フリーセックス

近年、栄養や情報の発達で、
人の性的成熟が早くなっている。

100年前まで、女子が思春期を迎えるのは16歳前後。
男子の思春期も大体同じ。
最近、女子は13歳、男子も同程度に早くなっている。

性交同意年齢、日本では13歳となっている。
13歳になれば、性について主体的に判断できるという。
これは明らかに早すぎる。

13歳で性についての主体性が確立できるか、どうか。
私は、できないと思う。

性の問題は深い。
より年長にならないと責任がとれない。
成人でも対応できない人がいっぱい。

性は、性欲という本能がもとになっている。
性欲は食欲と同程度に強い生命力。

それがもたらす快感は特別にすばらしい。
一生を性に捧げる人も多い。

性欲を抑制するのは、人にとってとても難しいテーマ。
多くの人は失敗する。

男の場合は、マスターベーションが初歩的スキル。
スポーツや競争などにエネルギーを向けるのも有効。
しかし、思春期という無知な時期には、普通うまくいかない。

女子の場合も、自慰が役に立つ。
自慰に習熟すれば、性欲のコントロールが可能になる。

マスターベーションや自慰は、自然と身に付くものだが、
中には、知らないで成人する人もいる。

ある日突然、異性から快感の洗礼を受け、とまどう。

性についての道徳や規範は、
人の本性に関係なく、社会から強制されたもの。

同性愛は全て犯罪とみなす国が約70以上。
婚姻関係にない者との性行為は年齢に関係なく違法という国も多い。

今のところ、恋愛や性交渉の原則自由を認めている国はない。
父親が誰か、不明では困るのが今の社会。

財産を誰に相続するのか、それが大問題。

性の常識は20世紀に大きく変化。
それまでは倒錯や障害や病気と云われていた。
性同一性障害、ホモ、レズ、マゾ、サド、異常性欲。
その大多数は、正常の範囲に入る。
幼児愛好や幼児虐待は除くが。

子どもたちは大人の道徳や規範の中で育つ。
女子の快感は認めないという規範の国も多い。
性は男だけの特権となっている。

女子が快感を自分のものにすると、
性奴隷にするのが難しくなるからだろう。

自由恋愛、フリーセックスが理想だが、
自立して賢明な判断ができる大人が多数にならないと、
フリーセックスは成り立たない。

性にとらわれ、性で服従する性奴隷がいては、
フリーセックスはうまくいかない。

フリーセックス実現の条件。
一つ、避妊が簡単にできること。
  ピルなどの避妊薬が役立つ。
一つ、生殖と性行為を切り離す倫理の確立。
  性の快感は、誰でもアクセス可能。

  しかし、風俗など性売春は禁止しなくてはいけない。
  性を売り物にしたのでは、フリーセックスが成り立たない。

  セックスは対等な関係。
  女子にとって、生殖は性行為とは別の価値。
  生殖は、体外受精をもっと容易く簡便に。

一つ、自慰やマスターベーションスキルの性教育。
  性欲を抑える能力。
一つ、財産の相続制度をやめる。
一つ、結婚制度も止める。

フリーセックス実現には、
人がもっと賢くなることが前提だろう。
23世紀になれば、実現するかもしれない。

思いつくままに書いた。
このテーマは、おもしろい。

LGBT法案も可決され、これからますますセックスフリーが進むだろう。

22世紀になれば、結婚制度もなくなるというのが、私の予想。

ますます、住みやすい世の中になると思う。

差別や格差については、これから、世界的に取り組みが進むだろう。

まさに、グローバル化。

そして、地球人類社会の一体化が実現していく。

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