見出し画像

Split Viewは、iPadOS至高の機能であり、真のマルチタスクだ

以前の記事で、ボクにとっては、iPadの最大のメリットは、Apple Pencilではなく、Split Viewだと書いた。iPadシリーズの中で、Split Viewを最も快適に利用できるのは、最も画面の大きいiPad Pro12.9インチモデルであることは、疑いを入れない。

もちろん、2画面表示するだけなら、Macでもできる(それ以上できる)。しかし、Macがマルチタスクに向いているからと調子に乗って、Safariのタブを20以上開いた上で、Photoshopなどのたくさんのソフトをメモリ容量ギリギリまで立ち上げたとしても、同時に動かせるタスクは、どんなに素早く操作しても、基本的に一つだけだ。

この点、iPadのSplit Viewは、2つのアプリをそれぞれ同時に操作できる。たとえば、片方で映像の再生停止操作をしながら、片方でテキスト入力(手書き)するといった操作が可能になっている。

そう考えると、Split Viewが2分割までなのも、うなずける。3分割以上になると、同時操作は極端に難しくなる。普通、人間の手は2つしかないからである。指は普通10本あるので、片方の手で2画面以上操作するといったことは、できないことではないだろうが、そんな曲芸じみた操作にどれだけの必然性があるか非常に疑わしい。

とあるガジェットメディア系のYouTube動画を観ていると、Split Viewについて「2分割じゃ少ない。4分割ぐらいにしてほしい」的な意見を聞いたことがあるが、このような意見の持ち主は、ふだんコイツがパソコンでやっている、なんちゃってマルチタスクのイメージをもとに、Split Viewについて語っていると考えられる。

どんなにあさはかなものであっても、自分の意見を言うのは基本的に自由だが、仮にもITジャーナリストを名乗るなら、もうちょっと考えてから、機能にケチをつけるべきだ。

Split Viewは、たんなる画面分割ではない。真のマルチタスクを実践する上で、iPadならではの至高の機能なのだ(知らんけど)。