駅伝と働く①駅伝とは

年始に大好きな駅伝を見まくった後、なんとも言えぬ駅伝観戦中の感情・興奮を言葉にしようと、鴨川ウォーキング中に考えを巡らせておりました。(鴨川ウォーキング中に頭の中で生み出される言葉が一番フレッシュで最適なのですが、忘れてしまったことが悲しい)

そもそも走るだけのスポーツの何がいいんだ?と聞かれますが、私は走るだけのスポーツとは捉えていません。実に奥深いスポーツであり、その魅力は社会においても似たような構造を見て取れると思います。そこで、①駅伝とは②駅伝の魅力②社会との接続の3つに分けて話してみようと思います。

今回は①駅伝とはについてお話します。

①駅伝とは(男子の大学駅伝をメインに)

駅伝は長い距離(数キロ~20キロ程度)を16~18秒程度/100mで走り続け、襷をつなぎ、チームごとにタイムで勝敗をつけます(短距離でいうリレーのようなもの)。出雲・全日本・箱根の3つが学生3大駅伝と呼ばれまていす。出雲・全日本は地区予選や各地域の連盟の推薦で選ばれた大学が、全国から参加しますが、箱根は関東の大学に限られます。

出雲はコースの全長が短く、それに伴い、一人ひとりが走る距離も比較的短いので、スタミナより、スピードが重視されがちです(長距離の要素はスタミナ×スピードで成り立っていると考えます…詳しくはまた…笑)。一方で箱根は全区間20キロ前後あり、また走る人数も10人と多く、スタミナが重要となってきます。全日本はその中間といったところでしょうか。

駅伝のメインシーズンは秋~冬です。春~夏はトラック(競技場)でのレースがメインです。つまり、今季はほぼほぼ駅伝は終わってしまったのですが、マラソンが始まっていくので、これを機に駅伝を見てみようかな、という方はマラソンをチェックしてみてください!

駅伝のベースはこんなものでしょうか。意外と速いスピードで走っているので、実際に生観戦するとあっという間に通り過ぎてしまいます。それでもその数秒のために何時間も待てるのですから、駅伝の魅力って恐ろしいですね!

次の投稿ではそんな②駅伝の魅力について語ります!


PS.ランナーのその後

大学を卒業した選手は、競技を続ける場合、実業団に行くことが多いです。(マラソン日本記録保持者の大迫傑選手は実業団に行きましたが、すぐ退社し、プロの道を選んだという例など、最近はプロへの広がりもやや出てきました)。実業団に進まれた選手はトラックやマラソンなどでの日本代表等を目指し、頑張っておられますが、1月1日のニューイヤー駅伝や、先日の全国都道府県対抗駅伝で、駅伝での走りを見ることもできます(ニューイヤーも都道府県も選りすぐりの選手ばかりなので、私は箱根オールスターと呼んでいます…中継所から走り出していく選手の名前を顔だけでほぼ全員言えたりもする…笑)。しかし、実業団もなかなか厳しい環境で、この前少し話題となりましたが、日清食品のように強かったチームでも、廃部になることも少なくありません。


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