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花札にハマったかもしれない最近

一人っ子なので一緒に花札をしてくれる人はいない。
昔サザエさんの波平が1人で囲碁か将棋かをしているのを見て、すごろく4人分を1人でこなすことを覚えた元5歳児です。(勿論おもんなかったなー。)
アナログゲームがしたい時、よくYahooゲームにお世話になっていた。
母の仕事が終わるまで使っていいよと言われたパソコンの前に座ってYahooの無料ゲームを漁る。
オセロ、チェッカー、とかね。

そんなか花札を発見した。綺麗な和風の絵に惹かれた。
しかし全くルールがわからない。
「こいこい」の表示が楽しい、くらいしか。
何を基準に「こいこい」が表示されるのかわからなかったし、どうすればこの札は取れてあの札はこれでは取れないのか、ということもわからなかった。

先日、アソビ大全をSwitchでプレイしていた時に(これまた用語や役の覚えられない麻雀に飽きて)花札の表示を見た。
一度プレイした形跡がある。
何回やってもわかんないんだよな、と思いながらまたプレイしてみることにした。

適当にやってたら勝ってしまったので気分がいい。
いや流石任天堂。優しい。
勝負前のルール説明は勿論、試合中の月ごとの札,役の種類と説明のカンニングを許してくれる。

「同じ月の札で場の札を取ることが出来る」を覚えたら早いのだが今までそれができなかったのは「トランプみたいに同じマークが描いてあるならまだしも、全部絵が違うのに48種類の絵をそれぞれ(これは何月の札だな)とか覚えれる訳ないだろ」と思っていたからだと思う。

テレビの大画面で許されたカンニングをしながらよく絵を見てみると背景に同じ植物や似たような風景が描かれていることに気づいた。
その山を越えたら今まで理解できなかったのが嘘みたいにルールが理解できて楽しかった。

「花見で一杯」「月見で一杯」の役が同時に出来上がった時は気持ちがいいね。
何より役の名前が美しい。にわかですがお気に入りです。

その日は2時間近くしていたと思う。
先にしていた麻雀より役もルールも単純明快だったから熱中できた、というのはあると思う。

ここまで、恥ずかしながら当方現在高3。
その上日本人。
知らないのはまずいのでは。
最近の若者なので知らなくても呆れて許されるだろうか、とか考えながら今更自主的に遊び方や歴史を調べ始める。

花ならべとこいこいの違い、神経衰弱もできるらしい。
八八はよくわからないのでまた今度調べてみる。
トランプみたいにいろんな遊び方があるのは知らなかった。

もとは花カルタ。
賭博として流行し、1816年禁止令。(なのでそれ以前から存在する)
解禁されると大流行、そこから200年以上たった今でも存在。すごい…

派生も含めここまで長く流行るものと、時代の移り変わりとともに流行っては消えていくものの違いってなんなのだろう…

小さい頃から興味のあったものが理解できたことがとても嬉しい。
昔の自分も喜んでいる気がする。

ちなみに百人一首も覚えられる訳ないだろうということで、未だ理解できていません…坊主めくりしかできない。
あれどうやったら覚えて区別してパシッてとれるもんなん。
またそれも近々調べてみようかと検討中なのでした。

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