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2023/01/16

Netflixでハリーポッター全作が見られるので、それを流しながら仕事。ヴォルデモート卿が復活したシーンが「ちょっと血を得ただけでこの力かよ!!おい!おい!!決闘をするぞ!!はよ杖取れ!!!お辞儀をするんやで!!お辞儀やぞ!!早く!!おい早く!!よっしゃやんぞ!!!」ぐらいのテンションで、記憶の中の3倍はバイブス高くて笑ってしまった。でもああいう勢いって生きていくうえで大切だよね。

やっぱりこういうファンタジーものってロード・オブ・ザ・リングもそうだけど、見ていて「本当にありそうな気がする」と思わせるリアリティが大切だと思う。ドキュメンタリーでもファンタジーでもSFでも、設定を練るだけではなくその世界の「当たり前」を自然に見せたり、僕たちの住む現実との接点を持たせてみたりとプロの作り出すリアリティには毎回舌を巻く。SF小説で言えばジェイムズ・P・ホーガンの「星を継ぐもの」なんかは重厚なストーリーと圧倒的演出で心を引かれ続けるし、これもまたSFだがクリストファー・ノーラン監督の「インターステラー」はSF知識が無くても重厚なハードSFを楽しめるという非常に優れた映画作品だ。説得力は作品への「参加性」を生むし、参加性は高ければ高いほど作品に没入させてくれて感情を震わせてくれる。大きな感動を生む作品は必ずと言ってもいいほど参加性が強く、説得力がある。
映画の「レオン」なんて殺し屋が少女と過ごす話で、やっていることはわりと荒唐無稽だけど、タンクトップ姿で過ごす姿を見せたり宿を転々とする様で生活感を生み主人公は牛乳が好きという演出で親近感を持たせている。すごく上手い手法だと思う。殺し屋という思考が常識人と最も離れているであろうキャラクターであそこまで親近感を持たせることが出来るのは本当に見事な技だ。

無事に先程仕事が終わったので、打ち合わせをしたあと、配信の準備。今週はとても忙しいことになりそうだ。グェェ。

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