1.ごあいさつ

はじめまして。すなめりです。
今回初めての大型大会に参加したため、振り返りの意味を込めて対戦レポートを記事に起こします。全文無料でご覧いただけますので是非ご覧ください。なお、環境考察、レシピの詳細な解説は割愛しております。

2.レシピと対戦結果の概要

大会で持ち込んだレシピと対戦結果の概要は以下の通りです。記憶を頼りに結果を記入しているので、取得したサイドの枚数はあやふやな場合がございます。また、本記事ではレシラム&リザードンGXを「レシリザ」、アルセウス&ディアルガ&パルキアGXを「三神」など、プレイヤーの間で一般的に呼称されている表現で記述する場合があります。併せてご了承ください。

レシピはこちらになります。

以下対戦レポートになります。

1回戦 不戦勝

初の大型大会でバチバチに意気込んでいたところいきなりの不戦勝です。行き場をなくした緊張感からめちゃめちゃトイレに行きました。トイレの道中対戦卓を覗くとブラックパーフェクションがやたら多かった記憶があります。

2回戦 三神ザシアン ○6-3

じゃんけんに負け後攻。私の初手はワタシラガV、デデンネGX、巨大なカマド、ボスの指令、リセットスタンプ、基本炎エネルギー。ハンドが弱いことを気取られないよう迷わずワタシラガVスタート。対戦開始の合図とともに見えた相手のバトルポケモンは三神。
1ターン目、相手は三神にオーロラエネルギーと大きなお守りをつけ、ザシアンVをベンチに出しふとうの剣でエンド。こちらはトップで引いた風船をワタシラガVにつけ巨大なカマドを貼り、デデチェンジしますが、ハンドにはヒードランGX、オドリドリGX、クロバットV、ヒート炎エネルギー、プレシャスボール、基本炎エネルギー。プレシャスボールは次のデデンネGXに使うため温存、巨大なカマドで炎エネルギーを持ってくると次のターンのデデチェンジで巻き込んでしまうことからあえて使わずヒードランGXにヒート炎エネルギーを貼り番を終えます。
2ターン目、相手はデデンネGX、博士の研究を順当に使い、ベンチのザシアンVに大きなお守り、バトル場の三神に鋼エネルギーを貼りオルタージェネシスGXを宣言。返すこちらのターン、トップは炎エネルギー。プレシャスボールからデデンネGXをハンドに加えデデチェンジ、溶接工+爆熱スタンプで三神にダメージを与えボスの指令を使われないお祈りを狙うも、ハンドにはヒート炎エネルギーとボスの指令、ボルケニオンくらい。ボスの指令でお守り付きのザシアンVを呼び、ヒート炎エネルギーをヒードランGXに貼りエンド。
3ターン目、三神に鋼エネルギーをつけ、ボスの指令で風船付きワタシラガVを呼び、デデチェンジ。入れ替えはなし。クイックボールからクロバットVを呼びナイトアセット。入れ替えはなし。アルティメットレイを打たれない奇跡が起き私の番、トップはレシリザ。ワタシラガVは風船ついているので逃げ、ヒードランGXに手貼りし爆熱スタンプでサイドを先行します。
4ターン目、相手は私のベンチを呼べず、ヒードランにアルティメットレイを打ちザシアンVとクチートGXにエネを加速。こちらはサイドから拾った溶接工でレシリザに加速、アルティメットレイでサイドを取られないようヒードランのエネルギーを切って逃げダブルブレイズGX。
5ターン目、相手にボスの指令でベンチのワタシラガVを呼ばれアルティメットレイ。このターン必ずハンド干渉したいところですが、私の山札19枚にリセットスタンプが1枚。ハンドにはオドリドリGXのみ。相手のトラッシュを見ると3枚のボスの指令と1枚のグレートキャッチャー、ワタシラガVが落ちている一方、入れ替え札は0枚。4枚目のボスの指令をケアしてオドリドリの3枚でリセットスタンプを引くお祈りをするか、穴抜けの紐をケアするか迷った挙句後者を選択しミュウをベンチに置きレシリザ手貼りフレアストライクで三神を倒します。
6ターン目、穴抜けの紐を使われます。こちらはミュウを、相手はクチートGXをバトル場に出し攻撃されずにエンド。ポケモン入れ替えでレシリザをバトル場に、クチートGXを倒し何とか勝利できました。
対戦後話を伺うと4枚目のボスの指令が山にあったそう。めちゃめちゃ奇跡起きました。勝てたからよかったですが、1ターン目プレシャスボールでレシリザを持ってきてレシリザに手貼り、ヒードランGXをベンチに置きクロバットVのナイトアセットをしても良かったのかもしれません。ナイトアセットで何も引けず相手のクチートGXでオドリドリGXを引っ張り出されベンチが埋まることを危惧してのプレイでしたが、三神に大きなお守りがついていることから追加効果ありダブルブレイズGXでも倒せないことを加味すると思い切って突っ走るべきだったかもしれません。

3戦目 三神ザシアン ×5-6

じゃんけん負け後攻。こちらはレシリザスタート、相手はザシアンVスタート。
1ターン目、相手は三神に手貼り、デデチェンジを使った後、ザシアンVをベンチに下げてデデンネGXバトル場でエンド。こちらはプレシャスボールからデデンネGXをハンドに加えます。このとき溶接工が3枚サイドに落ちていることを確認したため、ボルケニオンのフレアスターターから展開するプランを選択。巨大なカマドを貼り、デデチェンジでボスの指令とリセットスタンプを1枚ずつ切りながら6枚ドロー。ボルケニオンとポケモン入れ替えを引けたのでフレアスターターでレシリザにエネルギーを3枚つけてエンド。
2ターン目、三神バトル場、エネ手貼り、大きなお守り、混沌のうねりオルタージェネシスGX。このターンサイドを取れないと負けなのでボスの指令でベンチのザシアンVを呼びボルケニオンに手貼り、高熱爆破でサイド先行。
3ターン目、相手はエネルギーを引けずマリィと穴抜けの紐を使い三神前でターンを返します。一方、私も何も引けずレシリザに溶接工1エネ貼りで三神にフレアストライクを当ててエンドします。
4ターン目、相手は博士の研究からの三神にエネ手貼り、アルティメットレイでレシリザに180点乗せながらベンチのミュウミュウにエネルギーを加速しました。私のターン、手札にエネルギーなく逆鱗で三神を倒します。
6ターン目、無傷のミュウミュウにレシリザを取られサイド5-4。私の場はデデンネGX×3、ワタシラガV、ボルケニオン、盤面のエネルギーは2枚。手札には普通の釣り竿、溶接工、オドリドリGX、ヒードランGX、ワタシラガV、クロバットVと何でもありますが、ベンチのザシアンVを倒すには入れ替え、エネルギー、ボスの指令どれかが足りない状況。山には大きなお守りがあったため、オドリドリGXの手向けの舞→基本炎エネルギーを引き溶接工でワタシラガに加速、1エネどこかに手貼り→HP170以上のポケモンに大きなお守りをつけて舞い上がるでワタシラガ山に戻り大きなお守りつけたポケモンを壁→次ターンワタシラガVをベンチに出しトラッシュのボスの指令回収+手貼り高熱爆破でザシアンVを取るプランを選択し、オドリドリの手向けの舞を使いますが、引いたのはヒート炎エネルギー3枚。相手の勘違い期待でワタシラガVをバトル場に出しヒート炎エネルギー手貼りで番を終えますが、冷静にヒート炎エネルギーのテキストを確認されミュウミュウでアルティメットレイを打たれて負けました。
手向けの舞を使った瞬間、普通の釣り竿でトラッシュのエネルギーを2枚戻すべきだったことに気づきましたが時すでに遅しでした。

4戦目 カメックスVmax ×0-6

対戦相手の方がカメックスのスリーブ、カメックスのプレイマットを持って登場、めちゃくちゃカメックスVmaxな予感。じゃんけんに勝ったのでカメックスVmax読み先攻を取りたいところでしたが、こらえて後攻を選択。対戦スタートし相手のバトル場にはカメックスV、こちらはボルケニオン。最悪です。
1ターン目、相手ユキハミ、カメックスV2体目を置きエンド。こちらはフレアスターターからレシリザに加速、相手の事故を祈りエンド。
2ターン目、相手クラハン表でレシリザのエネ1枚トラッシュ、カメックス進化手貼り、デデンネGXバトル場でエンド。こちらは溶接工でレシリザに2エネ加速、ボルケニオンに手貼り高熱爆破でデデンネGXに110点乗せてエンド。
3ターン目、モスノウ進化、氷雪の舞でカメックスVmaxに2エネ加速、ボスの指令でレシリザを呼びキョダイボンバードでレシリザ気絶。ここからキョダイボンバード打たれるだけのゲームになり何もできず負けました。

5戦目 連撃ウーラオス ○6-3

2-2でもう後がない5戦目。じゃんけん負け後攻。対戦スタートし相手のバトル場には連撃メッソン、こちらはボルケニオン。
1ターン目、キャプチャーエネルギーをメッソンに貼り連撃ウーラオスVを展開してエンド。こちらはボルケニオンのフレアスターターでレシリザにエネ加速しエンド。
2ターン目、相手の展開は芳しくなかったようで、連撃ウーラオスに手貼り、メッソンのどんどん呼ぶでテッポウオ、メッソン×2を展開しエンド。こちらはボルケニオンに手貼りしミュウをベンチに置いたうえで高熱爆破でメッソンを倒しサイドを先行できました。
3ターン目、メッソンをジメレオンに、テッポウオをオクタンに進化し盤面を整えながら疾風突きでボルケニオンを倒されます。返しのターン、相手の場にオクタンが見えたことからシャドーボックスのミミッキュがいないこと、また仮にいたとしてもクイックシューターをレシリザやミュウ以外に使ってくれるならサイドレース的に実質1ターンもらえることと同義だと判断し、オドリドリGXを置きます。2体目のレシリザに手貼りし、ボスの指令を使い、相手の連撃ウーラオスVを倒します。両方のレシリザにヒート炎エネルギーと大きなお守りがつく最高の盤面を作れました。
4ターン目、疾風突きで前のレシリザに150点乗りエンド。こちらはバトル場のレシリザに6枚目のエネルギーをつけ追加効果ありダブルブレイスGXを連撃ウーラオスVmaxに当て、ミュウのサイコパワーで倒せる状況を作ります。
5ターン目、ボスの指令でミュウを呼ばれ、無傷の連撃ウーラオスVmaxでミュウを倒されますが、マリィやリセットスタンプを使われなかったため、ハンドにあったボスの指令で300点乗った連撃ウーラオスVmaxを呼びだしフレアストライクで倒して勝利。たくさん練習した連撃ウーラオス対面で練習通りのプランを取れとてもほっとした記憶があります。

6戦目 ビクティニVmax ○6-3

じゃんけん負け後攻。めちゃめちゃじゃんけん負けてますが、後攻前提の山だとストレス少なくていいですね。マリガンでリザードンGXが見えたのでレッドパーフェクションを想定。対戦スタートし、相手バトル場デデンネ？、こちらヒードランGX。
1ターン目、相手クイックボールでビクティニをサーチし手貼りしてエンド。こちらはレシリザをベンチに置きレシリザに溶接工手貼りできるも入れ替え引けずにエンド。
2ターン目、ビクティニVmaxに進化し溶接工、ヒードランGXをバトル場に出し爆熱スタンプでヒードランGXが殴られます。返しにデデチェンジで入れ替えを引けたのでレシリザのフレアストライクでヒードランGXを倒します。ヒードランGXを倒したことで、ビクティニVmaxの広がる炎からヒードランGXのヒートボンバーGXにつながる恐れがなくなり勝ちを確信。
3ターン目以降、相手はレシリザを育てますが、こちらのレシリザにヒート炎エネルギーが2枚つき一撃で倒されない盤面が作れたのでそのまま順当に殴り合って勝ちました。

7戦目 連撃ウーラオス ○6-3

今大会対戦した中で一番素晴らしいデッキとの対戦です。じゃんけん負けで後攻。マリガンでストーン闘エネルギー、回収ネット、モミ、裏工作のインテレオン、ダンデが見え連撃ウーラオスであることが分かりました。対連撃ウーラオスでは疾風突き2回をレシリザが耐え殴り合うことが基本プランなのですが、ダンデやモミによって基本プランがとりにくそうだったため、ヒードランGXのGX技で連撃ウーラオスを一撃で倒すプランを意識し、対戦スタート。相手のバトル場は連撃ウーラオス、こちらはボルケニオン。
1ターン目、メッソン2体、連撃ウーラオスV1体を展開し基本闘を手貼りしてエンド。こちらは初手にあったミュウとレシリザをベンチに置きフレアスターターでレシリザに加速。
2ターン目、穴抜けの紐とマリィを使われレシリザを前に出し、相手の疾風突きを受けます。マリィ後のハンドが溶接工、エネルギー、グレートポーション。グレートポーションを使いつつ2体目のレシリザを溶接工で育成し、ボルケニオンでもウーラオスVmaxを倒せるようフレアストライクを使い230点を与えます。
その後の記憶があやふやなのですが、ボルケニオンでジメレオンを倒したり、ウーラオスVをフレアストライクで倒した後、相手がサイドレースに間に合わなくなったことや時間切れ間近だったことを加味し投了してくださいました。
対戦後いくつかプレミがあったと仰っていましたが自分にはあんまりわからなかったです。裏工作のインテレオンのほうを多めに入れていたり、ダンデやモミなど非常にテクニカルなカードを採用していてかつ、パワーが落ちていないデッキで対戦していてめちゃくちゃテンション上がりました。

8戦目 三神カジリガメVmax ×0-6

対戦開始時間を迎えても対戦相手の方が現れず、不戦勝か～なんて思っていたころ対戦相手が現れました。ルリナのスリーブで嫌な予感がします。
今回もじゃんけん負け後攻。対戦スタートし相手は三神、こちらはレシリザ。
1ターン目カジリガメVが2体ベンチに現れ、デデチェンジから三神に水エネ手貼りと大きなお守りでエンド。鋼ポケモンが入っている様子がなく三神のアルティメットレイでエネ加速する構築に見えたことから、ダブルブレイズGXを打てれば勝ちまでありそう。プレシャスボールからデデンネGXをサーチする際溶接工は山に4枚あることを確認。初手にあった巨大なカマドを貼って気合のデデチェンジ。ハンドは基本炎エネルギー、ボルケニオン、ポケモン入れ替え、オドリドリGX。溶接工が打てないのでボルケニオンのフレアスターターからレシリザにエネを加速しエンド。
2ターン目、相手はクラッシュハンマー表でレシリザのエネをトラッシュ、デデチェンジからカジリガメVmaxを引いて進化、グズマハラでクイックボールと水エネをコストに、うねり、お守り？、オーロラエネルギーをサーチしそのままオルタージェネシスGXを宣言。こちらはデデチェンジから溶接工を引きレシリザにエネルギーを加速、レシリザのフレアストライクで三神に230点を載せます。
3ターン目、相手はマリィからエネルギー、グレートキャッチャーを引きこちらのデデンネGXを引っ張り出してアルティメットレイ。育っていないカジリガメVを縛りながらミュウのサイコパワーで三神を倒そうとするも、入れ替えを引かれてキョダイズツキで負け。
対戦後、クラッシュハンマー4投、カジリガメVmaxをサーチするカードの不採用などめちゃめちゃとがった構築にされている話を聞いておったまげました。

3.反省

レッドパーフェクション強いけどウーラオスに無人やらシャドーボックスミミッキュやら採用されて結局勝てないんじゃない？

なーんて考え、ビクティニにも連撃ウーラオスにもその他Vmaxにも強く戦えるレシリザを選択し3カ月詰めてきました。ただふたを開けるとCL優勝は自分が"無いな"と判断したレッドパーフェクションで、なおかつメタのメタまで意識されており、デッキパワーも維持されていました。
環境シェアTopに強く出られるレシピにはできたけど、盾を取れるレシピにはできていなかったのが今回の反省です。盾を取れるレシピとは"王道を進みながら邪道に屈さないレシピ"だと学びを得ました。この反省と学びが今回筆を執り無料で公開している理由です(もちろん結果が奮わなかったこともあります)。
次回記事を書くときはさらに読者の皆さんにとって有益な情報を提供できるプレイヤーになっていることを誓うとともに、本記事のまとめとさせていただきます。ご拝読いただきましてありがとうございました。