ツイッターでよく見る光景 「アップルパイ最高」 『その根拠は？』 「リンゴが甘くて美味しいから」 『リンゴって何ですか？説明してください』 『甘いとどうして美味しいにつながるんですか？』 『あと、美味しいっていうのはあなたの主観ですよね？』 「もういい」 『はい論破』

— 焼きそば太郎＠ (@yakisobataro13) 2014, 5月 21

いや，これのどこが「論破」なのか真剣に分からない。

まぁ「リンゴってなんですか？」は分かる。お互いの「語彙」の差を埋める作業だものね。

でも「美味しいっていうのはあなたの主観ですよね？」っていうのは相手の発言が主観によるものだとわかった上で「主観だ」と指摘しているわけで，「意味」を構成していない。

そもそも「ヒト」が感じること考える事の全ては「主観」から逸脱できない（ゆえに「科学」という学問が意味を成す）。それがヒトの持って生まれた構造（＝制約）なのだから，そこを肯定しないと先に進めないだろうが。

幼児同士の会話は実は「独り事の連鎖」でしかなく，会話として成立してないそうだが，上のはまさにそれだよね。まぁ Twitter の例を引くまでもなく，それがネットというものなのかもしれん。