年が明け　新しい年が始まった

二十四時間は　同じようにすぎるのに
身体の中も　同じようにすぎるのに

年を跨ぐ　一日は
どうして　こうも特別なのだろうか

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なるほど　TVや　インターネットも
年末年始と　高らかに声を上げる

クリスマスのケーキのCMが　終われば
紅白柄が急増し　特番が組まれ　
お祭りの空気が　出る

家を出ると　そこかしこに　
年末年始の連絡が　貼られ
休日ダイヤや　特別ダイヤの連絡がある

意識をしなくても　年末が近づくことが
身体に　インプットされる

だから　特別なのだろうか

そういう意味では　近年はハロウィンも
似たような　空気は流れる

けれど　
同じようなことは感じない

では　何が
特別にさせているのか

僕は　願いが増えるからだと
思っている

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ゆく年を　ふりかえり
くる年を　どのように迎えたいのか

どんな年に　したいのか
たくさんの人が　未来を考える

翌年の目標を　宣言する人もいる
一年の計は元旦にあり

今年こそは　こんな年にしたいと　
思います

なかなかできなかった　
あれにチャレンジします

新しい年を　すぐにでも迎えたい

願う未来を　この手に近づけたい

そういう気持ちの　高まりが
そこかしこに　あるように思うのだ

そして　そのエネルギーが
望む望まないに　関わらず　
問いという形で　自分にも向かってくる

わたしは　こんな願いを持っています
あなたは　どうしたいですか

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新しい年は　はじまり
すでに　日常に戻りつつある

しかし　僕はまだ　
あの時に投げかけられた　問いに対して
答えを　出せずにいる