優れた人

世の中の多くの人は思っている。

首相や指導者にふさわしい、

そんな優れた人がいる。と。

事実は、上記がうそだと明白に示している。

トランプさん、安倍さんを見本として、

首相にふさわしい人はいない。

あのマクロンさんも苦労している。

どの国も、指導者はたいへん。


つまり、ひとりの指導者やグループで、

事態がどうにかできる時代は、終わってしまった。

世界を取り巻く問題は複雑・錯綜していて、簡単な解決策などない。

中央集権の欠陥が、今後も次から次へと頻繁に起こるだろう。

官僚制度の欠陥も同時に。

世界共通のルールをつくり、

運営は、できるだけ分散が望ましい。

権力は分散化する方が安全。

エネルギーシステムも分散化がいい。


例えば、教育システムを見ても、

中央集権で教育を運営しているのは、日本や中国や北朝鮮くらい。

先進国は、地方自治体が運営している。

そうしないと、時代と環境に合わせた運営ができない。

何をどのように指導するのかは、各学校が決めればいい。

学校間で、相互批判しあう仕組みがあればいい。

学校の自主性がないと、生徒に自主性が教えられない。

当たり前。


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