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乃木坂46出演舞台・ライブの感想

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メンバーが出演している舞台の感想をnoteに書いたらここに。ライブの感想もこちら。ツイートだけまとめもあります。
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5期生でセラミュやるんだってさー!!

いやー非常に驚いたのである。本日(2月5日・にこにこの日)正午に発表された『乃木坂46“5期生”版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」2024 上演決定』のニュース。まさかここにきて復活するとは。 先に書いておくと、このnoteでいちばん言いたいことは「あーびっくりした」である。だってもう、すごい驚いたのだ。ももクロ夏菜子とキンキの剛くんの結婚発表も驚いたが、それに匹敵するくらい驚いた。ニュースの大きさも質も違うことは重々承知しているが、セラミュ過激派としてはとにかく

夢想したんだ、「ザンビプロジェクト新作・3グループ合同舞台『新参者』」を。

先日、3グループ合同企画『新参者 LIVE at THEATER MILANO-Za』が幕を閉じた。乃木坂46五期生、櫻坂46三期生、日向坂46四期生(以下、まとめて「新期生」と書きます)による各グループ単独公演。千秋楽はすべて生配信も行われた。 もう、「最高」という語彙のみである。 特に、櫻坂46は『3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE』が、日向坂46は『Happy Train Tour 2023』追加公演が『新参者ライブ』に前後して行われていた(観た)。

舞台『桜文』感想、もとい、ただ黙って受け止めるには濃いすぎたゆえの吐き出し

※ネタバレ注意。2幕の話から始めてしまったので、観劇前に読むには不向きな内容です。 ※9/17、9/25の再観劇のつど、いくらか追記しました。 ◆ 3期生メンバー・久保史緒里ちゃん主演舞台『桜文』を観てきた。 遊郭に関する予習は映画『吉原炎上』(1987)を観ておくくらいで、あでやかなキーヴィジュアルの美しさに息を飲みつつ、着座して開演をただ楽しみに待った。 昭和初期の場面から始まるこの物語は、主人公の一人・霧野一郎がすっかり老いた姿で現れる。吉原に辿り着いた彼が記

久保史緒里が紡ぐポエトリーラップの心地良さ

6月27日に幕を閉じた舞台『夜は短し歩けよ乙女』。主演を務めたのは、歌舞伎俳優・中村壱太郎さん、そして我らが乃木坂46・久保史緒里ちゃん。 壱太郎さんが演じた「先輩」のことを語ろうと思えばいくらでも語れると先に断言しておくとして、ここではやはり「黒髪の乙女」を演じた久保史緒里ちゃんののことを取り上げたい。 なにはともあれ彼女が劇中で歌った歌がめちゃくちゃ良かったなと! 今回はそれを言いたい! 大千秋楽から1ヶ月も経ってる? そんなことは知らない! 夜短ウォーカーズは1ヶ

『アンダーライブ2021』とは、つまりこういうことだったんじゃないか

2021年5月26日に開催された『アンダーライブ2021』。いやーめちゃめちゃ良かった。 卒業を発表していた伊藤純奈ちゃん、渡辺みり愛ちゃんが最後のライブ出演ということもあって、感傷的になってしまう部分もあり。当日の個人的なスケジュールとしては、アンダラ→→日向坂46ヒット祈願生配信→→アンダラリピート配信という1日だったので、それはもう心がブインブインに動く夜でした。 しかし、2人の卒業は大きなトピックの一つでこそあったものの、実際行われたライブの内容的にはその比重は大

3期生ライブで示された〈君とここにいる奇跡〉と愛~9th YEAR BIRTHDAY LIVE期別ライブを経て~

書いている現在から見てついさっきである、5月9日に行われた『9th YEAR BIRTHDAY LIVE~3期生ライブ~』。まんまと、しっかりめに泣いてしまったのを白状しておきます。 3期生メンバーだけのライブは実に4年振りということで、かつ、奇しくも同じ5月9日に当時初日を迎えたということで。そういう意味でも今回は非常にメモリアルである(梅の「365日ある中のすごい奇跡だなって思ったの」という発言がもうエモい。Brand new dayすぎるじゃないか)。 他でもないメ

4期生ライブで行われた「私達が乃木坂46である」という宣言~9th YEAR BIRTHDAY LIVE期別ライブを経て~

書いている現在から見てついさっきである、5月8日に行われた『9th YEAR BIRTHDAY LIVE~4期生ライブ~』。結論から言って、もうめっちゃくちゃ良かったですね。16人揃っての単独ライブは約半年前に行われており、メンバー自身「またか」と言われてしまう不安とも戦っていたそうですが、そんな言葉全く出てこない、とても良いライブでした。 というのも、特にセットリストが非常に秀逸。表題曲だけに頼らない今回のセトリは、1から10まで、かなり明確なストーリーテリングが行われて

舞台『フラガール - dance for smile -』に何故こんなにも心を打たれたのか考えた

あまりにも名作である。 2019年に井上小百合ちゃんを主演に上演された本作。2021年になった今年、主演・樋口日奈ちゃんを含む新たなキャストを迎えて再演が行われた。4月3日から幕を開け、つい先日、4月4日(日)昼公演を観劇して参りました。 もう、しょっぱなから感涙してしまった。前回観たときは中盤あたりから後半にかけてを丸々涙しながら観ていたのが、今回は全編のストーリーを知っているもんだから、登場人物が現れるたびにその後の顛末がよぎって涙が出るというバグのような観劇スタイル

1期生ライブ・メンバープロデュース企画が良すぎた

良すぎた。 去る3月28日、3月29日にそれぞれ配信の形で「9th YEAR BIRTHDAY LIVE〜2期生ライブ〜」「(同)〜1期生ライブ〜」が行われた。 2期生ライブは、この日を以てグループ卒業となる堀未央奈ちゃん最後の出演であり、彼女を中心に据えたパフォーマンスや演出も多々、しかしその一方で単に彼女だけが主役ではない、その日の夜放送の『乃木坂工事中』まで含めて、この3月28日がとても「2期生の日」だったなと感じるライブでございました。 そして次の日の1期生ライ

『欅坂46 THE LAST LIVE』感想

10月12日、13日に『欅坂46 THE LAST LIVE』が開催されましたね。 このご時勢、準備から段取りから何からなにまでどう考えても制限だらけ、確定的な情報を出すことすらもおそらく困難だった中で、無事ここまで漕ぎ着けていただきまして。 特に、配信か否かの決定のタイミングや、櫻坂46始動まで活動休止するのかどうかの周知等、よっぽどバタバタしていたことが察せられる場面も。本当に、その苦労は察するに余りある。 出演したメンバーはもちろん、配信を支えたスタッフの方々、調

乃木坂46版 ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』 2019 感想

2019年10月10日~14日、水道橋駅は近くTOKYO DOME CITY HALLで行われた「乃木坂46版 ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』2019」東京公演を観て参りました。 去る2018年、Team MOON、Team STARの2チーム制で行われた当時は、まさかあれを「2018年版」と呼ぶ日が来るとは予想していなかったが、1年後の今年、新たな五戦士による再演が決定!観に行かない選択肢がない!ということで2公演分チケットを確保した次第です。 とりいそぎ、そ

『乃木坂46 真夏の全国ツアー2019』神宮野球場最終日(19/9/1)が最高でした

2019年の夏ツアー、毎年恒例となっている神宮野球場でのライブにして、ツアー最終日、しかも8年間キャプテンを務めた桜井玲香ちゃんが本日のライブ参加を以てグループ卒業! 観ないわけにはいかない!チケットが当たらない!一般も取れない!ということで、ライブビューイングのチケットをどうにか手に入れ、観て参りました。 (サムネは自分で撮ったものじゃなく、日本テレビプロデューサー・毛利さんのツイートから拝借しました) (そのほか、すべての画像はTOKYO POP LINE さんから

舞台『ザンビ』TEAM"RED"/"BLUE"感想

2018年11月16~25日にTOKYO DOME CITY HALLにて上演された舞台「ザンビ」。例に漏れず今回も観てきたので、今回もここに感想なんかを記していきたいと思う。 Team"RED"、Team"BLUE"とセラミュの時と同様主要人物がWキャストで演じられ、2チームに分かれて公演された。当然、どっちも観てきました。BLUEに至っては、ライブビューイングも観に行ったので、都合2回。計3回である。 今回はまずストーリーに触れ、その後メインキャスト計6×2名にフォー

乃木坂46版 ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』Team STAR 感想

前おき※一部ネタバレあり。 2018年6月8日(金)~24日(日)、天王洲銀河劇場にて公演されたセーラームーンミュージカル乃木坂46版 6月公演。セーラー戦士5名がそれぞれTeam MOON、Team StarとしてWキャストで演じられた。 22日の夜、Team STARの公演を観劇した。MOONも観劇したが、全く引けを取らない、素ン晴らしい舞台だったので、早速ここに感想等々を記しておく。 上記の通りMOONを先に観ていたため、MOONキャストと比較する形での感想が多く