2018年ミラティブが実践したコミュニティづくりのあれこれ[グループインタビュー編]

ミラティブのコミュニティマネージャーをしています。まお(@spring_mao)です。

ミラティブでは、ユーザーさんに向き合った試みやイベントを定期的に開催しています。2018年に実施した試みの中でよかった!と思えることを発信する企画の第2回です。

前回は、ミラティブで月1回公開している「運営だより」という運営からのおたより記事について書きました。ぜひご覧ください。

今回はグループインタビュー編と題してお話をしていくのですが、いわゆるユーザーインタビューとグループインタビューにはどんな違いがあると思いますか?

1 on 1 のユーザーインタビューには、ユーザーインサイトを得るという重要な役割があると思いますが、グループインタビューになると、一緒に参加した人の意見に流されやすい(正直に発言するのが難しい)、エピソードを深く掘るのが難しいという決定的な違いがあります。その違いを理解した上で、グループインタビューに求める価値を「ご意見をいただく」ことに加えて「参加者同士の濃いつながり」「運営との濃いつながり」と定めました。

参加者の募集はツイートで、応募もGoogleフォームでと極めて簡易的におこなっています。

グループインタビューは、ミラティブ社の会議室に4〜8人ほど参加者さんを招いて、1時間半ほどで行います。

ミニゲームで参加者の一体感を醸成

参加者全員が自己紹介したあとに、ジェンガをします。なぜジェンガ?というところなのですが、ミラティブはゲーム配信のプラットフォームなので、ユーザーさん同士をゲームのパワーで仲良くするというのは自然なことなのです。

このジェンガのルールは、崩した人が負けなのではなく、制限時間内により多く積み上げることとして、力を合わせて取り組んでもらいます。あえて敵を設定するなら、過去に参加した他のグループインタビューチームの記録に挑戦するというスタイルです。

最初はぎこちなかった参加者同士の会話も「ここ、とれそうだよ」「ナイスゥ」といった声かけによって、雰囲気がやわらかく変わっていくのを毎回感じています。

「嫌だったこと」「改善して欲しいこと」を先に話してもらう

ジェンガのあとは運営から参加者さんへの質問タイム。定番の質問は「今までミラティブを使ってきて嫌だったできごとや、改善して欲しいことを教えてください」です。

言いにくいことを最初に話してもらうことで、そのあとの会話が楽になるというのもありますし、複数人がいる場だからこそ「悪いことを言ってもいいんだ」という空気になって、どんどん出てくるんですよね。

1 on 1 との違いで、他の意見に引っ張られてしまうという話をしましたが、一方で 1 on 1 だと、悪い意見が出てきにくいというのも実感としてあります。身構えちゃうというか、いいこと言わなきゃ!って気持ちにさせてしまうのかなという…。そういう意味では、複数人の場で「わかる〜」「私も思ったことあります」という共感がある中での方が「嫌だったこと」「改善して欲しいこと」をより多く引き出せる気はしています。

ミラティブのエモい話

そして、最後に聞く定番の質問が「ミラティブをやっててよかったなって思うできごとや、ミラティブを続けている理由を教えてください」です。

ミラティブ社では、月1で実施している社内の定例会でもスタッフ全員が最近あったエモい話をするという文化があるのですが、それを参加者さんにしてもらうといったイメージですね。

参加者さん同士でエモい話を語り合うことで、やっぱりミラティブっていいね。って思って帰っていただくことができているのではないかなと考えています。本当に印象的なエピソードがいろいろあって…このエモい話の数々がミラティブチームの活力になるんですよね。

実はここで聞いたエモい話は、次の展開にもつながっています。最近ミラティブを取材してくださる媒体さんが増えてきているのですが、その中でも「ユーザーさんの声を聞かせて欲しい」というご依頼をいただくことが出てきています。ユーザーさんをご紹介するにあたって、媒体さんが求めているエピソードがあるということがエモい話でわかっているので、マッチングがしやすいのです。


ユーザーインタビューそのものは1時間半の短い時間ですが、最後には、参加者さん同士が仲良く話しながら帰っていくのがいつも印象的です。

最初は告知ツイートをきっかけに参加してくれる方しかいなかったわけですが、回数を重ねるうちに「以前のグループインタビューに参加した〇〇さんが楽しかった!と言っていたので参加しました。」という声も出てくるようになりました。

グループインタビューに参加してくださった方の声をツイッターモーメントにまとめたりもして、次の参加者募集時に役立てています。


ミラティブの取り組み[グループインタビュー編]いかがだったでしょうか。たくさんの人に会いたい、いろんなお話を聞きたいという思いからはじめた企画でしたが「参加者同士の濃いつながり」「運営との濃いつながり」を実現できるいい形が作れたなと思っています。

次回は、このシリーズ最終回[オフ会編]です。グループインタビューから繋がる取り組みもご紹介していきます。

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この記事を読んでくださった、コミュニティマネージャーさん、プロデューサーさん、プロダクトオーナーさん、ツイッターでまお(@spring_mao)にリプいただけますと喜びます。来年はコミュニティマネージャーコミュニティを作るぞ!と意気込んでおりますので、ぜひ仲良くしてください。


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まお

Mirrativのコミュニティマネージャーです。わかりあう願いをつなごう。

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