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【祝出版】東大パズル王の谷政一郎さんインタビュー

こんにちは、出版甲子園実行委員会です。

出版甲子園は現在、全国の学生から本にしたい企画を募集中です!

しかし、
「企画書を出すなんてハードルが高そう...」
「本を出した人はその後どうなっているんだろう...」

といった気持ちや疑問を持っている方も多いかもしれません。

そこで!

前回に引き続き、今回は
第14回出版甲子園決勝大会優勝者で、今年4月に出版を実現させた谷政一郎さんのインタビュー動画から、内容を一部抜粋してお届けします。

前回の平田直也さんインタビュー記事はこちらから!

出版を実現させた出版甲子園出身者の声を聞いて、是非みなさんも「本を出したい!」と感じて欲しいです!

インタビュー

Q1:出版甲子園に応募しようとしたきっかけを教えてください。

谷さん:本を出版するっていう響きがすごい良くて、面白そうでした。これまで、自分の中に「本を出そう」という概念は全然ありませんでした。しかし、出版甲子園を知って、大学生という、時間もバイタリティもある中で自分の好きなことを伝えられる機会があることが良いなと感じたので、応募しました。


Q2:出版甲子園に応募して嬉しかったことなどを教えてください。

谷さん:出版甲子園スタッフの方が僕の企画書を読んでパズルを好きになってくれたこと。そして、改めて企画をするにあたって、パズルの新たな面白さやマーケットの中でパズル本を売り出していくことを考える際、僕でも知らないことがたくさんあるんだということを気づかせてくれたことです。


Q3:審査を通過し、実際に担当がついた時のことをお聞かせください。

谷さん:企画書に対して、身近にフィードバックをくれる存在ができたのがすごく嬉しかったです。それまではすべて自分で企画を組み立てていましたが、担当者さんがついてからは、違う人の目線を入れてくれました。自分と一般の方との感覚の溝をちょっとずつ埋めてくれたのが、サポーターとして大きかったです。


Q4:実際に本が出版されましたが、何か気づきはありましたか?

谷さん:気づきしかないですね。企画書段階の時より、本として出した時の感想が多様であることに驚きました。いろんな感想があって、こちらの想定の範疇を超えるような回答が飛んできたり。本を出すと、老若男女、初級者上級者いろんな人が見てくれます。パズルの楽しみ方も千差万別あることがわかって、世界が一気に広がりました。自分ですら、パズルをそんなに知らなかったんだなということを気付かされました。


Q5:今の時代、本を出す意義は何だと思いますか?

谷さん:本は一生残るから、だと思います。僕の作ったものが気に入ってもらえたら一生手元に残ってもらえるわけで、それはデータではなくて、本にしかない点だと思います。


Q6:これから応募する方へ一言お願いします。

自分の好きなこと。自分の伝えたいこと。世界を変えたいと思うことがあれば、気軽に応募してみて欲しいです!


谷さん、インタビューありがとうございました!
インタビュー動画全編はこちらからどうぞ!


2019年4月27日、谷政一郎さんの『東大パズル王 世界でいちばんアツいパズル』(KADOKAWA)が発売されました。

内容紹介

現役東大生パズル作家のデビュー作。
誰もが「エンタメ」として楽しめるかつてないパズル本、誕生。
パズルにさして興味がなかった方、数独やクロスワードくらいしか知らなかった方も、きっと「この本に出会って良かった」と思えるはずです。

人気パズル5種「四角に切れ」「ナンバーリンク」「美術館」「スリザーリンク」「へやわけ」。この本初登場、オリジナルパズル3種「猪突猛進」「氷山の一角」「水流アバンチュール」。一問一問、作者が考え抜いて作られた問題が50問

◆本書の新しい点3つ◆
1.これまでのパズル本にはなかった、「問題タイトル」「作者コメント」「作者の解説」を掲載
…ただ解くだけじゃなく、一問一問それぞれの個性を味わうと、楽しみ方のレベルがきっと変わるはずです。

2.どんな本よりも充実した「解き方」解説
ルールをわかりやすく解説し、作者独自のコツもまとめておきました。初心者に楽しんでもらう事を一番に作った本です。

3.白黒にこだわらず、ポップで目に優しい、長く持ちたくなるようなデザイン
…既存のパズルの本のデザインは、中身は白黒が多いのですが、思い切って方向性を逆にしました。


著者紹介

1999年埼玉生まれ、東京都在住。筑波大学附属中高から、2018年に東京大学理科一類に進学。

中学入学時に学校のパズル同好会に入り、文化祭にて、自分の作った問題を解く子どもたちに感激し、一気にパズルに惚れ込む。中学2年生でパズル総合誌「パズル通信ニコリ」(ニコリ)にてパズル作家デビューを果たし、さらに新パズルを続々と発表するなど、めきめきと頭角を現す。現在では累計50冊近くのパズル本に掲載され、若き10代パズル作家として、今後を期待されている一人。パズルの制作モットーは「初心者でも上級者でも楽しめるパズルを」。

好きなパズルは「好きな友人は?と聞かれるような物ですよね、絞れない・・・」。趣味は卓球と読書。コーヒーと甘いものが好き。抜けた性格で、執筆中に電車を乗り過ごし、千葉県に着いたことも。


ご購入は

全国の書店・ネットにて好評発売中!
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第15回出版甲子園企画募集中

出版甲子園を通じて出版された書籍は36冊(2019/5/22現在)にのぼります。
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出版甲子園実行委員会