校門で全校生徒に挨拶

ボランティア歴の最後は、中学への支援。

きっかけは、教頭と知り合ったこと。
その頃の中学は荒れていた。
うわさが耳に入ってくる。

私は、出身中学同窓会の世話を27歳からやっている。
中学と交流があった。
教頭と知り合う。
「できることなら何でもやります」と伝えてあった。

そして、教頭から依頼。
授業妨害する生徒が数名いるので、
(実際、数名以上だった)
日中の時間、塾で預かってくれないか?と。

午後の時間が空いていたので、
私の塾で見守ることにした。
3名の生徒が何度かやってきた。

数日後、この3名が、
近くのスーパーでタバコを吸っているところを
警察に補導された。

中学生が授業のある時間帯で、タバコを吸っている。
質問すると、
塾に行く途中と言う。
なぜ、学校でなく、塾に行くのか。
普通の人なら、怪しむだろう。

20年前のことなので、
学校以外で不登校生徒相手の塾は稀だった。
3名は不登校ではない。授業妨害。

堂々とタバコを吸うのは、もっと悪いが。

ということで、
日中に預かるのはダメになった。

学校が荒れているという。
どの程度か、自分の目で調べようと思った。

そのためには、生徒を知る必要がある。
私にできることは、毎朝、校門で挨拶するぐらいか。

それから、雨降り以外の毎朝、
7時50分から8時40分、学校に行く。
この習慣は、3年半続く。

つづく

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