【進路に悩む高校生必見!!経済学部で何を学ぶ?】3.財務会計編
はじめに
今回は経済学部で勉強する財務会計についてどのようなことを学ぶか解説します。もしかすると経済学部ではなく、会計学科や商学部などの学生が学ぶかもしれません。進路や学部選びに迷っている高校生、学問に興味のある大人の方に向けて、現役経済学部大学生が解説、紹介します。
他にも学問を色々と紹介してるので是非見てください!
財務会計はどういう学問?
財務会計ではどのようなことを学ぶか説明します。財務会計は企業にとっての外部者に経済的情報を提供することを考えていく学問です。
言葉が難しいので、少し解説を入れます。
ざっくり言うならば、投資家に企業の金銭的状況を説明することについて考えていく学問です。
お金の流れ、資産はどれぐらいあるのかなどを説明できないと、投資家は投資をしずらくなります。問題が起きることもあるので、お金の状況を説明することは社会でも重要です。政治家が裏金問題などで話題になってますが、これを考えると分かりやすいでしょう。
個人的に面白いと思う点は「会計のルールを決めるところに奥深さを感じた」ところです。「費用」をどう計上するのかを考えたり、会計の目的とは何かという哲学的なことも考えたりしました。簿記のような仕組みを万部と思いきや、けっこう奥深いものです。
具体的にどういう学問か見ていきましょう!
具体的に紹介:財務会計を3つ紹介!
財務会計とはどのような内容を扱うか説明します。具体的には
などを扱います。
せっかくですので、それぞれ具体的にどんなことをやったかを説明します!
会計基準がなぜ必要?取引コスト仮説
会計基準がなぜ必要かを考えます。ここでは「取引コスト仮説」を紹介します。会計があることで、無駄な手間が省けるという説です。
といっても、かなり難しい用語を使うことになるので、ザックリとしたイメージをお伝えします。
このように、会計が必要なのかということについて考えるようなことをしました。
会計の目的:情報提供機能
会計の目的とは何でしょうか。何に役立つのかということです。ここでは情報提供機能をざっくりと説明します。先程と同じ例で説明します。
こういう基礎的な情報を分析することをファンダメンタル分析というのですが、会計は我々に必要な情報を提供してくれます。会計が何に役立つか分かりましたね。
費用を認識しよう
他には「認識」というものをやります。費用の認識というものを紹介します。「え、使ったお金が費用なんじゃないのか?」と思いきや実は考えさせられるものがあります。
というものを考えていくのです。費用といっても奥深いですよね。答えは、後者の「5年ずつ費用計上する」というものです。詳しくは減価償却で調べてみましょう。
まとめ:他にはこんなことを学ぶ
以上のことから、財務会計というものがどういう学問か理解できたと思います。今回は財務会計を紹介しましたが、管理会計というものもあったりします。財務会計は「外部」の人に情報を提供することに対して、管理会計は「内部」の人に情報を提供することについて考えます。管理会計ついては、私はあまり勉強していないので興味を持ったら調べてみてください!
他に大学で専門的に勉強しようとすると
退職金や研究費をどう費用として認識するのか(費用の認識)
会計基準はどう作られるのか(デュープロセス)
会計の機能により、株主と銀行の対立を調整する(利害調整機能)
などといったことを学びます。次回は財務分析という学問を紹介します!
経済学部に進路を考えている方への1つのきっかけになればいいなと願っております。最後まで見ていただきありがとうございました。
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