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教えて♥アリサちゃん M1911編

注意:このシリーズはフィクションです。

殆どが現実世界の歴史を踏襲しますが創作世界における銃器の話であります
その為単純に間違い勘違いなども多いですが、一部あえて歴史が変えてあるなどもある為、作者である自分自身を含めてそれらの訂正が非常に困難であります。
その上キャラクターの一人称視点による偏見クッソ汚い言葉遣いを更に詰め込んでるんで滅茶苦茶なことになってます してます
様々な物理資料やネット資料などを基に書いていますがそれらが間違っている可能性というのも考慮しなければいけません。

(気さくな挨拶)

クソッタレでパパの(自主規制)がシーツのシミになってママの(自主規制)に残ったカスのみんな~
アリッサお姉さんだよ~
今日はみんなに銃の事を覚えてもらいたくてやってきたんだ~

興奮を隠しきれない様子

初めてのテーマは~

M1911(Wikipediaの画像)
M1911A1(マルイのガスガン)

United States Pistol, Caliber .45, M1911

をはじめとした1911系列…の米軍及び日本での仕様の歴史を紹介するわ
民間や日本以外の他国まで紹介しきると延々と終わらないから

現代ではアメリカではColt Governmentと呼ばれるのはあまり無くて
「1911(ナインティーン・イレヴン)」って呼ぶことが多いわ
まずM1911A1の時点でコルトだけという訳でもなかったし
86年代くらいにはパテントが切れて各社から発売されまくったからね
日本ではガバメントと言えばもうこれという感じになってるわね
警察 自衛軍やその前身である警察予備隊 あと海上保安庁とかいろいろと
SIG226(本世界線ではP220ではなく226が採用された)が9mmピストルが採用されるまで自衛隊の拳銃だったというのも大きいんじゃない?

模範的な.45ACP信者

私はアブラハムの神も多神教の神も信じていないけど信じてる神様は居るわ
銃器設計の神様ジョン・モーゼス・ブラウニングはその一人ね

ブラウニングは日本においてはブローニングと読まれることも多いわ
でも英語的にはブラウニングの方が正解に近いわ

突如中指を立てだすヒロイン()

まずは米軍での歴史についてね

1911年採用
第一次世界大戦をサイドアームとして勝利に導いたわ
数が足りなくてM1917という.45ACPをリボルバーでつかう銃が作られたわ
もっともリムレス弾だからハーフムーンクリップというものを使用しないと排莢出来ないしコルトの初期型は奥に入り過ぎて撃てすらしないんだけど
1926年に改良を施されM1911A1になったわ
それから1985年にベレッタ92がM9として採用されるまで70年以上米軍の拳銃の座を…どころじゃないのよね

海兵隊時代の愛銃の話になり突然騒ぎ出す患者

我らが海兵隊…
特に遠征隊(MEU Marine Expeditionary Unit)

は90年代に9*19mmというナチの作った貧弱弾とその程度でぶっ壊れるM9のスライド破損事故に不安感を抱いてM1911A1のフレームを改修名目でほとんど新造したわ
それがMEUピストルね United States Pistol, Caliber .45,M45 MEUSOCともいうわ
SFA社を始めキャスピアン社のスライドや各種高品質パーツを組み込んだものよ
最終的にはモスボールしてたM1911A1のフレームも枯渇したから新造フレームまで使いだしたわ

東京マルイ MEUピストル

余談だけど

それでもベレッタ92とシグP226どっちを使うかと言われたらベレッタを使うわ
使ってみるとわかるけどシグはトリガーがワンステージトリガーだからすごい使いにくいのよ 個人的なフィーリングとは言えダブルアクションでこれはあまりにも最低ね
あと固定精度も段違いと言っていいほどシグは悪いわ でもグリップ自体は持ちやすいから実際の握りやすさはシグは確かに良いから射手が売った場合の命中率はシグの方がいいという人が多いわ
でもまぁ9mmなんて使ってる時点でお察しという感じね

9mmの話をすると途端に機嫌が悪くなるヤードポンド法信者

ワンステージトリガーもいいところはあるのよ 射撃時間を気にしなくていいタイプの競技射撃とかだと引き鉄を絞るように引くんだけどそういう時シアの段差があるとそこで引っかかっちゃうのよね
まぁ私はそういう競技にもツーステージを持っていくわ
何にせよ私との相性は最悪に悪い だからシグはいらない

そして更に2010年には

新造MEUピストル自体の老朽化も出てしまったし隊員も多くなったから改修名目すらやめて完全新規で採用することにしたわ
それで採用されたのが2012年 コルトXSEのレールドモデル コルトレールガンを海兵隊用に改修したのがM45A1よ
正直1911というジャンル以外はA1と言えるほど共通点はないわ
FDEやタンと言われる砂漠迷彩カラーで塗装されてるの
一部は黒塗装されてるものも調達されたわ

東京マルイ M45A1

1911年から一世紀以上経ってもなお新規採用される1911…
ブラウニングさまも草葉の陰で笑っておられるでしょう

日本での話というなれない話をするため緊張する様子

では軽く日本での使用に移るわ

第二次大戦で枢軸国として戦った日本は九州まで上陸占領され二発の原爆を落とされ降伏しましたとさ…(メタ この辺りは現実と違うため詳しく書きたい)
さてそうなると軍は解体され他公務も解体されで新編されるのよね
運が良いのが陸海の将軍たちが最初から好意的だったり
天皇や日本の将軍たちと会談した結果絆されたりと一気に日本への印象が良くなったことから世界でも類を見ない平和的統治になったのは教科書でも見たでしょう
そうして過去の兵器は一部を除いて破棄され米軍の古い装備を貸与と言う名の押し付けが始まるのね
その中で警察に貸与されたのがM1911やA1 あとCOLT S&W問わずM1917
あとはM1ガーランドやM1カービンと言った歩兵銃やM1バズーカとかの重火器他色々と米軍装備が渡されたわ

勝者の顔
なお彼女の曽祖父は九州上陸作戦で砲撃を受けKIAとなっているが遺体は見つかっていない

警察予備隊では

1952年に保安隊に転身されるまで、保安隊では1954年に自衛隊に改名されるまで
自衛隊では1982年に9mm拳銃…SIGP226(再度言うが本世界線では226)が採用されるまでは正式の座に居た
米軍より3年早い更新とは…嘆かわしいわね サイドアームは士官や車両兵、航空機兵の命に係わるモノよ それを9mm…その上ワンステージのトリガーにするなんて…
第三次世界大戦が1989年からだから主力拳銃としては実戦を経験しなかったけど一部が使用されたようね
自衛隊が自衛軍に転身した後は一気に退役したのだけど…
11.4mm大口径拳銃として2012年に新規調達がみられるわ
自衛軍の知人がいるけど彼は使用してないらしいわね…
多分新規調達ということで近代化された1911か…あるいは特殊作戦群のUSPのバリエーションかだと思われるわね…
その辺りで陸自の海兵隊化思想と同年にM45A1が採用されたことを考えるとコルトレールガンの可能性もあるかもね
因みに2020年には新規拳銃としてH&K P30が調達されたわ(メタ 現実はSFP9だったがこちらの世界線ではハンマー有のP30が使用された)

M45A1と同機種という可能性を考え変態的笑みが隠せない元M45A1ユーザーの顔

警察の話よ

M1917はとある警察官(メタ的な話をすると親戚)が警察学校で1970年代に射撃訓練で使ったという話も聞いたわ(愛知はM1911の更新は早かったがM1917の更新はだいぶ遅れたという話も聞く)
とはいえ1959年あたりから安保闘争の関係でS&WM36を輸入してそして国産拳銃を金額や盗難防止等の観点から求められたから新中央工業(ミネベア)よりM60ニューナンブが採用されて完全に広まるまでは貸与拳銃が主力拳銃であったわ もっともニューナンブももうほぼ完全退役したうえそれからはM36の縁からか輸入&ライセンス生産のM37JPエアウェイトやM360JPサクラと代替わりしていったわ
サクラについては最初は亀裂が入ってたりしたけどこれも今では問題ない…とはいえだーいぶ不信感は警察内でもあったようね
そもそも握りやすさや反動もエアウェイトの方がいいとすら射撃訓練数が絶対的に少ない制服警官から言われるのもあるわ(この辺りリアルで聞かされた)
話を1911に戻すわ
1972年のあさま山荘事件においても機動隊員が使用するなどたまに歴史の表側にも出てきてるわね
残念ながら盗難されたりもしたけど それでも警察官の拳銃として広く使われたという意味にもなるわ
絶対数が多ければどうしても事件や事故は発生するもの
割合として見れば少ないとしても騒ぎ立てる莫迦が出てくるものよ

如何だったかしら

最初の投稿で色々と不便と色々と不足(とメタ的な目線では作中設定とのすり合わせとか)があったと思うけどある程度はわかってもらえたと思うわ
例えば.45インチこそが最高の相棒だとかもわかってもらえたと思うわ

気さくな挨拶

ではまた気が向いたときに

あれも欲しい!これも欲しい!もっと欲しい!もっともっと欲しい!