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旬杯短歌 兼 水無月短歌【参】

旬杯短歌エントリーと(私的シリーズの)水無月短歌を兼ねさせていただいています。
エントリー作品は、❅の短歌です。(下段に引用枠でまとめています)
わがまま参加で恐縮ですが、よろしくお願いいたします。


♪ ♪ ♪

❅ 雨の夜は中島みゆきを聴いてます誰のせいでもない月曜日

❅ 天頂にこと座のベガをおく夜はきみに借りてた SPITZ を聴く

❅ AIが奏でる詩歌の心地よさ 匂いも吐息も感じぬままに

 遠い日の蝉時雨の中秘密基地ぼくらはみんなヒーローだった

 ゆるやかな等圧線に囲まれてほとはしるがごと夏は来たれり

 底辺はやさしさ高さは思いやりうたのベクトル向かう先には

 のど越しをぐいぐいぐいと落ちてゆく五臓六腑は銀河となりて



雨の夜は中島みゆきを聴いてます誰のせいでもない月曜日
天頂にこと座のベガをおく夜はきみに借りてた SPITZ を聴く
AIが奏でる詩歌の心地よさ 匂いも吐息も感じぬままに

旬杯参加はこの三首。あとも良いのが揃ってます(自分で言うな)


水無月短歌も最終回、紫陽花三色でおしまいです。



さあ。文月


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