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【日記】図書館とランニング、そして映画

2024.01.21.

昨日立てた今日の目標が「とりあえず外に出る」だったので、まだ期限は来ていなかったが図書館へ本を返却しに行った。また本を借りようと館内をうろうろしていたのだけれど、滞在5分もせぬうちに「あと15分で閉館です」のアナウンス。そうか、日曜日は閉まる時間が早いんだ。盲点だった。結局次に借りたいものを選ぶことができず、無念のうちに図書館を出た。また来よう。

帰り道にスーパーとドラッグストアをはしごして、食料品と日用品を買う。行きつけのスーパーで、今冬は取り扱いがなくなってしまったと思っていた鍋つゆの素が、今日見たら棚にあった。嬉々として2袋買う。モランボンの『至福のゆず醤油鍋用スープ』。去年何度リピートしたことだろう。

あまりにも近頃姿を見なかったため、廃盤になったのかと思い検索したら、某テレビ番組で酷評されたらしいと書いてあって胸を痛めていたのだった。ばかやろうめ。このうまさがわからないなんて。何はともあれ、また私の手元に来てくれてうれしい。

ドラッグストアでは一気に切れた洗濯洗剤、ボディソープ、クレンジングを購入。こういうのってどうして一気になくなるんでしょう。大量買いするといまだドキドキしてしまう。

帰宅後気が向いたので、今日はランニングもした。いいぞ。ナイキランで「今日は35分走ろう」と設定されていたが、しんどすぎて折り返し地点で断念。それでも17分ちょいくらい走った。1キロ平均7分8秒まで来た。元の6分台まであとちょっとだ。引き続き、無理ない範囲でがんばろう。


3行日記

今日の反省 生活リズムを狂わせてしまった。
今日の感動 マユリカのPodcast『うなげろりん』の最新回がおもろすぎた。
明日の目標 クイックルワイパーか掃除機をかける。


今日観た映画

Netflixで『ザ・キッチン』を観た。昨日配信が開始になったらしい。

ジョーダン・ピール監督作品の常連で『ゲット・アウト』や『NOPE/ノープ』で主演をしているダニエル・カルーヤが監督デビュー(共同)した作品だ。

ある女性の死をきっかけに、主人公イギーと少年ベンジーの人生が交差する。近未来のロンドンを舞台に、貧富の差から生じる社会の分断を描いた映画である。

イギーが「ゴミ溜め」と呼ぶ、自身も身を寄せる団地が“ザ・キッチン”。イギーは葬儀場に勤めているのだけれど、貧乏人は自分の葬式や埋葬すらままならない、みたいな描写があってちょっとキツかった。亡くなった人は植物に変換され、しばらくの間葬儀場の庭園に置かれ参ることができるのだが、一定の期間を超えるとそこからなくなるとだという。「植物に変えられた死体はどこにいくの?」とベンジーが何度か聞くのだけど、イギーは「植物は植物だ」としか返さない。

以前観た邦画『PLAN75』は、75歳以上の老人が自分の手で命を終わらせることに政府が手を貸す未来が描かれていたが、あの作品ではたしか合同葬みたいなことが行われると謳っておきながら、実際は死体がゴミのように回収されている描写があった。なんだかそれを思い出してしまった。

イギーとベンジーの距離の縮まり方が一筋縄では行かず、何度もヤキモキしてしまったのが心残りではある。が、ラストはほんのりとやさしいシーンで幕を閉じた。絶望と隣り合わせにいながらも生きる人たちの瑞々しさや、近未来のロンドンの世界観に見応えがあってよかった。去年観たNetflixドラマ『BODIES/ボディーズ』でも一部近未来のロンドンが描かれており、イギリス制作の作品はああいう描写がうまいな〜と思った。それこそダニエル・カルーヤが出演していた回の『ブラック・ミラー』とも近い雰囲気を感じた。




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