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第一曲 【ヨルシカ:テレパス】

このnoteは CTIジャパン(*1)で学んだ僕が
非公式に そのエッセンスを
楽曲の中に見出し 紹介するnoteです

ひょんなことから
運営に 関わることになった
コミュニティがある

CTIジャパンで 学んだ人たちが集う
CTIコミュニティ

そのslackチャンネルの中に
こんな チャンネルがある

Co-Active(*2) ソング

数多に散らばる 楽器の中から
コミュニティメンバーが

各々エッセンスを 感じる曲を
投稿するチャンネルだ

細々と 続けていたのだけれど
楽曲数が 増えてきたので
noteに 書き残してみる

一曲目は この曲

楽曲は 二人の対話のように
物語が 進んでいく

僕には その姿は
コーチとクライアント のように見える

「どう言えばいいんだろうか
 例えば雪化粧みたいな
 そう白く降っているんだ」

ヨルシカ:テレパス

なかなか 自分の気持ちを
言葉にすることが できないクライアントは
必死に 気持ちを綴っていく

「寂しさ?それを言いたかったのね」 

ヨルシカ:テレパス

コーチは 感じたことを言語にし
クライアント本人に 返す

「そう言えばいいんだろうか
 溢れた塩の瓶みたいで」

ヨルシカ:テレパス

クライアントは 何度も何度も
自分の内面を 言葉にしようと試みる
懸命なその姿を見て コーチは祈る

 想像で世界を変えて
 お願い一つでいいから
 もう一瞬だけ歌って
 メロディも無くていいから
 寂しさでもいいから

ヨルシカ:テレパス

歌うというのは きっと比喩
自分として 生きて と
願っているように 聞こえてくる

クライアントの 苦しみは続く
自分のことが わからない 表現できない

あぁ もどかしい

積み重なった 気持ちは
いつの日か 限界を越える

「そう僕だけ違うんだ
 鞄に何か無いみたいで
 もう歩きたくないんだ」

ヨルシカ:テレパス

歩きたくない というのは
歩きたいという 気持ちの裏返し

本当は 歩きたい
しっかりと この足で歩きたい

けれど 歩きたいのに 歩けない
だから 歩きたくない

コーチは 今までの曲の流れと異なり
ここでは 応答する言葉を
敢えて 投げかけない

その分 転調する曲と同じように
今までよりも より一層 
深く 強く 寄り添う

 想像して自分に触れて
 貴方を少しでいいから
 もう一回だけ愛して
 何も言わないでいいから

ヨルシカ:テレパス

曲はクライマックスへと 向かう

言葉は あえて投げかけなかった
言わない方が 伝わることもある

クライアントも それに呼応するように
何かを 掴み取った

最後の歌詞は 
今までと 異なる表現へと変わる

どう言えばいいんだろうね

ヨルシカ:テレパス

だろうか と自問自答していたのと比べると
だろうね と相手に語りかけている

一言の 違いだけれと
明確で 本質的な違いがそこにある

歌詞に 鉤括弧がないのも意味ありげだ
言葉に ならずとも 伝えないことは
伝わったのだと 思う

この曲を聴いた時 僕は
このコースのことを 思い出した

プロセス・コース(*3)では、その時クライアントの人生に何が起きていたとしても、それをじっくりと経験し、受け入れ、次に活かしていくことを支援する方法を学びます。コーチはクライアントが自分の内側で、今、この瞬間に何が起きているのかに気づき、その経験に焦点を当てることをサポートしていきます。

CTIジャパンホームページ プロセス・コースより抜粋

何かを 掴み取っていく過程に対して
真摯に 寄り添い 
思考を 促進させていく姿勢は

まさに コーチの在り方を示しているように
僕には 感じられた

こんな 優しくて 深い
関わりが 僕にもできたら

*1 CTIジャパンのHP

*2 CTIジャパンのコーアクティブに関するページ

*3 プロセス・コースとは 
  CTIジャパンの提供するコーチング・コースの一つ

いただけたら、とてもうれしいです!サポートは、台紙となるマーメイド紙、絵に使う画材、額装、などの道具代に還元させていただきたいとおもいます。