2019-2020開幕

2019-20シーズン開幕戦の観戦イベント座談会

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8月10日(土)に神保町で開催されたアストンビラ戦の観戦イベントでの座談会(トークショー)の内容を公開します。

座談会では次の5つのTopicについて、登壇者が意見を出し合いました。

Topic 1: トビー・アルデルヴァイレルトの移籍騒動
Topic 2: 今シーズンのプレミアリーグで順位を争うのは
Topic 3: クリスチャン・エリクセンの移籍騒動
Topic 4: 右サイドバックのポジション争い
Topic 5: 今シーズンのスタメン展望

登壇者

SJ(@SpursJapan)
にゃい(@r_coys)
ふっくん
Sulla(@Stilicho8)


Topic 1: トビー・アルデルヴァイレルトの移籍騒動

SJ「話の前提として、まず彼の現状を事実に基づいて整理してみようか。」

Sulla「15年夏に4年+1年延長オプションの契約で加入し、昨季そのオプションを行使したためあと契約が1年残っています。ただこの延長オプションを行使したため、今夏移籍金2500万ポンドをスパーズに払いさえすれば、クラブ間交渉なしで移籍が可能になるというバイアウト条項が発動すると言われていました。」

SJ「しかし結局それを使ったクラブはいないようだし、そもそもバイアウト条項は本当に正しかったのかね。」

にゃい「彼の契約に2500万ポンドでのバイアウト条項があるという情報は元々football leaksからきています。スパーズは即座に否定していましたが、正直なところほぼ確実に存在するだろうと言われています。仮に移籍した際に後釜を確保する時間が必要なので、移籍市場が閉まる2週間前まで有効だという見方が大勢を占めています。」

SJ「しかし実際動いたのは報道によるとローマのみ、しかも満額払う気はなく値下げを要求してきた。こちら側としては引く手数多だと思っていただけに少し驚きだったね。ユナイテッドはなぜ動かなかったのかという疑問は残るが、一応まだヨーロッパ全体の移籍市場はあと3週間弱残っている。アーセナルのダビド・ルイス獲得が同時にチェルシーの弱体化を招く一石二鳥の補強だっただけに、ユナイテッドもトビーで同じことができたと思うのだが。」

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