鹿児島の春（１）～長崎鼻灯台とＪＲ最南端の駅～

2014年春、鹿児島旅行より。長崎鼻灯台や、JR最南端の駅である西大山を見に行きます。

中薩摩エリア、維新ふるさと館や南洲橋などの近く。「楼の上もはにふの小屋も住む人の心にこそは　たかきいやしき」薩摩藩士が行なった郷中教育の模範となった47のいろは歌の一部です。

郷中教育のようす。武芸のけいこ、二才の講義、川遊び、すもう。

大久保利通の「生い立ちの地の石碑」。

薩摩半島の最南端に突き出た岬、長崎鼻。浦島太郎が竜宮へ旅立った岬と言い伝えられ「竜宮鼻」の別名を持ち、乙姫様を祀った龍宮神社もあります。またその名にふさわしく、夏はウミガメの産卵地にもなります。

長崎鼻灯台が見えてきました。硫黄島、屋久島、竹島などへの距離や方角が記されています。

白い灯台と波しぶき、青い海と空、秀峰「開聞岳」とはるか海上にうかぶ屋久島や三島の島影。霧島錦江湾国立公園に指定されているこの地は、まさに風光明媚な景観を誇り、南国の旅情をかき立ててくれます。

個人的に、鹿児島は国内旅行で印象に残ったベスト３に入ります。歩いても、ドライブしても、心が洗われる風景ばかりです。

薩摩長崎鼻灯台は日本ロマンチスト協会が展開している「恋する灯台プロジェクト」において、県内では初めて「恋する灯台」に認定されました。

灯台の上まで登ることができました。

近くにある「龍宮神社」。乙姫様を祀っています。

こちらはJR日本最南端の駅、西大山。

最北端が稚内、最東端が東根室、最西端が佐世保。最南端の西大山は、エジプトのアレクサンドリアや中国の上海とほぼ同緯度だそうです。

とても狭いプラットフォームですが、夕日や、周囲の花壇が綺麗でした。

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