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経済的な理由で夢を諦めかけている学生を支える、新進気鋭のベンチャー「Crono」。メンバーの素顔とは?(後編)

前編では、日本初の「企業×奨学金」に取り組むベンチャー企業Cronoが生まれた背景にある想い、そしてCronoのメンバーの素顔について、他己紹介で教えてもらいました。

Cronoで働いている人々

メンバーの過去も知りたい!どんな学生だったの?

——奨学金に関係した事業であるCronoへ参画するにあたって、おそらく学生時代から奨学金に興味を持つような実体験があると思うのですが、メンバーの皆さんはどんな学生時代を過ごしていたんですか?

荒木
僕は大学に5年半と人よりも長く通っていたんです。
その頃は本当にいろんなことをやっていました。海外にも行ったし、サークルもテニスとフットサルとスノーボードと色々所属していて、飲み会もたくさん。やりたいことには飛び込んでいく、イケイケな学生でしたね(笑)

でも裕福だったかといえばそうではないです。貧乏でした。一人暮らしもしており、学費と生活費のために奨学金はガンガン借りていました。

——返済義務のある奨学金は、社会に出た瞬間から返さなければならない「借金」ですよね……借りるのに抵抗はなかったんですか?

荒木
それが、なかったんですよ。
僕は結構ポジティブな性格で、いくらお金を借りても自分は返せるだろって根拠なく思ってたので、かなりの額を借りましたねー。たしか4桁万円

——!!???!大物だ……!!!

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荒木
けど、それでよかったなぁと思うんですよ。ちゃんと自分への投資ができたから。奨学金(という名の借金)は膨らんでいたけど、学生だからこそできるさまざまなことを体験したし、憧れていた海外にも行けた。そして奨学金を使って得た経験のおかげで、社会人になってからできた仕事がたくさんあります。

お金をたくさん借りてでも望む体験をしっかりしたほうが、あとあと豊かになるって、自分の原体験から強く思いますね。けど借金はしないほうがいいに越したことはありませんよ(笑)

Cronoは学生が金銭的な壁を乗り越えるための体制を整えることで「機会の平等」を実現します。経験をしたいと思っているけどお金の面で悩んでいる人にはぴったりだと思いますね。

豊島
僕は秋田県から関東に進学して、新聞を配達しながら学費を賄っていた貧乏学生でした。イケイケな荒木さんが正直羨ましいです……飲み会とか行ったことないですもん。

荒木
なんと! どんな学生生活だったの?

豊島
朝2時に起きて6時まで新聞配達、そこから大学を3限まで受けて、15時から夕刊を配ったり新聞屋のいろんな手伝いをしたり。そして次の朝また2時に起きて……みたいな生活でした。

——ハードスケジュールですね……

豊島
学生で新聞配達をすると450万円程の給付型奨学金を得られるんです。そのおかげで、僕は大学に通うことができました。経済的に困っている学生にとって非常にいいシステムだなと思っていたんですが、途中から気づくんです。

かなり時間的な制約が大きいな、と。

留学や課外活動はもちろん、就職活動でも行きたい企業の選考に行けなかったりと涙を飲むことが多かったです。

学費を賄って大学生活が充実させられるかと思えば、実際は、学生としての機会を削らなくてはならないシステム。これに対して疑問を感じるようになりました。

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「社会人と比べて時間に余裕がある学生のうちに、先に投資してもらって、安心していますぐ何か挑戦できる制度があったらいいのに」、と思いながらずっと大学生時代を過ごしていましたね。当時考えていたことをやってくれているのが、まさに今のCronoなので嬉しいです。

——そんな中でも夢中になったことや好きなことはありましたか?

豊島
そうですね。今思うと、新聞配達をしていたので、紙面に載っている著名人の文章を読むのがすごく好きでした。

自分はある意味、閉鎖的で毎日時間のない中で生活していました。けど、新聞に載っている方は全く違う世界で生きていて。「社会にはいつも自分の知らない世界が広がっているんだ」と感じていました。新しい視点や思想についても書かれていたので、そういった新鮮な情報を得るのが生活の充電時間になっていましたね。

——Mさんは現在大学院生ですが、どんな学生生活を送ってきましたか?

M
私は私立大学に入ってすぐにメンタルヘルス系の問題を抱えてしまって。日本の大学は1年2年と過ごしたら、3年ですぐ就活、「最初の2年間でサークルとかに入って経験積んどいてね」って感じですよね。そのスピードについていけなくなってしまいました。

淡々と勉強したり、読書したり、真面目なドキュメンタリー系からバラエティ系までたくさんテレビを観たりしながら、「自分のやりたいことって何かな」ってゆっくり考えて、その後大学院生になりました。

大学院に進んだのは、もう少し勉強したかったし、親も勧めてくれたからです。私の家は貧しいわけではなく、親が教育に対して理解があり、積極的に支援してくれました。でも他の人より長く私立大学に通うことになるので、院に進むとなったとき初めて、自分で奨学金制度について調べ、応募しました。でも奨学金の情報って、なかなか見つけにくかったり分かりづらかったんですよね……。

また、フランス・パリに留学してから、日本と世界は全然違うことを知りました。行政の勉強をして時代とともに国は変化していくものだということを強く感じ、ガラッとマインドが変わりました。

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先進諸国と比較すると、日本はかなり閉鎖的で、若者への支援や情報の少なさが解決すべき課題だと感じられます。可能であれば、若者はどんどん挑戦したり、海外に進出していくべきだと思うようになりました。

そのため、学生の背中を後押しするCronoにすごく惹かれ、いまインターンをしています。

——Mさんの、知識に基づく積極性、とてもベンチャーに向いている気がします…!

院生になり、留学して国際社会を知ってから、自分が明らかに変わった実感があります。学内プロジェクトや課外活動で学生生活を盛り上げたりと、積極的に活動する学生になりましたね。入学時の自分とは別人です(笑)

人は広い世界を経験することで視野を獲得し、活き活きと生きていけるのだと思います。
なので、Cronoを利用する学生さんの挑戦は積極的に応援したいです。

——同じく現在大学生のTさんはいかがでしょう?(テキストでご回答いただきました。)
T
私は他の方々と違って奨学金を借りたことはありません。両親が積極的に支援してくれ、私立中高一貫校(地方)、そして東京の私立大学に不自由なく通わせてもらっています。

これには理由があって、私の父が“自分たちの子供には奨学金を借りないで済むよう”にしているからなんです。

父は学生時代に大学・大学院に通うため奨学金を借りており、その返済に20年以上苦しんでいました。だから、その苦労を子供にはさせまいと決めているんですね。

でも学生の私はその背景を深く考えず、恵まれた学習環境が当たり前のように慣れてしまっていました。

そんなある日、たまたまインターネットで「教育格差」のニュースを目にして気づいたんです。

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私が学校でやりたいことを存分に出来ているのは、父の奨学金返済という苦しい時間と、同じ苦しみを子どもに味わわせたくないという強い想い、行動があるからだと。自分はこの機会を与えられていることにもっと感謝せねばならないと感じました。

その後、教育格差の問題が現場でどのように起こっているのかに興味を持って、NPO法人のインターンに参加して教育系プロジェクトに携わったり、大学では教育社会学のゼミに入り、学問としてはどのようにこの問題が取り上げられているのかを学んだりしました。

金銭的問題から生じる「機会の不平等」を解決しようとするCronoは、自分の関心にぴったり合う企業だなと思い、現在こちらでインターンをしています。

——実体験から育ったみなさんの奨学金や後輩への想いが、Cronoを支えているんだと感じました。

これからのCrono

僕たちは「可能性の塊」なんです

荒木
今後はCronoのビションでもある「若者の挑戦を企業や社会が支える仕組みへ」を体現すべく、「企業奨学金」の仕組みを広げていきたいです。

現在は大学生にフォーカスしたサービスを展開していますが、いずれは大学卒業後の20代、30代、さらにはもっと上の世代の人にも使ってもらえるようなサービスを目指しています。

というのも、僕らは「挑戦に年齢なんて関係ない」と信じているので。

いま、Cronoのサービスを利用して海外の大学に行き、日本では難しい高度な医学や機械工学などの勉強をするなど、将来の可能性を広げている若者たちがいるんです。彼らを見ていて本当にすごいなって思うんですよ。僕が学生時代のころ、在学中にそんな選択肢を考えることはなかったなーと。お金の問題もありますが、そもそも「知らなかったから」。

でも、たぶん当時も、海外に留学したり技術や知識のある大学に行って最先端の研究に打ち込んだりする同年代の人が、自分と同じ時間軸で生きていたと思うんです。

学生じゃなく社会人でも、例えば久しぶりに会った同級生が「フランスでずっと働いている」とか言ってきたら、「こいつカッコいいな!」と思いませんか?昔は同じ学校に通っていたのにこの差はなんだ、って(笑)。
でも、もしかすると自分だって海外を目指す選択肢を見つけて取り組んでいたら、今頃、幼馴染とフランスで仕事していたかもしれません。

知ることが出来れば「やるかやらないかはその人次第」の選択肢を、僕らはみんな、きっとずっと持っている。ただ、その実現に対して、一番初めにネックとなるのは「お金」でしょう。

学生だったら学費、社会人なら職の不安。それに、「挑戦」といってもなんでもかんでもチャレンジして終わりなら、自己満足にしかならないと思うんです。大事なのは挑戦によって世界を広げていった結果、その経験で得た物事を武器に自分が何をしていくのか。ここがうまく繋げられずに、言いかたは悪いですけど、せっかくのチャレンジを無駄にしてしまう人もいます。

だから企業奨学金のように「この事業で経験・修行してもらえば、僕のところで採用します」みたいな制度があると、若者でなくても可能性を感じてチャレンジできる環境がいくらでも作れると思うんですよ。

情報社会と言われるいまだからこそ、知ることの価値は高まっていて、「そんな世界や方法があるなら、本当は自分のしたかったことが今からでもできるんじゃないか」という意欲も生まれやすくなっています。

これから、僕らCronoはメディアへの露出に力を入れていきます。いろんな挑戦の入り口があるという情報や、実際に叶えている人たちの姿を発信して、それを見た人々に「自分にもこんな可能性を掴めるチャンスがあるんだ」と思ってもらいたいからです。

——これはCronoのSNSをチェックしないとですね!

豊島
TwitterFacebookInstagramLINE@で情報発信しています。
特にLINE@やTwitterは学生さんが使いやすく、手軽にコミュニケーションを取ることができるのでおすすめです。僕も直接相談に乗っています!

荒木
豊島くんは本当に優しくて、すごく親身になってくれます、緊張せずに思いの丈をぶつけてください(笑)。

豊島
挑戦したいことがあるにも関わらず経済的な理由から断念してしまう人を、一人でも多く支援していくことが出来るように取り組んでいきたいです。

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Cronoから読者の方へ

あなたの挑戦を諦めない 〜学生たちへのメッセージ〜

——この記事を読む学生さんへ、メッセージをお願いします。

荒木
やりたいことを、やれる環境でやってほしい。
というのも、こういう風に奨学金のサービスをやっていると、「こういうことがしたいからお金がほしい」という明確な意思を持つ若者にたくさん出会うんです。
やりたいことがあって、目指したいと思える今の若者たちは恵まれています。世界的に見ると目の前のことをやらなきゃいけない人たちが沢山いるなかで、日本ほど自由な国ってなかなかない。だったらそれを思いっきり楽しまないともったいない。だからやりたいことがある学生さんには、どんどん体を動かしてやってください、と応援します。Cronoを使ってくれれば、僕らがやりたいことをやれるようサポートするので。

一方で、「やりたいことがない、ただお金に苦しんでいる」という若者にも出会うんですね。やりたいことがない、と言われると僕らは困っちゃう。僕らCronoは単なるお金貸しじゃなく、行動のサポートをしたいから。

やりたいことがないと感じる人には、まず自分と社会を疑ってみてほしいです。

例えば、僕なんかは今夜飲みに行きたいか行きたくないかでいえば、もう今から飲みに行きたいし、日本にいたいか海外に行きたいかなら即海外に行きたいし(笑)。
2択にしてあげれば分かりやすくなって「こっちのほうがやりたい」って言えること、絶対あると思うんですよ。自分の人生全てをかけてやりたい、生きる目的になるものとは……のようにでっかい解答として見つけようとすると、分かんなくなっちゃって、「やりたいことなんてないよ」ってなる。けど、それを疑って小さなところから積み上げていけば、自分がやりたいと言えることは必ずあるんです。

そして、いま自分がいる社会も疑ってみてほしいです。というのは、この日本社会って特殊なんですよ。やりたいことがやれないような環境が多いし、夢なんか持ってもカッコ悪いとか、まずは一般的に大学出ていい会社に入って〜……みたいなのが当たり前になりすぎている。やりたいことが自分にない、と思ってしまった瞬間、なんだか罪悪感を持ってしまうほど。
けど、それは社会の仕組みがそう思わせるようにしちゃってるんです。

やりたいことがない自分ってつまらないなあ〜と思って諦めたり妥協しなくていい。自分と社会を疑って、小さく自身に質問していって、興味が出てきたことについて能動的に情報を得て、可能性を広げてください


豊島
1つは、自分の軸をちゃんと持ってほしいということです。弊社のサービスは若者をサポートするサービスなので、学生の方々が何をやりたいのかという、目的や軸があるからこそ手厚くサポート出来ます。荒木さんも言うように「やりたいことがない」若者に対しては、どういうサポートをしていいかわからないので、自分の軸をしっかり見つけて、行動してほしいと思います。

2つ目は……ありふれたセリフですが、本当に、諦めないでほしいと思いますね。
以前、学費が払えず困っていた学生の相談を受けたんです。いろんなアイデアを一緒に考えながら、最終的に、僕自ら学生さんと共に直接学校に掛け合って、納入金の延納を規律よりも延ばしていただくことに成功しました。その学生さんが熱意を持って諦めずにいたからこそ、僕も気持ちに応じようと必死になりましたし、結果、彼は退学にならずに学生生活を続けることができたんだと思います。

自分の軸を持って諦めずに進もうとしていけば、見てくれている人や、応援しサポートしてくれる人が必ずいます。

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M
先ほど荒木さんがおっしゃったように、社会には一流大学に行って、大手企業に就職して、こう生きていくのが正解だという暗黙の規範があると思うんです。
たしかにそれが素敵だった頃もあった、でもそれはすでに「古い生き方」。いまは少子高齢化など社会構造が変化して労働市場が大幅に変わっています。雇用側も就職する側も、必ずしも「いままでのこうしなさい」に従わなくてもいいのでは?と私は思うんです。

すぐに古くなっていく社会に合わせる道に進むのではなく、今の自分に本当に合う仕事を見つけることが、これからの若い人たちに目指してもらいたい道だなと考えています。

あと、夢を長く持ってほしい
人生って、「苦しい今」についフォーカスしてしまうことがあるんですけど、実は相当長いと思うんです。だから、いますぐ解決出来ないことに悩むこともあると思いますが、先を長く見てください。単にどこかの会社に就職採用されるのを目指すのではなく、今のうちに知識をつけてスキルを磨いたりしてください。

荒木さんがおっしゃっていたように、私たちは「可能性の塊」だから、これから勉強したり海外に行ったりするチャンスは何度でも来る。私が留学したり大学院に行って自分の考えがガラッと変わったように、ふとした機会で道は拓けます。

だから諦めないで、準備と挑戦を続けて、長く夢を持ち追いかけてほしいと思います。

一緒にCronoを応援しませんか? 〜大人(企業)へのメッセージ〜

——代表取締役である高インロンさんから、若者を取り巻く大人たちや、企業奨学金に取り組むCronoへ興味を持っている企業さまにむけて、メッセージをいただきました。

代表取締役 高インロン
大学進学や留学など、何かに挑戦するための資金は各家庭や個人が稼ぐことによって準備しなければならない、いわゆる自己責任型の形式がこれまでは一般的でした。しかし今、大学生の4割は何らかの形で奨学金を借り、自己成長のために資金を回せない人たちが年々増加しています。

他方で、社会や企業では即戦力人材のニーズが高まり、人手不足の中でいかに優秀な人材を獲得できるかの激しい競争が起こっています。

それはまるで「学生のうちにスキルアップをして優秀な人材になってくださいね。でもその資金は自分で用意して」というメッセージを学生の方々や挑戦したい方々へ突き付けているようなものでしょう。

「中長期で若者を支える仕組みを、慈善活動ではなく持続可能なかたちで、挑戦する人や企業にとってメリットのある仕組みで作りたい」
その想いからできたのがCronoです。

弊社の企業奨学金制度を利用することで何かに挑戦したい、学びたい志の高い学生へ先に投資を。資金提供した企業には、数年後、優秀な人材に成長した学生が入社してくれる仕組みが生まれます。
この循環を社会全体で支えられれば、若い人はスキルアップに専念でき、その力を社会に的確に還元できることとなるのが本サービスのポイントです。

まだ弊社の取り組みは始まったばかりですが、「若い未来を信じて想いを託してくださる」大人の方々が増えてくれれば良いなと考えています。

——ありがとうございました!


新サービスのお知らせ

“既に社会人の奨学生”にも朗報!Cronoの新たなサービスとは

最後に、2019年11月下旬にCronoがリリースした2つの新サービスについてご紹介します。

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サービス①
「Crono Job(クロノジョブ)」

これから就職活動を始める奨学生や、学生時代奨学金を借りていて現在社会人として働く人にオススメのサービス「Crono Job」。奨学金の返済を肩代わりしてくれる企業と奨学金の返済を抱えている求職者を繋ぐ求人プラットフォームです。(サイトはこちら

Crono Jobに掲載されている企業に入社が決まると、求職者は、自身が借り入れ中の奨学金を企業に肩代わり返済してもらえます

この仕組みは企業・求職者相互にメリットがあります。

求職者のメリット
・働き口を得られる、奨学金返済負担を軽減できる
⇒奨学金返済に追われることなく、勤務活動に集中したり、やりたいことに挑戦できる

企業のメリット
・求人広告や紹介料にかかっていた採用費用を、学生の奨学金返済に充てる
⇒長期勤続かつ高パフォーマンスが期待できる人材を採用、CSR活動と採用活動を両立できる

奨学金返済に苦しむ求職者はもちろん、少子高齢化で人手不足にもかかわらず広告料や紹介料の高騰が負担となりつつある企業にとって、確実に長期勤務してくれる人材の確保は非常に魅力的。両者がともに活き活きと働ける可能性に満ちたサービスです。

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サービス②
「My奨学金リスト」

「My奨学金リスト」は学校に通うために奨学金を考えている方々へオススメのサービスです。世の中に多数ある奨学金の中から、自分の求める条件にjぴったりの奨学金情報を検索することができます。(サイトはこちら

奨学金といえば、代表的なものは「日本学生支援機構」。ですが他にも大学独自や民間、財団などが多種多様な奨学金制度制度を設けています。しかしそうした情報は分散しており、必要な学生に正しく届けられていないようです。

そもそも存在を知らなかったり、気づいた時には申し込みが終わってしまっていた……というのが学生たちの現状。

そのような学生の機会損失を無くすため、Cronoは独自のデータベース「My奨学金リスト」を作成しました。

このサービスでは、大学名や学部、興味のある分野などを入力すると、データベース内の奨学金から自分の条件に適したものが一覧で分かるようになっています。また、申し込み忘れを防ぐ「アラート機能」などもあり、奨学金を検討している学生にとって役立つサービスを目指しています。


おわりに

~「企業奨学金」という可能性のバトンをつないで~

企業×奨学金という日本初の取り組みを行うスタートアップ「Crono」。現在この国では、就職で大卒枠が当たり前になるにもかかわらず、経済的な理由で学校に通えなかったり、挑戦したいことを諦め、未来に絶望する若者が残念ながら増えてきています。

そんな社会課題に対し、Cronoは確実に、大きな希望の一石を投じています

若者に未来を切り拓くチャンスを創ろうとする大人たちは、親しみやすく素敵な人ばかりでした。

学生時代に自分も苦しんだから、後輩たちにはそういう苦しみを与えたくない。代表の高さんはじめ、チームメンバー全員に共通するその想いは、今後Cronoを利用する学生たちに受け継がれていくに違いありません。

若者は挑戦をしながら自分のスキルを思う存分磨き、大人たちは若者と正面から向かい合って支え、社会で働くことの意義を伝えていく。誰もが苦しみ我慢する世界ではなく、諦めずに活き活きと働ける未来。

Cronoに携わる方々と話をしていると、そんな未来がはっきりと見え、とてもワクワクしました。

あなたがもし学生で、奨学金を検討したりお金に関して絶望しかけているのであれば、まず一度Cronoに相談してみてください(私が学生時代に戻れるなら絶対に相談していました!)。
あなたがもし社会人で、近くにいる“経済的な理由で諦めようとしている若者”に心あたりがあれば、彼らに声をかけてください。

「大丈夫、諦めないで。

Cronoって、知ってる?」

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今回の記事企画は、取材したいヒトとされたいヒトのマッチングサービス「LOOKME」を通じ、株式会社CronoのPM担当豊島さんからオファーを得て、私・オギノシエが制作しました。

LOOKMEのコンセプトである「実はすごいヒトにスポットライトを」。これは取材する側と取材されたい側、両方の強い想いから実現します。
「取材したい側が取材を申し込む」だけの在り方を越え、互いの想いを叶えていく場所として、LOOKMEは可能性に満ちています。

その一つが「LOOKME公認取材ライター」

駆け出しライターのひとりに過ぎなかった私・オギノシエは、今回の記事をキッカケに「公認取材ライター」として活動をすることになりました!

こちらで紹介していただいているので、ご覧いただけると嬉しいです。


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