩くと

お婆様「そこでいいわ」
(え、ほぼ動いてないぞ)

自分「そーですかぁ」


お婆様「服を着直したかったのよ」

自分「そーですかぁ」

お婆様「ありがとうね。助けてもらって」
(助けてませんよ…笑)


自分「いえいえ、何もしてません!」


お婆様「じゃあまた。」
(終わったあ!!!!!)


自分「お気をつけて。」

お婆様の姿がやっと見えなくなる。


(ふぅ…疲れたぁ…)







ほっと一息ついていると、なんとお婆様が
Come Back!


お婆様「言い忘れたことがあったの!」



自分「なんでしょうか」













お婆様「体幹トレーニングはしっかりね!」








(いやあ、恥ずかしいボケ聞いてたのかい!)

掘り返すなや!!!!!
心の中で若林さんくらい強めに
ツッコみを入れた。笑






まあ、こんな出会いもくだらない会話も
良き思い出なのである。
(〆がこれで正解なのだろうか)

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