宮城県丸森で災害ボランティアしてきました。⑴参加の経緯

台風19号を受けた災害ボランティアに行ってきました。

訪れたのは、宮城県丸森町。大きな被害を受けながら、なかなか復旧・復興が進んでいなかった。

要因の一つには、丸森の交通を支えてきた阿武隈鉄道の運行停止がある。
豪雨によって、線路が寸断されてしまったのだ。再開の見込みは立っていない。

宮城県丸森町を選んだきっかけは、報道だった。

ふとアクセスしたNHK NEWS WEBで、災害の大きさ、復旧活動の現状、そしてボランティアを募るバスツアーの存在を知ったのである。

仙台駅から現地まで、現地から仙台駅まで、バスで運んでくれ、現地入りのハードルがかなり下がる。※1

行くしかないと思った。
30分後には、参加申し込みと、仙台までの高速バスの手配を終えていた。

24時30分新宿発、6時45分仙台着。
高速バスを窮屈だとか落ち着かないなどと言う人がいるが、幸い、私はそうは思わない。
競技用の自転車に乗り、窮屈な姿勢をとりつつ不眠不休で東京から仙台まで行った経験があれば、
トラックに怯えることがなく脚の疲労とも無縁のこの旅を、ありがたいと思いこそすれ辛いとは思いようがないのだ。
若い頃の苦労は買ってでもせよ。まだ若いはずだが、「さらに」若い頃の苦労が役に立ったのかもしれない。

仙台駅に降り立つ。受付を済ませる。
名前で割り振られた4台のバスに乗って、いよいよ現地へ向かう。


※1

東北本線から槻木まで行き、そこから阿武隈急行が運行させているバスで丸森駅まで向かい、さらにそこでボランティア向けバスに乗ることで現地入りするも可能。後日再訪した時はこのルートを使用した。

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