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iPhone、Mac、iPadの「miniシリーズ」で運用してみることにした

先日、iPad mini 6が届いた。これによって、iPhone13 mini、Mac miniと合わせて、待望のminiシリーズによるAppleデバイス三位一体が実現した。「だからなんだ」と言われると、グウの音も出ないが、自分の願望が叶った喜びに浸れるのは、たとえヌカ喜びだとしても、やはり嬉しいものだ。

ボクは、メイン機であるiPhoneですべての作業を行うことにしている。ただ、映画視聴などバッテリーの消費が激しい作業については、適宜他のデバイスに回すという、合理的(面白味のない)な役割分担にしている。

今回新たに加わったiPad miniだが、その役割については、手に入れる前からある程度「これだ」というものがあった。すなわち、「iPhone13 miniのサブ機」という役割である。

たとえば、2画面表示するSplit View(iPhoneではできない)で作業する必要があったり、メモをとる必要(サッと取り出してサッとメモをとる)があったり、iPhoneが充電中だったりするときなどに、iPad miniを使うわけだ。

いざというとき、iPhoneのためのモバイルバッテリーという役割も担わせる。給電しかできないモバイルバッテリー(当たり前だが)を持ち運ぶより、サブ機としてツブシのきくiPad miniを持ち運ぶ方が、合理的だからである。当たり前と言えば当たり前の機能だが、ボク的にはかなり気に入っている。

この「mini×mini運用」が威力を発揮する(と期待している)のは、当然旅行中など外出時だ。実は、今日から5日間ほど旅行に出かけるのだが、このためにiPad miniを買ったようなところがある。前回の旅行では、iPhoneとiPad Pro(12.9インチ)を持ち運んだが、使い勝手などがどう違ってくるか、検証していきたい。

そのiPad Proだが、miniシリーズ運用を試行するに当たり、とりあえず初期化して、とりあえず、デバイスの編成から外すことにした。両方アクティブだと、ついProを使ってしまうからだ。

こうなると、もはやiPad Pro信者を自称することすらはばかられるレベルだが、改宗したつもりはない。あくまでiPad Pro信者(ニワカ)という立場から、遊び半分の試みとして、iPhoneをメイン機としたminiシリーズ編成の運用を検証している、ということにしている。

そんなことより、iPad ProとiPad miniは、同じiPadではあるが、スペックには大きな開きがある。実際の使用感も大きく異なる。おそらく、デバイスの目指すところ、志が違うからだ。簡単に言えば、Proは「Mac寄りのデバイス」、miniは「iPhone寄りのデバイス」という感じがある。

ディスプレイの見やすさ(キレイさ)、スピーカーのクオリティ、タイピングのしやすさ(miniはフリッカー入力にしている)、Apple Pencilの書きやすさといった主な機能を比べると、すべての面でProが上だ。とくにディスプレイのクオリティの低さは相当なもので、iPhone13 miniの方が、画面は小さいが、キレイに見える。

miniはブラウジングもキビしい。とにかく文字が小さい。まるで視力検査のようだ。もちろん拡大すれば大丈夫だが、快適さに関しては、Proがはるかに上だ。Proではできるが、miniではできない操作があったりとか、miniに対応していないサイトもある。

購入する前からわかっていたことではあるが、miniが勝っているのは、価格と持ち運びやすさ(手持ちのしやすさ)ぐらいのものだ。実機に触れても、「まるでオモチャだな」と感じた。なお、手持ちデバイスとしては、Proよりは上だとしても、iPhoneには確実に劣る。片手持ちはできるとしても、片手操作がキビしいからだ。

多少の不安をはらみながらではあるが、とにかく新たな編成での運用が始まった。どんな検証結果になるか、とりあえず楽しみだ。