新型コロナに振り回された異例の1年~生命を考えさせられた

 いよいよ大晦日。異例の1年が終わろうとしている。今年は、なんといっても新型コロナ。世界中に感染、多くの悲しみをもたらした。個人的には、多発性骨髄腫の治療だが、常に新型コロナを意識しながらの治療になっている。岡江久美子さんの急死はショックだった。

 熊本の大水害にも心が痛んだ。線状降水帯が毎年発生し、局地的な大水害が発生する。今年も九州で多くの水害死が発生した。自然の猛威は防ぎようがないのか。環境破壊が進んでいるのか・・・。

 いずれも、昨年の暮れには想像もできなかったことだった。とりわけ、新型コロナは、世界的な課題として来年も対応が求められる。自分自身も罹患しないように、細心の注意が必要だ。だが、有効なワクチンが供給されるまでは、決定的な対策はないのが実情。マスクの着用、手洗い消毒の励行の生活に変わりわない。

 がん治療をはじめてから、生命について考えさせられた年だった。また、今年ほど人に会わなかった年はない。県外にも出ていないことを考えると、行動範囲も相当に狭い1年だった。なにもかもが異例の1年。

 卒業式や入学式の縮小、大学もリモート授業。同級生に会えない実情。さmさまなイベントの中止や縮小。これまで、普通に行えていたことが、普通に行えないことの苦しさ。いろんな辛抱をしなければならず、ストレスが社会に積み重なっているのではなかろうか。

 とはいえ、今年も大晦日に家族で卓を囲める喜びに感謝したい。もう明日から新たな1年になる。少しずつ課題が解決され、明るさの見える1年になることを祈っている。

貴重なあなたの時間を、私のつたない記事を読んでいただく時間に費やしていただきありがとうございます。これからも、地道に書き込んでいこうと思いますので、よろしくお願いします。