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緊縛への不満

自分の不安や心配、恐れを宇宙から俯瞰すればくだらない事。
宇宙の誕生から考えた人類の誕生なんて、
プランクトンにも及ばない小さな出来事。

3丁目の電信柱の傍で案ずる私の今後10年間は、
岩石だらけから人類まで誕生した地球の46億年間や
無から930億光年にまで成長した宇宙の137億年間を比べると、
「ばかじゃん」って言われそうなほど、ちっぽけな事。

よく人は「生まれたのには意味がある」とか、
「人生、意味あるものにしなければ価値がない」と言うけど、
宇宙は、人の誕生に意味や価値を持たせたのだろうか。
銀河や惑星、水や植物の誕生に意味を込めたのだろうか。
宇宙にとって人間の誕生は、そんな大それた出来事なのか。

人間の誕生は、単なる自然的偶然。
宇宙にとっての人間は、人間にとってのプランクトンか。
ならば、宇宙の片隅で慎ましく生きていればいいじゃないか。

研究者にとってはプランクトンの誕生や存在意義は大事だろうよ。
だけど、私はプランクトンの生まれた意味に興味はない。
ただ、プランクトン然とした一生を送ってればそれでいい。
きっと宇宙にとって、人類の存在意義なんてどうでもいい事。
生まれたらいつか死ぬ生命体がそこにあるだけの事。

殺人や盗み、横領、詐欺とか、人を陥れたり迷惑をかけなければ、
自分の楽しみや快楽を追求したって問題ないんじゃないの。
好きなものや欲しいものややりたい事を、
ちっぽけな人間が作った言葉の枠組やくだらないしがらみに阻まれて
言葉にも行動にも出せず、思う事も許されないなんてつまらない。

どうせ宇宙は私達を関知していないのだから、
その生命体として生まれて死ねばいい事。
存在する意味を探してどうする。
人生の意味を追求して何になる。
自分が「楽しい」「幸せだ」と感じる事をして
日々暮らしてればいいじゃない。

何でそれをダメって言うのよ。もう!

最後まで読んでくださってありがとうございます! ありがたく頂戴いたします!