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(出会った人の数ー別れた人の数)< 後ろ向けた人の数   という数式。


【らべあろ企画「私の号泣ソング」】


号泣でなくとも、しみじみ沁みる心に残る歌でも良いとのお言葉に甘え、忘れられない歌を三つたずさえ参じました。
どうか、ご笑納ください。

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中島みゆきほどメジャーじゃなくて、森田童子ほど暗くない。
そんな彼女推しの人は、当時結構いました。

淡々と独り言のように、黄昏のように歌うのですが、これがなんともせつないです。
でも、歌の最後に希望を残します。
『ここにも 慣れさえすれば きっとやっていけるよね・・・』

も少し頑張ってみようと背中を押された人が、きっといたはずです。
この記事のタイトルは、この歌の歌詞から。
落ち込んだときはさらに自分を落とし込み、V字回復を図ります。

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携帯電話のないあの頃、あの時代。
あの頃にあったなら、多くの人の物語はきっと変わっていたに違いないとおもうのですが、
そんなことを過去に問うても詮ないこと。

彼のライヴの右に出る者はいないと思っています。
幕が開いた最初の一音からオールスタンディング!、ほとんど立ちっぱなしのコンサートなのですが、こんなバラードの時だけは座らせてくれます。
(このあたりは中島みゆきと対照的、みゆきさんのライヴは、ノリノリの曲でも誰も立たない)

圧倒的な存在感は、聴く者をその歌の世界にいざないます。
知らぬうちに、自分が物語の主人公になっているのです。

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朴訥に、でもひたむきに歌います。だからこそ胸に響きます。
曲のはじめ、ブルースハープが流れると、もうノスタルジーにどっぷりです。
はかなくて美しい彼らの歌の旋律には、時に戦慄さえ感じます。童謡唱歌がRockに変じた感覚。
『共感』が彼らの最大の武器です。

「ラブレター」という曲と迷ったのですが、自分からは少し距離のある、この曲にしました。

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my guitar です。Sen-sing のsing は・・・


以上です。

どれか一曲でも、どこかワンフレーズでも、心のどこかに届きますように。♪


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