見出し画像

[Champion League Final 2019]観戦イベント参加者アンケートの結果報告

6月1日(土)の深夜。日本のスパーズ・サポーターにとってまさしく「歴史的」なイベントが開催されました。チャンピオンズリーグ・ファイナルの観戦イベントが東京の門前仲町で開催され200人のスパーズ・サポーターが集い、マドリードで欧州王者を懸けて戦ったスパーズを応援しました。

来場いただいたすべてのスパーズ・サポーターにあらためて感謝します。この200人という人数は、日本の海外クラブの観戦イベントとしては史上最多だと自負しています。終電後、深夜から早朝にかけて開催されたイベントということを考慮すれば、この200人の凄さは際立ちます。

さて、今回のコラムでは、当日の来場者にイベント後に任意で回答いただいたアンケートの集計結果やご意見を紹介します。これらの意見は、今後のスパーズジャパンの団体活動に活かしていきます。


では、本題のアンケート結果の報告に入ります。(アンケートの回答者は74人)


■参加者の属性(職業/年齢)

深夜から早朝にかけておよそ7時間にもおよぶ観戦イベントとあって若い学生のサポーターが半数以上を占めました。そこに25歳未満の社会人を含めると75%(およそ150人)になります。近年、若い世代でスパーズ・サポーターが増加していることを示唆しています。

■プレマッチイベントへの感想(自由記述式の回答、有効回答54件)

1時〜3時までの2時間で、トーク・イベントとチャント・イベントを開催しました。
回答の内容から、概ね好評を得ていたことが分かりましたが、特に普段スパーズ・サポーターと会う機会が少ない方が多く、「スパーズ」をテーマにしたトークを楽しめたようです。一方で、「新しいサポーターにも分かるテーマにすべき」「もっと専門的な話しが聞きたい」といった回答もでました。
Twitterのハッシュタグを用いて、登壇者だけでなく、スマートフォンから来場者がお題(テーマ)に回答する試みも好評でしたが、事前にお題(テーマ)を発表しておくことでもっと来場者の意見を掘り下げることができたはずで、次回の改善点になります。

そして、チャント・イベントについては(あの観戦イベントの会場にいた人であれば聞くまでもなく)大好評でした。「大人数での試合前のチャントに心を揺さぶられた」「あの時点で観戦イベントに来て大正解だと感じた」「感動のあまり泣いてしまった」といった回答がありました。


■観戦イベント(試合中)への感想(自由記述式の回答、有効回答68件)

「皆でチャントを歌える貴重な体験ができた」「普段Jのゴール裏にいるがそれに近い雰囲気に驚いた」「知らなかった人とも試合を観戦することで仲良くなれた」「みんなで応援するのは楽しかった」といったポジティブな回答が得られました。さらに「また観戦イベントに来たい」という回答も多数ありました。そして、「試合結果以外は・・・」という回答もやはり多かったです。


■今後の観戦イベントの希望開催場所

新橋(東京都心)だけでなく、横浜や大宮といった首都圏の開催を希望する回答が一定数ありました。今後の開催場所の参考にします。

なお、東京都心の開催では、ビッグカードであれば地方から参加したいとの声も多く、その場合は新幹線の駅(品川、新橋、東京、上野 等)からのアクセスが重要で、今回の門前仲町や新橋での開催は、遠方からでも参加しやすいとの回答がありました。

■スパーズのユニフォームの購入頻度

「日本からクラブをサポートする」という具体的な行動の代表例としてユニフォームの購入があります。ロンドンやイングランド、またはその近隣の国に住むスパーズ・サポーターであれば、スタジアムでの試合観戦が「クラブをサポートする」の具体的な行動になりますが、ノースロンドンと地球半周の距離を隔てた日本に住むサポーターにとっては日常的に現地に観戦に出向くのは難しいですよね。
今回の観戦イベントでは多くの参加者がスパーズのユニフォームを着用し、大きなチャントの合唱をおくっていました。これほどまでに熱心なサポーターが、どの程度の頻度でスパーズのユニフォームを購入しているのかをアンケートで集計した結果、25%(4人に1人)が「毎シーズン1枚以上のユニフォームを購入している」という回答でした。一方で、「毎シーズンは買わないが持っている」と「来シーズンは買いたい」が70%となりました。

スパーズ・ジャパンでは、スパーズの公式オンラインショップでの購入を推奨・手助けし、「日本からクラブをサポートする」を多くのサポーターに実践してもらえるように活動していきます。


■その他のご意見・ご要望(自由記述式の回答、有効回答27件)

(ご意見)ユニフォームをスパーズ・ジャパンで取りまとめて買えないか?

(回答)「購入の手引き」をサイトに掲載して紹介していますが、そこでも説明している通り、一定数以上の衣類を購入すると関税がかかり、さらに日本国内での配送料・手配料がかかるため、結果的に一人あたりの負担がかなり高額になります。
クラブが海外のサポーターのために「送料無料キャンペーン」を実施していますので、そのキャンペーン期間を利用し、サポーター各自が「購入の手引き」を参照して、購入するのが最もリーズナブルな購入方法になります。


(ご意見)スパーズ・グッズがどこで買えるのかなど紹介して欲しい

(回答)ユニフォームの購入と同じく、スパーズ・グッズの購入は「日本からクラブをサポートする」という具体的な行動です。スパーズ・オンラインショップでの購入方法が日本のサポーターに浸透するように、「購入の手引き」だけでなく、もっと情報発信をしていきたい思います。


(ご意見)今回はよかったが開催地は新幹線からのアクセスがいいとうれしい

(回答)観戦イベントが開催しやすいアーリーキックオフ(日本時間で20時〜21時台に試合開始)はシーズン中に10試合程度しかありません。さらにそれがビッグカードとなれば、今回同様に多くのサポーターが参加することが予想されます。その場合は、地方からの参加者のアクセスも考慮した会場の選定をしたいと思います。


(ご意見)いつか運営にも携わってみたいと感じた

(回答)ぜひ、📩 info@spurs.sc までご連絡ください。スパーズ・ジャパンでは以下の募集要項でスタッフを募集しています。

1.観戦イベント運営スタッフ

 条件:「都内」「横浜市」「大宮市」またはその近隣に在住の方なら尚可

2.記事翻訳スタッフ

 条件:英語から日本語への翻訳ができる方

3.ウェブ運営スタッフ

 条件:ノートPCを日頃から持ち歩き、日本語の校正ができる方

4.Twitterの中の人

 条件:すぐに炎上しない方

以上

今回は、新シーズンよりサポーターズクラブの活動報告として一部会員限定で配信を予定しているコラムになります。
このコラムが気に入ってくれたら「スキ」を押してくださると、今後のライターの励みになります。
コメント欄に読者のご意見やどのような記事を読解してほしいかのご希望を書き込んでくだされば今後の参考にします。
日々のスパーズ関連ニュースは、スパーズ・ジャパンのサイト(https://spurs.sc/)でお楽しみください。